重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

2014 NHKマイルカップ 回顧


まいどー!!です、bera-an2です。

水曜にChinaに戻ってまいりましたが、諸事情あって更新がままならない状況が続いております。2週前から積み残しが続いている状態ですが、今週もスムーズに行くかは分かりません…とりあえず、G1回顧だけは済ませておこうと思います。


2014年 5月11日(日) 2回東京6日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第19回NHKマイルカップ
3歳・オープン・G1(定量) (牡・牝)(国際)(指定) 芝 1600m 18頭

LAP 12.0-11.0-11.6-12.0-11.8-11.3-11.5-12.0=1:33.2
通過 34.6-46.6-58.4-69.7  上り 70.2-58.6-46.6-34.8


馬 名騎手タイム着差通過順位上3F
10
ミッキーアイル浜中1.33.2
01-0134.81
2
タガノブルグ三浦1.33.2クビ13-0733.917
1
キングズオブザサン蛯名1.33.2ハナ13-1133.712
4ロサギガンティア柴田1.33.3クビ17-1833.22
7
ホウライアキコ和田1.33.3ハナ02-0234.78
5×ショウナンアチーヴ戸崎1.33.3クビ06-0434.33
3
ダンツキャンサー藤田1.33.5103-0334.818
9
アトム川田1.33.63/410-0734.37
8
サトノルパン武豊1.33.6クビ06-0734.34
12ショウナンワダチ北村1.33.7クビ13-1534.06
14
ウインフェニックス石橋1.33.81/210-1134.39
6ベルルミエール川島1.34.0104-0435.011
16
エイシンブルズアイ福永1.34.0クビ10-1434.45
15
アドマイヤビジン四位1.34.11/213-1734.213
18
ピークトラム横山1.34.21/206-0734.916
17
マイネルディアベルC.ウ1.34.31/206-1134.815
13
アルマエルナト吉田1.34.51 1/417-1534.710
11
カラダレジェンド江田1.34.8204-0435.714

単勝  10 \190
複勝  10 \140 / 2 \1940 / 1 \1600
枠連  1-5 \3840 (16)
馬連  02-10 \14760 (37)
ワイド 02-10 \4020 (41)/ 01-10 \3350 (35)/ 01-02 \29840 (134)
馬単  10-02 \15860 (50)
3連複 01-02-10 \188380 (337/816)
3連単 10-02-01 \684020 (1267/4896)

【ペース・展開おさらい】
ミッキーアイルの1完歩目はこれまでほど速くはなかったのだが、ダッシュ力の違いでそのままハナ…その他の馬にその可能性すら与えず先行争いはなし…3F、4F共に平均に近いレベルでの通過になった。そこからは瞬発力に頼らず徐々にペースを上げて最後はいっぱいに粘り込み前後半イーブンペースでのFinish。結果的に5枠までの馬で9着までを独占することになったが、この日の馬場はイーブンに近い状況であり、馬場の後押しがあったわけではない。それを踏まえて要因として考えられるのは…2番手集団が積極的に前を追わず、数字以上に前が楽な体制が整えられていたこと、中団以降で差しを狙う馬が外目に殺到し、そこで前が壁になるなどスムーズさを欠いてしまったこと、辺りだろうか。

【各馬ひとこと】
ミッキーアイル
自身のキャリアの中では未勝利戦に次ぐペースで3Fを通過したのだが、4F目ではしっかりを息を入れられ、直線にかけて再加速を図っての押し切り。東京のマイルでのパフォーマンスとしては評価できるものだが、このLapならばラストもまとめて危なけなく勝ってほしかったというのが正直な所。次走の可能性として安田記念が上げられているが、そこで更なる引き出しを求められるのであれば、やはり危うさは残るのではないだろうか。

タガノブルク:中団やや後方のインベタからポジションを上げていき、直線では馬場の中ほどに出してしぶとく伸び続けた。ファルコンSでは小差だったものの、距離が伸びてそれ以上を求めるのも難しいと思っていたのだが、追って味のある所を見せた。どうやらサマースプリントシリーズに回るようだが、テンがそこまで速くならない舞台ならば、好走の可能性はありそう。

キングズオブザサン:2着馬と同じく中団の内目から…直線も内目から徐々に外を目指し最後は2着馬に内から並びかけるようにゴール。かなり持続力に寄った適性の持ち主であることには違いないが、これまで34秒台の上がりすら記録したことのない馬が、この舞台で33秒台で上がってこられる予想は立てることが出来なかった。ひとまずこの馬の評価に関しては保留としておきたいが、この距離辺りがベストの可能性も。

ロサギガンティア出負けから腹をくくっての大外回し…そしてダントツの上がりを使って唯一前に迫った。他の差し馬の多くが進路で苦労した事を思えば、結果的には良かったと言えるのだが、使った上がりを見ても負けて強しと見ていいだろう。秋以降の活躍に期待。

ホウライアキコ押して2番手に取り付き、直線も決して止まってはいないのだが…上がり性能的にこの辺りが限界の印象でここは仕方なし。もっと狙える条件は他にあるはず。

ショウナンアチーヴ中団の前目からジワジワと進出するも、思ったほど伸びなかった。前走あたりからするとかなり物足りなさは残るのだが、この馬も使える上がりの限界は使っているとも思え、そういう意味では好走条件が狭い馬なのかも。

サトノルパン道中は掛かりながら中団追走も。やや外目を目指した直線は前から外から馬に囲まれどうしようもない状況に…ファルコンSでもそうだったが、結果立ち回りが悪かっただけで、馬自身の力は全く出せておらず、見直し可能な一頭。

ショウナンワダチ:懸念していた程ではないが、出は良くなく後方から…直線でも外目で渋滞に遭って前を交わすのに戸惑い、最後は内目を突いたが伸びなかった。一応参考外としておきたい。


展開のところでも書きましたが、この日…というよりこの週の東京芝はかなりフラットな状況で、展開一つでどんな馬が来てもおかしくない、予想する側にはかなり難しい状況だったと思います。今週からはBコースに変わるので、その傾向が引き継がれるか分かりませんが、土曜日の結果は注視しておかねばなりませんね。



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