フェブラリーS回顧

いやはや…完勝でした。特に回顧する必要もないでしょうが、一応ね。

☆フェブラリーS☆
Lap:12.4-10.9-11.5-11.9-12.4-12.4-11.7-12.1=1:35.3
(前:34.8-46.7/後:48.6-36.2)

デアリングハートが先手を取るもすぐにヴィクトリーがハナに…その後ろにメイショウバトラーとブルーコンコルドと続く流れ…ヴィクトリーは決して暴走ではなかったですが、後続もしっかりと付いていったので、Lap的には前傾と言って良く、勝ちタイム的にも良馬場にしては優秀ではないでしょうかね。
◎ヴァーミリアン（１着）　04-05-03　外
先を見据えているからか、やはり若干余裕残しの作りだったかもしれない。プラス７㌔での出走も、余裕綽々で先団を見る位置での追走。４角すぎて馬なりで前に並びかけると、余裕を持ってのGOサインでアッサリと抜け出しGⅠ・４連勝。やはりここでは一枚も二枚も器が違った。近年で最強と謳われたカネヒキリと比べても、テンの激しくなっても差しに回らず余裕を持っていい位置を追走できる分、こちらの方がドバイでも期待が持てそうな感じはある。少なくとも少々出来が落ちても、今の日本の砂で太刀打ちできる馬はいないでしょう。もちろんドバイでも…

△2ブルーコンコルド（２着）　04-04-03　内
スタート良く４番手に付けると、インのポケットでじっと我慢。直線に入り前が下がってきた所で追い出し開始も、すでに８枠両頭が前に行っており、万事休すと思いきやしぶとく伸びてワイルドワンダーを交わしての２着入線。このペースをしっかりついて行って最後まで伸びたことで力の衰えはないことは分かったし、最後で前を交わせたのは長めの距離を使われてきたからだと思う。ヴァーミリアンがいない舞台ならまだまだ稼げそう。ただやはりベストレンジはマイル…か。

▲ワイルドワンダー（３着）　08-08-07　大外
やはり道中は勝ち馬を見れるような位置から。直線入り口で馬なりで上がって行く勝ち馬にこちらも手応え十分で並びかけるも、併走できたのはごくわずか。突き放されると最後は２着馬にも交わされてしまった。予想段階で「ヴァーミリアンを意識する位置で競馬をすると最後はお釣りが無くなる」という主旨の事を書いたが、それが現実の物となってしまった。ただ勝ちに行く意識は十分に感じられたしこの結果も仕方ないと言えよう。２着馬との差は距離適性（スタミナ）ということか。

…ロングプライド（４着）　13-11-10　大外
出負けするも、すぐに巻き返して中団後ろからの競馬。４角では３着馬のすぐ後ろまで並びかけるが、そこからはじわじわと伸びるだけ…出負けと言うロスは合ったものの後はスムーズな競馬で、現状はここまでといった感は強い。ただ、速い流れを追走しても最後まで脚を残せると分かったのは収穫。今後の成長が期待できる一頭。

…リミットレスピッド（５着）　10-08-07　中
中団から、直線を向いて一瞬オッと思わせる場面もあったが、最後は脚が止まってしまった。とりあえず距離と見て良いだろうが、このメンバーでここまでやれれば、1400mの交流重賞ならまだやれそう。

△3デアリングハート（７着）　02-02-02　内
ペースが若干速かった事もあるだろうが、力負けと表現するのが正しいか…と思ったら、引退レースだったのね。お疲れさんでした。

△1メイショウトウコン（８着）　14-13-12　大外
こんな競馬になるとは思っていたが、あまりに伸びなさすぎ…やはり速めのペースは向かないのだろうか。またこれまでのレース振りを見ても、コーナーでの捲りで順位を押し上げる馬なのでこのコースは向かないのかも知れない。

○フィールドルージュ（中止）
スタートは普通だったものの、ついていけぬ形で失速。そのまま中止…運よくパトロールフィルムを見ることが出来たので、見てみると２～３歩目くらいに大きく躓いているのがよく分かる。その時点でこれなかっただろうし、大事になる前に馬を止めるのも仕方なし、これも競馬と言う事…

何と言うか、勝ち馬の強さだけが目立ったレース…予想段階でもその感が強かったし、相手もかなり絞れた（実馬券ではデアリングも消しました）しかも、そこそこの印通りの結果が出たわりには３連単は持ってないorz。ワイルドワンダーの動きすら読めていたのに、その３着付けを買わなかったのはなぜなんだろうと自問自答してみる…も全て後の祭りwww。今になってちょっと悔しくなってきました。気持ちを切り替えて来週も頑張ります。