2014 天皇賞・春 回顧
です、です。
日本に帰国しても、全く体調が戻ってきません…クソつまらん休日が終わろうとしておりますが、とりあえずG1回顧を仕上げておくことにします。
2014年 5月 4日(祝) 3回京都4日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第149回天皇賞(春)
4歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) 芝・外 3200m 18頭
LAP 12.8-12.0-12.1-12.4-12.4-12.1-11.3-12.5-12.9-12.9-12.9-12.3-11.7-12.0-11.1-11.7=3:15.1
通過 36.9-49.3-61.7-73.8 上り 71.7-58.8-46.5-34.8
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
7 | ◎ | フェノーメノ | 蛯名 | 3.15.1 | 08-08-07-05 | 34.3 | 4 | |
12 | × | ウインバリアシオン | 武幸 | 3.15.1 | クビ | 14-14-14-08 | 34.1 | 3 |
6 | ホッコーブレーヴ | 田辺 | 3.15.1 | ハナ | 10-09-10-10 | 34.0 | 12 | |
14 | ○ | キズナ | 武豊 | 3.15.2 | 1/2 | 17-17-15-10 | 34.0 | 1 |
9 | タニノエポレット | 和田 | 3.15.4 | 1 1/2 | 15-14-15-12 | 34.1 | 13 | |
10 | フェイムゲーム | 北村 | 3.15.5 | 1/2 | 12-13-11-12 | 34.3 | 11 | |
8 | △ | ゴールドシップ | C.ウ | 3.15.6 | クビ | 18-18-15-14 | 34.2 | 2 |
3 | △ | サトノノブレス | 浜中 | 3.15.6 | 頭 | 01-01-01-01 | 35.3 | 6 |
11 | △ | ラストインパクト | 川田 | 3.15.7 | 1/2 | 04-04-03-02 | 35.2 | 7 |
4 | サイレントメロディ | 池添 | 3.16.1 | 2 1/2 | 05-05-06-05 | 35.4 | 18 | |
2 | △ | アドマイヤフライト | 福永 | 3.16.1 | クビ | 06-06-05-03 | 35.5 | 8 |
13 | オーシャンブルー | 藤田 | 3.16.2 | クビ | 16-16-18-18 | 34.6 | 14 | |
15 | △ | アドマイヤラクティ | 四位 | 3.16.2 | クビ | 12-12-11-14 | 34.9 | 10 |
5 | △ | レッドカドー | G.モ | 3.16.2 | 頭 | 07-07-08-08 | 35.3 | 9 |
17 | ヒットザターゲット | 北村 | 3.16.6 | 2 1/2 | 03-03-03-03 | 36.0 | 16 | |
16 | ジャガーメイル | 石橋 | 3.17.0 | 2 1/2 | 11-11-11-17 | 35.7 | 17 | |
18 | デスペラード | 横山 | 3.17.3 | 1 3/4 | 09-09-08-14 | 36.1 | 5 | |
1 | △ | アスカクリチャン | 秋山 | 3.18.8 | 9 | 02-02-02-05 | 38.3 | 15 |
単勝 7 \1150
複勝 7 \310 / 12 \220 / 6 \1470
枠連 4-6 \780 (3)
馬連 07-12 \2080 (6)
ワイド 07-12 \740 (6)/ 06-07 \7050 (50)/ 06-12 \3230 (28)
馬単 07-12 \5670 (17)
3連複 06-07-12 \38790 (87/816)
3連単 07-12-06 \211180 (401/4896)
【ペース・展開おさらい】
ゴールドシップが出遅れ、サトノノブレスが内目からペースを作る展開。道中、アスカクリチャンやラストインパクトが競りかけてペースが上がる瞬間はあったのだが、すぐに落ち着き淡々とレースが進む…結果的に前半5F~中盤5Fの数字はごく平均的、今年の高速馬場を考えれば、むしろスロー気味と言えるなものだったのだが、先の部分が11.3になった以外は、スタートから坂の登りまですべて12秒台…後傾ながらもしっかりとスタミナを問われる流れになったと言っていいだろう。
【各馬ひとこと】
フェノーメノ:昨年同様に前目の位置で脚を溜める戦法。坂の下りでも積極的に進出すると最後まで脚を使って後続の追撃を封じ込めた。昨年も勝っているように距離面への適性は一枚上と言えるのだが、前走の負けで必要以上に人気を落としていた感もあるか。ただ昨年の日経賞は56キロでの完勝、今年は長休明けで58キロの結果と思えば、大きく割り引く必要はなかったということだろう。宝塚記念は昨年の負けが印象に残っているが、重い馬場が影響した可能性も大きく、引き続き有力…ただ、この距離で強さを見せた馬だけに、更に短い距離では他の馬との差が縮まる事を思えば、盤石とまでは言えないか。
ウインバリアシオン:シュタルケから武幸四郎への乗り替わり。後方から坂の下りで一気に仕掛けて勝ち馬に並んでいったのだが、ラストの追い比べでわずかに見劣ってしまった。この馬の正攻法に近い形での負けだけに、ここは力負けということでよいだろう。距離が短くなるのはプラスなだけに、宝塚記念では逆転まで考えておきたい。
ホッコーブレーヴ:勝ち馬の少し後ろの馬群の中から。直線だけ外目に振ってあわや2着のシーンまでもって来た。長丁場でも安定した上がりを出せる馬だが、同じような位置からの競馬ならキズナやウインバリアシオンには敵わないと思っていただけに、さすがにこの馬は買えなかった。そういう意味ではやはりこの距離への適性が高かったということか。力をつけていることには違いないが、中距離に戻って同じ事が出来るかは微妙。
キズナ:ペース的にも隊列的にも、この馬にとっては追い風になった事には違いない。やはりこの距離への適性としては微妙だったということ。宝塚記念に向けては決して悲観する必要はないだろう。
タニノエポレット:やはりこの馬も距離適性で上位だったと言うことだが、この年でも徐々に力を付けており、2400m位の重賞でもやれるシーンがあるかも知れない。
ゴールドシップ:痛恨の出負け…テンがあまり速くならなかっただけに、結果論だが、このテンなら先行できた可能性は大きいだけに尚更かと。レースとしてはキズナより更に後ろの位置から、自身出せるだけの上がりは出せており、徐々にパフォーマンスが戻っている可能性は見ることが出来たと言えるのだが、自身が先行できるようなペースになるかどうかが肝になるだけに、次走以降も相手を見ながらの判断になりそう。
今年も淀の16Fは人気馬に牙を剥きました。ただそれは距離適性だったり、物理的に届かないほど縦長になってしまったりと、色々と敗因は考えられるだけに、ここでの負けはあまり気にする必要はないと思います。このメンツに加えエピファネイアやジェンティルドンナ、更にはジャスタウェイなんかも出てくるのであれば、相当面白いレースになるんですがねぇ。
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