2014 皐月賞 回顧
です、です。
100%に近い状態まで書き上げたエントリが、下書きに保存してたエントリが…後は多くを語りません…明日からベトナム出張ですが、とりあえず、半泣きでこちらを書き直そうと思います。
2014年 4月20日(日) 3回中山8日 天候 : 曇 馬場状態 : 良
【11R】 第74回皐月賞
3歳・オープン・G1(定量) (牡・牝)(国際)(指定) 芝 2000m 18頭
LAP 12.3-11.4-11.9-11.9-12.7-12.1-12.0-11.6-11.7-12.0=1:59.6
通過 35.6-47.5-60.2-72.3 上り 72.1-59.4-47.3-35.3
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
2 | ◎ | イスラボニータ | 蛯名 | 1.59.6 | 08-08-07-04 | 34.6 | 2 | |
17 | トゥザワールド | 川田 | 1.59.8 | 1 1/4 | 03-03-03-03 | 35.2 | 1 | |
18 | ▲ | ウインフルブルーム | 柴田 | 1.59.9 | 1/2 | 01-01-01-01 | 35.6 | 8 |
1 | ○ | ワンアンドオンリー | 横山 | 1.59.9 | 頭 | 18-18-17-12 | 34.3 | 4 |
8 | ステファノス | 後藤 | 2.00.0 | 1/2 | 11-11-10-08 | 34.8 | 15 | |
16 | アジアエクスプレス | 戸崎 | 2.00.0 | ハナ | 02-02-02-02 | 35.5 | 5 | |
10 | ベルキャニオン | 福永 | 2.00.1 | 3/4 | 15-15-17-16 | 34.5 | 13 | |
3 | クラリティシチー | 内田 | 2.00.1 | ハナ | 11-12-10-12 | 34.8 | 10 | |
6 | ☆ | アドマイヤデウス | 岩田 | 2.00.2 | 3/4 | 10-09-07-08 | 35.1 | 7 |
11 | ロサギガンティア | 柴田 | 2.00.2 | 頭 | 09-09-10-08 | 35.0 | 6 | |
7 | トーセンスターダム | 武豊 | 2.00.3 | クビ | 05-05-05-07 | 35.5 | 3 | |
14 | バウンスシャッセ | 北村 | 2.00.3 | 同着 | 03-03-03-04 | 35.7 | 12 | |
15 | コウエイワンマン | 松岡 | 2.00.5 | 1 1/4 | 17-17-14-16 | 35.0 | 18 | |
9 | スズカデヴィアス | A.シ | 2.00.5 | ハナ | 14-12-14-14 | 35.1 | 14 | |
13 | キングズオブザサン | 浜中 | 2.00.8 | 2 | 05-05-05-04 | 36.0 | 11 | |
5 | アデイインザライフ | 田辺 | 2.01.2 | 2 1/2 | 16-16-10-08 | 36.0 | 9 | |
12 | タガノグランパ | 石橋 | 2.01.3 | クビ | 11-12-14-14 | 35.8 | 16 | |
4 | クリノカンパニー | 江田 | 2.03.7 | 大差 | 05-05-07-16 | 38.7 | 17 |
単勝 2 \510
複勝 2 \190 / 17 \150 / 18 \470
枠連 1-8 \330 (1)
馬連 02-17 \920 (1)
ワイド 02-17 \390 (1)/ 02-18 \1990 (25)/ 17-18 \1250 (14)
馬単 02-17 \1900 (2)
3連複 02-17-18 \7690 (22/816)
3連単 02-17-18 \33490 (98/4896)
【ペース・展開おさらい】
大外ながら好発のウインフルブルームがポンと出て先行争いはほぼ無し…前半はやや長めの隊列になったのだが、5F目を12.7と緩めた所で各馬がほぼひと塊になっての後半戦…数字通りに持続力を求められる流れになったといえるだろう。馬場は最内以外はほぼ良好も、先週ほど時計の出る状態ではなく、ほぼ標準的。流れ一つで逃げも差しも来られるイーブンな状態だった。ただ大外は少しコースロスのほうが大きかったのではないだろうか。
【各馬ひとこと】
イスラボニータ:スタートを決めて馬群で脚を溜める展開と思いきや、2角の時点で外に誰もおらず、たやすく外目に出して位置取りキープ。そのまま流れに乗り、直線で外目に出すと、前をいく2着馬を鋭く交わしての一冠目Get。抜群のレースセンスと共同通信杯で見せた地脚の強さに、個人的には小回り中山への心配より、跳びの大きさから内枠を不安視していたのだが、それを消し去る好騎乗だった。直線で外に出した時に少し初の右回りらしい所を見せたがそれはご愛嬌…ペース適性もかなり幅広く、先行しても一定の瞬発力が使える以上は、現時点で死角らしい死角は無いと言っていい。極端なハイペースに巻き込まれたりしない限りは二冠濃厚。実質ラストクロップにしてついに12FのG1タイトルホースの誕生か。
トゥザワールド:スタート良くスッと3番手の正攻法。ペース的にも立ち回り的にもこの馬のもので、力は出しきれたと言っていい。それでいての1馬身1/4差だけに、勝ち馬との逆転は難しいかもしれないが、次も安定した力は出せそうだ。
ウインフルブルーム:5F目で一旦溜めての再加速…それでも並ばれても根性を見せ最後まで踏ん張りを見せた。いかにもその前のレースで見せたマイネルミラノを彷彿とさせる騎乗だったが、この馬の力は出しきれたと見ていいだろう。東京マイルでもしっかり流れるような展開をうまく追いかければ面白いところがあってもおかしくないが、意外とハナ条件なのかも…そういう意味では一頭厄介なのがいるのは事実。
ワンアンドオンリー:最後方から3角で一気に進出し、直線の伸びは際立っていたが…正直、この鞍上ならこのレース振りも仕方なしと言うこと。ホントにこの人とは上手く付き合えない…コースロスもあったし、見た目には負けて強し感が滲み出る結果だったが、この馬の上がり性能から言っても、自身で差しきれるだけのものは持っておらず、東京に変わっても、流れのアシストはどうしても必要になってくる。個人的には軽視したい一頭。
ステファノス:向正面では勝ち馬のやや後ろ。それ以降もその後をついていき、直線もしっかりと伸びていた。前走は早めの仕掛けが裏目に出た形だが、今回はキッチリと馬の良さを出しての好走。故に、これ以上の上積みは厳しいと思うのだが、何より現時点で確実に出られる保証がないし、東京のトライアルで流れが落ち着いてしまえば、逆に苦しい戦いを強いられそう。
アジアエクスプレス:意外に脚を溜めることなく先行策…さすがにラストは脚が止まってしまった。まぁ距離と見て間違いないだろう。次はマイル戦だが、中山で見せた重戦車のような脚が東京でも見せられるイメージはあまりない…出来れば早めにダート路線に…
ベルキャニオン:出は悪くなかったが、外からどんどん被せられていつの間にやら後方へ…いかにも中山では不器用さ丸出しといった感じだった。それでもラストは上がりを使いコンマ5秒差…決して悲観する内容ではなかった。ダービーでは少しでも瞬発力が生きるようなレースになれば巻き返しも可能。テンがあまり速くならなければ、なお持ち味は生きそうだ。
アドマイヤデウス:この馬にとっては道中もそこそこ流れたレースになったのは少し誤算。まぁガチンコ勝負では少し分が悪いのかも…
ロサギガンティア:直線を向くまではかなりいい感じだったが、伸びは案外…スプリングSの内容はかなり評価できる内容だったのだが、もしかしたら距離の壁があるのかもしれない。
トーセンスターダム:鞍上いわく馬場の悪い所で急に行きっぷりが悪くなったとのこと…それならば、東京替わりで見直し可能と言えるのだが、戦ってきたメンツ的にも微妙で、出れば人気する馬だけに、大きな巻き返しを狙うのはかなりリスクが高そう。
トゥザワールドさえいなければ…という結果でしたが、この馬を消せるだけの材料も無かったですし、リアルは一応3連複は頂いております。とは言え、印的にはかなりブサイクな予想になってしまいました。正直、勝ち馬が4枠より外ならかなり自信はあったんですが、結果的に単勝をガッツリと買うならココだったという感じ…そういう意味ではダービーに向けては個人的にはちょっと嫌な流れではあります。
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