2014 京都金杯 回顧
です、です。
最優秀短距離馬のロードカナロアが年度代表馬になりましたね。ある意味順当と言える結果ですが、最優秀短距離馬が年度代表馬になるのはタイキシャトル以来なんですよね。まぁ、オルフェーヴルも宝塚記念に出て勝っていればまた違った結果になったかもしれませんし、こればっかりはタイミング…ということなんでしょう。個人的には順当な結果と思いました。
2014年 1月 5日(日) 1回京都1日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第52回スポーツニッポン賞京都金杯
4歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)[指定] 芝・外 1600m 16頭
LAP 12.4-11.0-11.3-11.9-11.5-11.3-11.4-11.7=1:32.5
通過 34.7-46.6-58.1-69.4 上り 69.1-57.8-45.9-34.4
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
2 | エキストラエンド | C.ル | 1.32.5 | 13-12 | 33.5 | 6 | ||
6 | オースミナイン | 福永 | 1.32.7 | 1 1/2 | 13-12 | 33.6 | 1 | |
10 | ガルボ | 岩田 | 1.32.8 | 3/4 | 07-07 | 34.3 | 5 | |
13 | ブレイズアトレイル | 藤岡 | 1.32.8 | 頭 | 03-03 | 34.5 | 11 | |
7 | シャイニープリンス | 和田 | 1.32.9 | クビ | 05-03 | 34.5 | 8 | |
1 | ドリームバスケット | 川須 | 1.32.9 | クビ | 09-08 | 34.1 | 13 | |
3 | スマートギア | 小牧 | 1.32.9 | ハナ | 16-16 | 33.6 | 15 | |
5 | トーセンレーヴ | 武豊 | 1.32.9 | ハナ | 09-08 | 34.1 | 4 | |
12 | テイエムオオタカ | 幸英 | 1.33.1 | 1 1/4 | 02-02 | 35.0 | 14 | |
16 | サンライズメジャー | 池添 | 1.33.1 | 頭 | 09-08 | 34.3 | 9 | |
8 | マイネルラクリマ | 柴田 | 1.33.3 | 1 1/4 | 13-15 | 34.3 | 3 | |
14 | プリムラブルガリス | 浜中 | 1.33.9 | 3 1/2 | 05-05 | 35.5 | 7 | |
11 | ミヤジタイガ | 松山 | 1.34.0 | 3/4 | 09-12 | 35.1 | 12 | |
4 | タマモナイスプレイ | 酒井 | 1.34.2 | 1 1/4 | 01-01 | 36.1 | 16 | |
9 | メイケイペガスター | 藤田 | 1.34.8 | 3 1/2 | 03-05 | 36.4 | 2 | |
15 | ネオウィズダム | 後藤 | 1.35.1 | 2 | 07-08 | 36.4 | 10 |
単勝 2 \1010
複勝 2 \340 / 6 \180 / 10 \290
枠連 1-3 \1540 (6)
馬連 02-06 \2470 (8)
ワイド 02-06 \830 (8)/ 02-10 \1780 (25)/ 06-10 \820 (7)
馬単 02-06 \5820 (19)
3連複 02-06-10 \8490 (29/560)
3連単 02-06-10 \55260 (180/3360)
【ペース・展開おさらい】
テイエムオオタカが出て行く所を、内からタマモナイスプレイが交わしてのペースメイク。元々テンにズブいテイエムオオタカが行けてる所を見ると、序盤のペースは決して速くないと考えていいだろう。そのまま坂の上りで11.9まで緩めて後は京都外回り特有の上がり勝負での決着。12秒台が一度も記録されていない事から一貫Lapにも映るのだが、今開催の京都芝はかなり時計の速い作りになっており、全体のLapバランスを見るとやはり後傾と表現するのが自然…また前述の時計の速さから見ても、瞬発力はいらなくても物理的な上がり能力は必須だったレースであったと言えるだろう。
【各馬ひとこと】
エキストラエンド:スタートが悪く後方のインからの競馬。それでも内でうまく脚を溜めると、直線は内目に進路をとって一気に突き抜けた。元々上がりの脚に定評があった馬だけに、今回の馬場はピタリとマッチした印象だが、瞬発力を必要としない流れで勝ち切ったのは評価できる。距離もこのくらいがいいと思うのだが、もっとしっかりと流れるようなレースになった時に対応できるのかは現状未知数…そういう意味では次走以降が試金石になる。
オースミナイン:終始勝ち馬と並ぶような位置からの競馬だったが、ラストは勝ち馬の内に進路をとって伸びてきた。この馬も後傾持続力勝負の中で速い脚を叩き出せるだけに、結果的に流れと馬場がマッチした印象が強いのだが、いきなりの重賞で好走出来たことは今後につながると言っていいだろう。基本的に上位条件でも好走できるペース適性を持っている分、期待して良さそう。
ガルボ:距離を意識しいつもより後ろ目の位置から。それなりに伸びてはいるが、ただでさえ甘い馬がマイルになると更に甘くなるといった印象。ただこれがこの馬の持ち味、寒い時期もよく走るだけにこれくらいはやれて当然と言ったところか。ダービー卿あたりまでは楽しめそう。
ブレイルアトレイズ:この馬らしい正攻法…4角ではイケるかといった雰囲気だったが、差し馬の決め手に屈してしまった。基本的にここまでの上がりが出せる馬ではないだけに、流れや馬場含めて仕方無しといった印象のほうが強い。流れ次第ではこのクラスでも十分やれそう。
シャイニープリンス:直線一旦は先頭に立ったが…上がりの脚も持っているだけに、もう少し抵抗して欲しかったところ。前々走の3着もかなりハマった感はあり、現状の力は出せているということなのかも。
トーセンレーヴ:伸びそうな雰囲気はあったのだが…ペース自体は問題なかっただけに、やはりあまり強くないと言う事で。
マイネルラクリマ:スタートは悪くなかったが、後方に下がってしまった。さすがにこれでは仕方なし…58キロもあるが、この馬場で後ろからの競馬になってしまっては、追いつけるだけの上がりを持っていないのも事実であり、とりあえず評価を落とす必要はないだろう。
こちらも11着までがコンマ8秒差…そして、外国人ジョッキーが内をついて優勝と中山と似たような結果になったのは偶然なんでしょうか。
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