2015 京都牝馬ステークス 回顧
です、です。
ようやく「大物」と呼ばれる馬達が出てきた先週末でしたが、この回顧はまだ3週前…今週金曜までに何とか追いつくべく頑張ってまいりましょう。
レース結果
2015年 1月24日(土) 1回京都8日 天候 : 晴 馬場状態 : 良【11R】 第50回京都牝馬S
4歳以上・オープン・G3(別定) (牝)(国際)[指定] 芝・外 1600m 18頭
LAP 12.4-11.3-11.7-12.4-11.9-11.7-11.0-11.5=1:33.9
通過 35.4-47.8-59.7-71.4 上り 70.2-58.5-46.1-34.2
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
13 | ケイアイエレガント | 内田 | 1.33.9 | 01-01 | 34.2 | 9 | ||
12 | ゴールデンナンバー | 秋山 | 1.33.9 | クビ | 16-16 | 33.0 | 15 | |
2 | パワースポット | 大野 | 1.34.0 | 3/4 | 13-12 | 33.3 | 8 | |
3 | マコトブリジャール | 四位 | 1.34.0 | ハナ | 06-05 | 33.7 | 13 | |
14 | ウリウリ | 福永 | 1.34.2 | 1 1/2 | 06-07 | 33.9 | 1 | |
8 | キャトルフィーユ | D.バ | 1.34.3 | 1/2 | 10-11 | 33.8 | 2 | |
4 | ダンスアミーガ | C.デ | 1.34.6 | 1 3/4 | 08-07 | 34.2 | 3 | |
9 | ウイングドウィール | 伊藤 | 1.34.6 | クビ | 03-04 | 34.7 | 17 | |
1 | メイショウスザンナ | 丸田 | 1.34.7 | 1/2 | 10-09 | 34.2 | 11 | |
7 | ベルルミエール | 川島 | 1.34.9 | 1 1/4 | 15-14 | 34.0 | 4 | |
11 | フォーエバーモア | 蛯名 | 1.34.9 | クビ | 05-05 | 34.8 | 5 | |
10 | リアルヴィーナス | 浜中 | 1.34.9 | ハナ | 16-17 | 33.9 | 16 | |
15 | シャイニーガール | 幸英 | 1.34.9 | 頭 | 02-02 | 35.1 | 14 | |
17 | クッカーニャ | 酒井 | 1.35.1 | 3/4 | 03-02 | 35.2 | 18 | |
16 | アロマティコ | 松山 | 1.35.1 | ハナ | 16-17 | 34 | 6 | |
6 | レーヴデトワール | 川田 | 1.35.2 | 1/2 | 09-09 | 34.8 | 7 | |
5 | トーセンベニザクラ | 武豊 | 1.35.2 | 頭 | 13-14 | 34.4 | 12 | |
18 | レイカーラ | 岩田 | 1.35.5 | 2 | 12-12 | 34.9 | 10 |
単勝 13 \2360
複勝 13 \660 / 12 \2180 / 2 \590
枠連 6-7 \1740 (6)
馬連 12-13 \86460 (99)
ワイド 12-13 \22850 (102)/ 02-13 \5360 (47)/ 02-12 \13710 (83)
馬単 13-12 \141900 (190)
3連複 02-12-13 \451980 (430/816)
3連単 13-12-02 \2865560 (2471/4896)
ペース・展開おさらい
ケイアイエレガントが押して主張してのペースメイクはスローには違いないのだが、前半3Fはスローがデフォルトであるこのレースにしては特段遅いというわけではない。ただ4Fと5F目…特に坂の上りの部分でしっかりと緩みを持たせながら、下り坂では一気にペースを上げずに、直線に入ってからペースを上げるという変則的な後傾Lapを作り上げた。一団の競馬で直線では横に広がるような追い比べになった中で、逃げ馬が差し馬のようなLapを作ってしまった分、4角で外目進んだ差し組は完全に差し遅れになってしまい、そして内をロスなく通っていた馬が、最後に届いた…そんな図式と捉えておきたい。さすがにこれを読むのは無理というものである。各馬ひとこと
ケイアイエレガント
準OPは東京のマイルの上がり勝負を逃げ切り…かなり強い内容で高速対応も問題なかった事を思えば、この舞台でこんな競馬ができるのもうなずける訳で…ハナ条件ではあるが自らペースを作れるのであれば、もう少し厳しいペースでも対応可能。ムラはあるだろうが今後もチャンスはあるはず。ゴールデンナンバー
ダッシュつかずに後方から…といういつものパターン。↑に書いたとおり、一団の競馬で差し馬の大半が外目を勢い付けて追い上げていく中で、内がポッカリと空いたことがバッチリと嵌った。この脚質で成績が安定しないのは仕方ないし、今回のように他の条件が伴う事が必須なのだが、上がり最速がデフォルトで、いつも自分の脚は使う馬だけに、次以降もアッと言わせるシーンはどこかであると思っておかねばならない。パワースポット
位置取りは少し違えど概ね2着馬と同じ評価。4角で少し外目を意識し、その隙に2着馬に最内を取られたことが最後の差につながったのだろうが、この馬の脚は使えており、このくらいはやれるということ。しっかりと脚を溜められる舞台なら、まだやれそうだが、例によって安定感には欠けるはず。マコトブリジャール
この馬の使える上がりをMAXに使っての結果。元々立ち回りは上手い馬でも、前半が速くなるマイル戦はいまいちだったのだが、今回はペースに助けられた。このクラスでの好走はかなり条件が限られそうで、次に狙えるのはいつになるやら。ウリウリ
いい脚を長く使えない馬が、このペースで外枠になってしまった時点で、まぁ仕方なし…それでも、極力ロスを少なくすべく頑張っているように思えたのだが…参考外とまではしなくてよいが、評価を落とす必要もないだろう。それにしても…の続きはエントリの最後で。キャトルフィーユ
上がり負け…次は小倉大賞典で、ここで引退のようだが、少なくとも今回よりは条件好転するはずで、牡馬相手でもメンバー次第ではワンチャンスあっておかしくない。ダンスアミーガ
直線で置かれてしまったが、この馬は比較的内目を回していただけに、他の馬に比べて情状酌量の余地は少ない…もうちょっとやれそうだったが、底割れの感があるかも。同じ後傾Lapなら1400mの方が良いのかもしれないが。ベルルミエール
スタート後挟まれて後方から。ペース的にも位置取り的にも競馬になっていない。ノーカウントでOK。アロマティコ
ペース合わず、位置取り合わず…参考外。さて、ウリウリの件…馬に関してではなく鞍上に関してなんですが、個人的には決して下手に乗ったわけではない、どころか外枠のロスを最小限にしようとしていおりどちらかと言えば好騎乗の範疇だと思うのですが、それでいながら「枠が全て」という鞍上…確かに間違ってはいないと思いますが、トップジョッキーなら言い訳じみたこのコメントはいらない…そう個人的には思うわけです。今回だけの話ならともかく、彼の場合は「ゴチャついた、不利があった」などのコメントを出すケースが少なくない…個人的にはもやもや感が残る事が多いだけに、チラッと書いてみた次第です。
ルメール・デムーロの合格に際にも、かなり微妙なニュアンスのコメントを出していましたからねぇ。本音といえばそうなんでしょうが、曲がりなりにもリーディングを争えるだけのモノを持っている方だけに、もうちょっと勝負師らしい一面があってもいいんじゃないのとか思ったりするんですが…
簡潔回顧を目指してるのに、こんな所で字幅を取っていては意味ありませんね…もう終わりにしましょう。
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