重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

京都記念回顧と少しだけクイーンCも

マイドです。実は日本で私の周りがのっぴきならない事になっているのですが、如何せんここは外国…今すぐにどうこう出来る訳もなく…とか達観しながらも、実は心中、かなりビクビクしていたりする小心者がお届けする京都記念回顧です。ホントの所はいろいろ考えたりするとテンションが下がるので、とりあえずキーボードを叩きたいだけだったりします。

京都記念
Lap: 12.9-11.3-12.5-12.4-12.6-12.6-12.3-11.7-11.3
-11.9-12.1=2:13.6
(前:36.7-49.1-61.7/後:59.3-47.0-35.3)


戦前から逃げ馬不在と言われていましたが、シルクフェイマスがすんなりハナを奪うとマイペースの走り…道中ガクッと落ちる訳でもないが、上がる訳でもないペースに各馬脚を溜めてしまい、結果的にシルクフェイマスがかなり離して逃げるような形になり、かつ空気が読める武士沢くんも早仕掛け大好きの松岡くんも早めの動きを見せずに坂の下りで自然とペースアップする瞬発力勝負orz。シルク以外の馬はさらに中盤で緩ませており額面以上の瞬発力勝負になったと思います。


△3アドマイヤオーラ(1着) 11-11-11-10 大外
いつもの通りに出たなりの位置で中団後ろをキープ。坂でペースが上がっても余裕たっぷりに対応して直線に入り、瞬発力を爆発させた。この流れなら勝つべくして勝ったと言う事だろう。ただ依然として底力の裏付けは取れぬまま、ついでに言えばこのペースでは距離面での裏付けも微妙な所だ。ダスカを切るに切れなくなってしまった以上、今年はこの馬に逆らっていく年になるのかもしれない。

アドマイヤフジ(2着) 05-07-08-07 中
プラス体重には驚いたが、もたつくことなく先行集団に。しかし外枠のためにコーナーで若干遅れを取ってしまった所を両トウカイに前と外をふさがれる形になり馬群に閉じ込められてしまった。その隊列が崩れたのが直線に入ってからだったが、良く伸びて2着は確保。瞬発力勝負でも安定した成績が残せるようになった以上、遂に完成系に近づいたと言えよう。底力面での裏付けが有る以上、今後も出来さえ保てれば大崩れする事は考えにくい。後は、力関係だけ。

シルクフェイマス(3着) 01-01-01-01 内
逃げ馬不在の中での一人旅。以前からテンさえゆっくり入れば5F位のロングスパート戦でも十分適正があっただけに、その時点で展開利があったわけだが、厳しいペースでもなかった割りには後続もノーマークだったのが最大の好走要因。最高に恵まれての物で大きくは評価出来ないが、力の衰えがないことは見て取れた。

ドリームパスポート(4着) 09-09-08-07 内
中団のインからの競馬だったが、少し行きたがるような所も見せていた。馬群に包まれていたので外に出す事が出来ずに直線も内から伸びたが、3着にわずかに届かず。3歳時から勝ちきれないとイメージは有るのだが、2度目の骨折で更にそれに輪をかけた感じ。そろそろ言い訳も出来なくなってきたか?なんだかんだ言ってもフジキセキの仔な訳で春天ではなく安田記念辺りに狙いをチェンジするのも一つの手かもしれない。

△1トウショウナイト(5着) 05-05-05-03 内
いつもの通り先団から。ドリパ同様に外に出す機会もなく終始内を追走し、自ら前を捕まえに行く所もなく瞬発力勝負にお付き合いしてのこの結果…もう少し戦い方があったのではと思うが、不得手な舞台でも大きく負ける事が無くなったのは調子が上がって来たという事。天皇賞でこんな騎乗したらダメですよ。

トウカイエリート(8着) 03-04-04-03 外
テンから積極的な競馬を見せるが、直線では完全に切れ負け。ロングスパート戦想定での印献上だっただけにこの結果も仕方なしと言えるが、力的にも及ばなかっただけに狙いすぎという事です…スイマセン。

△2ダークメッセージ(10着) 14-11-11-11 中
ペース自身は向かないどころか、得意な方だと思うが後方から全く見せ場無し。坂の下りですでに手応えが怪しかっただけに鞍上の溜め殺しは考えにくく、出来が今ひとつだったか、荒れ馬場がダメなのか?イマイチ分かりません。

×サンヴァレンティン(12着) 16-16-16-15 中
出負け&ペース向かずの二重苦ではこの結果も仕方なし。また、しかるべき所で狙わせてもらいます。

ペース読みが違ってしまったので、アドマイヤオーラの為のレースになってしまった=自分の馬券が当たる訳無いのも仕方ない所です。ドリバが3着だったら3連複が当たっていたのは内緒ですが…ま、勝ち馬に逆らえるときはいずれ来ると信じてますので、その時までの貯金という事で、納得しておきます。


…まだ、少し物足りないのでクイーンCも簡単に。

クイーンC
Lap: 12.6-11.0-11.7-12.3-12.6-11.4-11.7-12.2=1:33.5
(前:35.3-47.6/後:47.9-35.3)


デヴェロッペが逃げる想定通りの展開も中盤はグッとペースを落とす展開。直線で一気にペースが上がる瞬発力勝負…ですね。

リトルアマポーラ(1着) 07-10-10 大外
じっくり構えて直線も大外に、それでも完勝とここでは力が違った。2走目の500万下や京成杯でも好走しているようにそれ相応の底力も持っており、本番でもそこそこ走ってきそうな予感はする。

…ライムキャンディ(2着) 07-07-06 外
中団から外を回り、早めに前を捕らえに行く形。瞬発力で抜け切った勝ち馬とは対照的にジリジリと伸びて2着をキープ。見た目の通り瞬発力<底力という印象は強く残った。厳しいペースになれば更に浮上の余地が有るわけで、もしかしたら…ということも。

ラルケット(3着) 02-02-02 内
緩急の有るLapにも何とか対応して、直線もしぶとく伸びた。ペースの適正把握は微妙な物が有るが、瞬発力に頼るなら後ろからの競馬の方が良さそうだ。距離もマイルが限界か。

△デヴェロッペ(4着) 01-01-01 最内
意外にも緩急をつけた逃げで、自在性の有るところを見せた。ただこの日の東京は前週と違って、意外に内が踏ん張れる馬場になったのも大きいと思う。速いペースでの逃げて本番でどこまでやれるか?チョイ厳しいかも?

×スワンキーポーチ(7着) 16-14-12 大外
ペースが速くなると見ての後方待機策か?いずれにせよ、瞬発力勝負ではいいところがないというのはよく分かった。

▲マルターズオリジン(9着) 03-05-06 最内
こちらも意外な先行策…直線見せ場は一瞬あっただけ。ここではペース不向きと言うことにしておこうと思う。いずれ狙う機会は出てくるはず。

勝ち馬と2着馬には更に上が有るような気がしますが、牝馬路線はまだまだ大物が出てきていない状況だけに、この時点で大きなことは言えませんな。実は2着馬が直前になって気になり馬単は何とか引っ掛けてたりもしますww。

フォローする