重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

2014 日経賞 回顧


まいどー!!です、bera-an2です。

今週末からChinaは3連休…ちょっと台湾に行ってみようかと画策中なんですが、飛行機のキャンセル待ちが落ちてこない状態です。馬券の調子が最悪なのでちょっと気分転換したいというのが本音なんですがねぇ…

さて、4重賞回顧2発目は、大目標に向けて上々のスタートを切ったこの馬のレースです。


2014年 3月29日(土) 3回中山1日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第62回日経賞
4歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定) 芝 2500m 15頭

LAP  7.2-11.9-12.7-12.8-12.5-13.0-12.8-12.7-12.2-11.9-11.7-11.1-11.9=2:34.4
通過 31.8-44.6-57.1-70.1  上り 71.5-58.8-46.6-34.7


馬 名騎手タイム着差通過順位上3F
10
ウインバリアシオン岩田2.34.4
09-12-11-0333.91
11
ホッコーブレーヴ田辺2.34.71 3/409-09-10-1134.310
2
ラストインパクト川田2.34.91 1/407-07-08-0834.63
5
サトノアポロ三浦2.34.9ハナ02-02-02-0235.113
8
フェノーメノ蛯名2.34.903-03-03-0334.92
15
ダービーフィズ田中2.35.1109-09-08-1034.811
4
サイレントメロディ柴田2.35.21/203-03-03-0335.215
7
アスカクリチャン戸崎2.35.2クビ07-07-06-0835.06
3
ジャガーメイル石橋2.35.2ハナ14-14-14-1334.414
13
オーシャンブルーM.デ2.35.3クビ09-11-11-1134.84
6
サクラアルディート吉田2.35.41/205-05-06-0735.29
14
アドマイヤフライト内田2.35.61 1/405-05-05-0335.55
1
プロモントーリオ横山2.35.6クビ14-14-14-1534.88
12
マイネルジェイド松岡2.36.3413-13-11-1335.87
9
トレイルブレイザー後藤2.36.72 1/201-01-01-0137.012

単勝  10 \200
複勝  10 \120 / 11 \960 / 2 \190
枠連  6-6 \6230 (17)
馬連  10-11 \5920 (16)
ワイド 10-11 \1640 (16)/ 02-10 \310 (2)/ 02-11 \4760 (36)
馬単  10-11 \8220 (27)
3連複 02-10-11 \11320 (30/455)
3連単 10-11-02 \60560 (161/2730)

【ペース・展開おさらい】
戦前の予想通り、どの馬も様子見といった序盤から飛び出したのはトレイルブレイザーだったが、2.5F目にして早くも12秒台後半に落とすスロー…その後も淡々としたペースに持ち込み、ラスト5Fからのロングスパート脚比べとなった。ラスト2Fで一気にペースが上がったのは勝ち馬が捲り切って抜けだした影響であり、他の馬は均等にペースの上がる持続力勝負だったと見て良い…基本は先行勢でペース適性のある馬に有利に働くような流れだったのだが、現状の内に厳しい馬場と、一団でのレースになって上がりを強調できる差し馬が容易に前を捉えられる状況下でもあった事もあり、差し馬の台頭に繋がったということだ。

【各馬ひとこと】
ウインバリアシオン
ペースの上がり出したところから自身もポジションアップを始め、大外捲りで直線早々には完全に勝負を決めてしまう横綱相撲。オルフェーヴルがいなければすでにG1を勝っていてもおかしくないと言われる才能をいかんなく発揮したと言える。ロングスパート戦での上がりを強調できる点は京都でも生かせるだけに、ビートブラックのような展開にさえならなければ好勝負必至。

ホッコーブレーヴ4角までは外に出さず直線入り口で一気に外に持ち出すと、伸びあぐねる各馬を尻目に大外を弾けるように飛んできた。東京で上がりを生かす競馬が合っている印象だが、コース問わずに自身の脚はきっちり使える馬。2000m以上のレースでコンマ5秒以上負けたのは昨年のJCのみ…それもコンマ6秒差であることからも見て取ることが出来るだろう。コーナーでの機動力がない分、直線の長いコースに変わるのはもちろんプラスで、次走も展開一つで面白い場面があってもいいのでは。

ラストインパクト終始、内に閉じ込められる窮屈な競馬。直線も最内を突いて伸びては来たのだが…ロングスパートの流れは合っていたとはいえ、少し可哀相な競馬だった。かなり力はつけてきている現状に加え、立ち回りの上手さも兼ね備えているだけに、G1戦線でも食い込める余地を感じさせる内容なのだが、3200mはこの馬には向いていないと個人的には思う…

サトノアポロ:流れの遅さを利して番手キープ。ペースが上がった後もしぶとく伸び続け、寸でのところで4着になってしまったが大健闘といえる内容。もう少し上がりに寄った流れでも力を出せるだけに、この後の重賞戦線でも十分活躍を見込めそう。

フェノーメノ流れ的には昨年同様、十分対応可能な範疇だと思ったのだが、3~4角ではかなり手応えが怪しく、直線も思ったほど伸びなかった。長期休養明けの叩き台だけに大きく評価を落とす必要はないのだが、次で主役級の評価になりうるかどうかという観点では少し微妙になってきた感も。


今週末に大阪杯がありますから、まずはその結果を見て…ということになるのですが、このまま行けば春天も結構面白い戦いになりそうな予感ですね。キズナウインバリアシオンの脚質が被るだけに、展開次第では他の馬にも付け入る隙があるのではないか…とも思うのですがねぇ。



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