2014 ヴィクトリアマイル 回顧
です、です。
今週は週の半ばより上海…それまでに先週の2重賞だけは回顧しておきたい…という気持ちだけは持っております。早速、振り返りましょう。
2014年 5月18日(日) 2回東京8日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第9回ヴィクトリアマイル
4歳以上・オープン・G1(定量) (牝)(国際)(指定) 芝 1600m 18頭
LAP 12.4-10.7-11.6-11.5-11.8-11.4-11.2-11.7=1:32.4
通過 34.7-46.2-58.0-69.4 上り 69.2-57.6-46.1-34.3
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
14 | ヴィルシーナ | 内田 | 1.32.3 | 01-01 | 34.3 | 11 | ||
4 | メイショウマンボ | 武幸 | 1.32.4 | 1/2 | 07-07 | 33.5 | 3 | |
1 | ☆ | ストレイトガール | 岩田 | 1.32.4 | 頭 | 09-11 | 33.2 | 6 |
9 | × | ホエールキャプチャ | 蛯名 | 1.32.4 | クビ | 05-05 | 33.7 | 2 |
10 | キャトルフィーユ | C.ウ | 1.32.4 | ハナ | 03-04 | 34.0 | 13 | |
13 | ◎ | ケイアイエレガント | 吉田 | 1.32.6 | 1 1/2 | 03-03 | 34.4 | 14 |
3 | デニムアンドルビー | 浜中 | 1.32.7 | クビ | 15-15 | 33.2 | 4 | |
8 | ○ | スマートレイアー | 武豊 | 1.32.7 | クビ | 09-09 | 33.7 | 1 |
12 | ゴールデンナンバー | 三浦 | 1.32.8 | 1/2 | 17-16 | 33.0 | 12 | |
15 | エクセラントカーヴ | 戸崎 | 1.32.9 | クビ | 07-07 | 34.0 | 7 | |
16 | ローブティサージュ | 横山 | 1.32.9 | クビ | 05-05 | 34.3 | 15 | |
11 | エバーブロッサム | 田中 | 1.33.1 | 1 | 11-09 | 34.1 | 16 | |
17 | フーラブライド | 酒井 | 1.33.1 | ハナ | 13-13 | 33.8 | 10 | |
2 | クロフネサプライズ | 柴山 | 1.33.1 | ハナ | 02-02 | 35.0 | 8 | |
6 | ラキシス | 川田 | 1.33.1 | ハナ | 12-11 | 33.9 | 9 | |
18 | × | ウリウリ | 福永 | 1.33.2 | 1/2 | 16-16 | 33.4 | 5 |
7 | レイカーラ | 石橋 | 1.33.3 | 3/4 | 13-14 | 33.9 | 17 | |
5 | プリンセスメモリー | 北村 | 1.33.8 | 3 | 18-18 | 33.6 | 18 |
単勝 14 \2830
複勝 14 \760 / 4 \280 / 1 \490
枠連 2-7 \1920 (12)
馬連 04-14 \8450 (28)
ワイド 04-14 \2960 (35)/ 01-14 \5100 (58)/ 01-04 \1980 (20)
馬単 14-04 \28050 (86)
3連複 01-04-14 \50720 (150/816)
3連単 14-04-01 \407940 (1035/4896)
【ペース・展開おさらい】
鞍上はハナにはこだわっていなかったという談話だったが、ヴィルシーナが外目から主張し、他馬がスンナリと控えることで隊列が決まった。3F通過はこのレースにしてはごく標準的…中盤の緩みもほぼなく、ゴールに向けて徐々にペースを上げていく持続力勝負…上級条件の東京マイルのデフォルトに近いものとなった。馬場的にはBコース替わりで少し時計が速くなり、内目の馬がより踏ん張りの効く条件。このレース以外でも差す馬は内目を進んできた馬が多く、外の差し馬は割を食う馬場だったと見て良いだろう。
【各馬ひとこと】
ヴィルシーナ:終始1馬身ほど後ろに差をつけてのペースメイク。直線早々にケイアイエレガントに並ばれてもそこからしぶとさを発揮し、最後まで後ろの馬を抜かせなかった。昨年の勝ち以降、牡馬との争いが多かったとはいえ、掲示板にも乗れないレースが続いていたのだが、昨年のレースLapと比べてもそっくりの中での連覇だけに、新たな引き出しはなくても状態さえ戻っていれば走れる余地は十分にあったということ。逆に言えばそれ以上を求めるのも酷な話ではあるのだが…
メイショウマンボ:スタートを決めて先団から徐々にポジションを下げつつ中団のインへ。直線も各馬が外目を目指す中、進路が塞がることは全くなく、しぶとく伸び続けて連対を確保した。昨年のパフォーマンスを見てもこのメンバーならこれ位はやれて当然といったところか。距離はやはりもう少しあったほうが良いようなので、このままいけば秋も十分連覇に期待の持てる内容だったが、牡馬相手ではすこし荷が重いという評価もそのままにしておきたい。
ストレイトガール:折り合い専念の中団イン、ちょうど2着馬を前に見るような位置からだった。直線半ばまではスムーズに伸びていたが、ゴール前100m辺りから連対2頭の後ろで少し進路があかないような所もあり、2着馬にきわどく迫った所がゴール…スムーズ(もしくは以前の岩田)なら2着はあっただろう。個人的には距離の不安は無かったのだが、それを裏付けるイーブンLapでの好走…ベストは6Fだろうが、この距離でも十分戦えるだけのものは見せてくれた。秋は是非牡馬混合の王道路線でお願いしたい。
ホエールキャプチャ:流れに乗って先団追走。4角手前からは馬場中ほどで外から前を捕まえる算段だったが、直線で思ったほど伸びなかった。鞍上も「何も無ければ…」と言っているように、昨年のLapから見てももう少し前でゴールできるだけのものは持っていたはずで、少し不可解な敗戦と言える。
キャトルフィーユ:この馬らしい先団からの正攻法。直線も前を捕らえられるだけの脚は無かったのだが、最後までしぶとく喰らいついての掲示板となった。この馬の力は出せていると言っていいのではないだろうか。今日のところは力負け。
ケイアイエレガント:相手はどうあれ、番手から圧をかけるのは作戦通りといったところか。坂の登りでは前を捕まえられるかという感じも一瞬あったのだが、最後は脚をなくしてしまった。こちらも現状の力は出せていると言っていいだろう。少し狙いすぎた…申し訳ございません。
デニムアンドルビー:出は普通も馬なりで下げての後方待機。4角までは内目で直線で一気に外に振り出して追撃したが…ここは距離適性に加え、結果馬場の恩恵もない中でのレースとなったが、一定の脚は使えており、評価を下げる必要はないか…瞬発力というより上がりが強調できる様なレースなら十分やれる。
スマートレイアー:スタートは悪くなく中団の中ほどを追走。直線は馬場の中から内目の進路を探していたが突き抜けるだけの脚も無かった。ボロ負けではないもののこの流れならばもっと上がりの強調できる馬…結果的にはもっと溜めたほうが良かったということなのだろうが、それが出来たとしてもこのレースで馬券はならなかっただろう。少し今後の判断を迷わせる結果だった。
ウリウリ:大外枠はこの馬にとっては大きなマイナス、かつ内目に入れたい作戦も理解は出来るのだが、序盤で大きく離されてしまっては、いくら脚を使っても届きようがないというのが正直な所。乗りミスとはでは言わないが、あまり参考になるものがない敗戦だったと言える。
個人的には◎ケイアイエレガントからかなり手広く行ったのですが、今回のような内容であれば、負けて悔いなしという感じです。東京の芝傾向も何となくつかめてきた分、今週末は頑張りたいのですがねぇ。
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