天皇賞・春回顧

マイドです。明日から皆さん仕事or学校ですね～。かくなるワタシも明日、中国に戻りますorz。なんだかんだ言って日本での生活はやはり快適で、楽しくて…まぁ、どんだけ地団駄踏んでも帰らないという選択肢はありませんので、腹は括ってますがね。そんなGW最後の夜に天皇賞の回顧です。

天皇賞・春
Lap:13.3-12.1-11.4-12.2-12.1-12.2-11.8-12.8-12.6-12.5-12.7-12.3-11.8-11.3-11.5-12.5=3:15.1
(前:36.8-49.0-61.1/中:74.6/後:59.4-47.1-35.3)

ホクトスルタンがすんなりとハナ。ついで両トウカイ・メイン・アサクサが続く流れ…大逃げにはならずに道中は13秒台が一つもない上に、２周目の下りでペースが一気に上がっていく京都らしい流れで前を行く馬にはかなり厳しいペースになったと思います。


△2アドマイヤジュピタ（１着）11-11-10-05　外
痛恨の出遅れも結果的にはLapの影響を受けにくい前半の入りになった事、たまたまサムソンを前に見る位置で競馬が出来た事（プラスそれなりに瞬発力も必要される流れになった）につながり、それが好走した要因ではあるが、この距離と流れで差しきれた事はスタミナに加え、底力面でもクラス上位の物を見せ付けたのも事実。決して結果オーライという訳ではないだろう。名実共に今年のＧ１戦線の主役に躍り出た。春は全休のようだが、宝塚記念での走りは是非見てみたかった…

▲メイショウサムソン（２着）09-09-06-03　中
中団から勝負所でアサクサを追いかけるように進出開始。一旦は勝ち馬に完全に前に出られたが、差し返す所を見せ、大いに場内を沸かせた。３～４角での脚は、これまでのサムソンを思い出させる物だったし、状態面では完全に戻っていたといっていい。勝ち馬との差は位置取りと直線に入り一気に瞬発力で先に出られてしまったことだろうが、自身も全くロスの無い競馬は出来ており、今日の結果は仕方ない所。

◎アサクサキングス（３着）03-04-02-02　内
前を積極的に追走する王道競馬…菊花賞同様に坂の下りで積極的に上がっていったが、後からマークされていた２頭に交わされてしまった。上がりに瞬発力を必要とする流れになった事は向いたのは事実だが、前半から緩まない流れをまともに受けての結果は、決して悲観する内容ではなく、むしろ負けて強かったといって良いだろう。ただ今後も目標にされる競馬は続くだろうし、サムソン級の底力を持った馬に太刀打ちしていけるかどうかが課題といえば課題か…

…ホクトスルタン（４着）01-01-01-01　最内
ハナは予想通りだが、道中はほぼ緩めない真っ向勝負。それでいてのこの結果は自身のステイヤーの資質は存分に見せつけた形になった。あと１年かけて更に磨きをかければ来年の戴冠も決して夢物語ではない。

…アドマイヤフジ（５着）07-08-09-10　外
中団からのレースも勝負所でサムソンが先に上がって行き、位置取りを悪くしてしまった感じ。京都の坂が苦手というのがこの辺りの事を言うのか？直線は良く伸びているので少し残念…だが、差しきれるまではなかっただけに、力としてはこの位という事か。

△1アドマイヤモナーク（６着）13-13-12-11　大外
最後方から直線だけの勝負にかけたが…ペース的にも問題なかっただろうし、これで前を捕まえられなかったのは、前を褒めるしかない。自身の競馬は出来たという判断。

○トウカイトリック（７着）03-03-02-03　内
出遅れなく先団追走も、直線を待たずに勝ち目が無くなってしまった。この流れで上位３頭までに後塵を拝すのは分かるが、ここまで負けてしまうのは正直良く分からない。目黒記念で再度。

×1ドリームパスポート（９着）09-09-10-08　最内
輸送熱？そうですか。パドックではそうおかしな所は無かったのだが…度外視するにしても、次走以降の取り扱いは…

×2ポップロック（12着）07-07-04-07　中
３～４角ですでに手応え無し。底力面での裏付けが乏しいのは分かっていたが、それにしても負けすぎ。

実馬券は、勝ち馬をガッツリ切ってかなり絞ったので、大ハズレだったんですが、レース的にはかなり見ごたえのレースで内容についてはかなり満足しています。宝塚記念も２－３着馬が上位になるのは言うまでもありませんが、底力と瞬発力のウエイトバランスによっては入れ替わりも十分に考えられます。