重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

遅れを取り戻せ!~3/8&9重賞回顧~

今日は3/8・3/9に行われた重賞の回顧を簡単に…

まずは桜花賞トライアルのチューリップ賞からいきましょ~!

チューリップ賞
Lap:12.6-11.2-12.3-12.6-12.6-12.0-10.7-11.8=1:35.8
(前:36.1-48.7/後:47.1-34.5)


スタート後しばらくは雁行状態だったがエアパスカルが主導権を握り、ほとんど直線だけの単純な瞬発力勝負の競馬となりました。勝ったのはそのエアパスカル(03-01-01 最内)とは言え、紅梅S同様に前半の緩ペースに恵まれた感たっぷりの勝利で、当然、本番では多くを望めそうも無い。2着の2歳チャンプ・トールポピー(06-06-05 外)に関してはこれまで見せなかった瞬発力勝負への対応が出来た事は本番に繋がるだろうし、休み明けとしては上々の結果。しかし最も強い競馬を見せたのはやはり3着馬、オディール(13-13-11 大外)だろう。阪神JFでも超の付く消耗戦を勝ちに行っての小差4着だったが、ここは出遅れての瞬発力勝負といういわば対極の条件だったにも拘らず、タイム差無しの3着とまさに負けて強しを2戦連続で見せ付けた。あと少し面白いかなと思われるのが、5着のヤマカツオーキッド(08-04-03 中)出遅れながらも強気な競馬でのこの結果は、もう一度狙っても面白そうな感じは受けた。その他に関してはコメントする必要は無いでしょう。はっきり言って。




弥生賞
Lap:12.2-11.5-12.4-12.8-12.9-12.5-12.3-11.7-11.3-12.2=2:01.8
(前:36.1-48.9-61.8/後:60.0-47.5-35.2)


ホッカイカンティが押してハナを取り、どっぷりと緩めた瞬発力勝負。それ以外に表現の仕様が無いですね…結局積極的に運んだマイネルチャールズ(02-02-02-02 内)がアッサリと抜け出して中山10F重賞連勝(重賞除けば3連勝)となりました。この2戦共に瞬発力勝負での勝利だけに本番では…と思われがちだが、ホープフルSでは厳しめの流れを積極的に運んで勝ちきっているだけに、それなりの格好はつけそう。何より絶好位で立ち回れるのが強み。ブラックシェル(09-07-07-07 外)は中団から脚を伸ばして権利確保。こちらも瞬発力よりの競馬が良さそうだが、違ったペースで勝ち馬には連敗と、少し勝負付けは済んでしまった感も…3着はタケミカヅチ(04-04-03-03 中)意外な先行策だったが、結果的にこれが奏功した。ペースも得意の瞬発力勝負だっただけに、これ以上を望むのはどうか。キャプテントゥーレ(4着 04-04-06-03 外)も終始外を回らされたものの、展開・位置取り共に最高の条件が揃ってのこの結果だけに、やはり距離面での限界を見せてしまった感じはする。アインラクス(7着 13-13-13-12 外)は後方から上がり最速タイをマーク。位置取りを考えると馬場の恩恵を全く受ける事が出来なかった事はいえるだろう。ただ瞬発力特化型だけに本番では厳しい戦いを強いられそうだ。フサイチアソート(12着 12-15-13-12 最内)の競馬は不可解だったが、逆にここまで負ければ、休み明けもあいまって度外視できそう。東スポ杯の勝ち方(しかも2戦目で)は十分すぎるほどのインパクトはあったし、本番での巻き返しに期待してみたい。ただこちらも距離面での敗戦なら…

両トライアル共に目を見張るほどの候補は現れてきませんでしたね。特に弥生賞…近年まれに見る低レベルレースだったんじゃないでしょうか?

最後は中京記念をダイジェストで…

中京記念
Lap:12.2-11.1-11.5-13.1-12.5-11.6-11.3-11.6-11.6-11.9=1:58.4

(前:34.8-47.9-60.4/後:58.0-46.4-35.1)

ピカレスクコートがハナ。スタートから1角まで長いだけにテンの入りはメチャ早いわけではないが、少し緩んで、残り5Fから一気にペースが上がるロングスパート合戦。

勝ったのはインの中団から上手く立ち回ったタスカータソルテ(07-09-08-07 最内)究極の瞬発力勝負となった京都新聞杯のイメージが強く、瞬発力勝負でこその馬と思いきやそうではなく、福寿草特別や中日新聞杯では底力よりのレースでも好走歴は有るだけにここでの好走も驚きは無い。ただ今回は立ち回り的には出来すぎと言って良いほど完璧だったのは事実。2~4着に関しては底力勝負でこその馬たちで、さすがにワンモアチャッターには少し驚いたが…5着のハイアーゲーム(07-05-04-03 大外)はこの流れの中、積極的に上がっていっての結果で、一介の瞬発力オンリーの馬ではないと言う事(それはダービーでも証明済みだが)を再確認した。次走でも狙ってみたい。

スイマセン。今日はかなり、はしょり気味になってしまいました…

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