重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

2013 朝日杯フューチュリティステークス 回顧


まいどー!!です、bera-an2です。

引き続き上海におりますが、今日だけは比較的時間が取れますので、早めに仕上げて有馬記念モードに突入するとしましょう。


2013年12月15日(日) 5回中山6日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第65回朝日杯フューチュリティS
2歳・オープン・G1(馬齢) (牡・牝)(国際)(指定) 芝 1600m 16頭

LAP 12.7-11.0-11.4-11.7-11.8-12.2-11.8-12.1=1:34.7
通過 35.1-46.8-58.6-70.8  上り 71.0-59.6-47.9-36.1


馬 名騎手タイム着差通過順位上3F
6
アジアエクスプレスR.ム1.34.7
11-09-0735.34
11ショウナンアチーヴ後藤1.34.91 1/406-07-0335.76
14ウインフルブルーム和田1.34.9クビ02-05-0335.85
4マイネルディアベルM.デ1.35.11 1/405-03-0336.29
3
アトム川田1.35.1ハナ06-07-0735.91
16
ショウナンワダチ北村1.35.21/212-11-1135.77
13プレイアンドリアル柴田1.35.202-03-0336.32
5
サトノロブロイ松田1.35.4106-05-0736.310
10
グリサージュ江田1.35.416-15-1335.412
1
ベルカント武豊1.35.4クビ01-01-0136.83
9
ツィンクルソード福永1.35.5クビ12-13-1135.88
15
ハイアーレート吉田1.35.81 3/406-09-1036.415
12
アポロスター勝浦1.35.93/412-14-1336.014
8
ニシノデンジャラス田辺1.36.7510-11-1337.213
7
エルカミーノレアル川須1.36.8クビ02-02-0238.011
2
テイエムキュウコー三浦1.37.6515-16-1637.516

単勝  6 \870
複勝  6 \390 / 11 \470 / 14 \400
枠連  3-6 \4160 (16)
馬連  06-11 \7710 (28)
ワイド 06-11 \2400 (30)/ 06-14 \1890 (21)/ 11-14 \2060 (25)
馬単  06-11 \13000 (44)
3連複 06-11-14 \27430 (76/560)
3連単 06-11-14 \162960 (411/3360)

【ペース・展開おさらい】
予想通りベルカントのペース。ポンと出てそのままペースを作ったため、1F目はかなり遅い入りになったのだが、スピードに乗った2F目以降は淡々とペースを作っていく…3F通過が35秒台になったのは過去10年で2度目なのだが、前述の1F目の遅さに加え、例年に比べ1秒は掛かっている馬場の影響も大きく、また中盤2Fに関しては例年より早めの23秒台半ばで推移していることを踏まえて考えても、額面通りに消耗戦テイストの入った持続力勝負だったと見て良いだろう。馬場的にもインよりやや外目を勢いをつけて上がっていける馬に分があっただけに、やはり差し系の馬に有利に働いたレースだったと言える。

【各馬ひとこと】
アジアエクスプレス
中団後ろの最内から。3~4角にかけて徐々に外目に進路を取ると、直線は2着馬の外に馬を導き、坂の途中で前を捕まえきった。初芝でここまでのパフォーマンスをされてしまってはどうしようもないという所だが、やはり緩まないペースはこの馬には合っていたということだろう。逆に言えばダートならもっと強い所を見せられそうで、NHKマイルより先はダート路線を目指して欲しい所。

ショウナンアチーヴ3角までは必要以上に外には出さずに勝負どころで3着馬の外から手応えよく迫ると、一旦は抜け出しかけたのだが、勝ち馬の決め手に屈してしまった。流れや立ち回りに関しては全く問題なかっただけに、仕方ないと思える部分が大きかったのではないだろうか。引き続き緩まない流れでの差し脚には注目しておきたい。

ウインフルブルーム先行しながらも、3角手前で一旦息を入れるようにポジションを下げたが、そこからは再度積極的に前に迫った。直線は早々に2着馬に前に出られてしまったのだが、この馬自身も良く喰らいついており、しっかりとしぶとさを見せることの出来たレースだった。多少緩んでもキレで後ろを離せる馬だけに、今後も好走条件はかなり多岐に渡りそう。

マイネルディアベル3番手のインから直線は上手く逃げ馬の外に出せたのだが、外を回った組とは勢いの差が違った。ただ馬場バイアスを考えると決して悪い内容ではないだけに、次以降も狙い所はそれなりに出てきそう。

アトム:序盤は先行の構えだったが、最終的にはしっかりと控えて中団のイン。直線で狭くなった印象が強いのだが、狭くなりながらも比較的上手に進路を確保できていただけに、3~4角でポジションを上げられなかった事のほうが結果には大きく影響しているように思える。ただ情状酌量の余地はありながら、上位との力差が全くないわけではなさそうで、現状ではやはり切れ味勝負の舞台で再度期待したいと言ったところか。

ショウナンワダチ:出遅れながらもすぐさま巻き返しての中団後方。ただ勝負どころ以降も反応に乏しく伸びず止まらずと言った感じ。前走のように瞬発力を生かすような競馬のほうが合っているのかもしれない。

プレイアンドリアル2角までに掛かってしまい、それが直線まで続いてしまい早々に余力が尽きてしまった。外から勝ちを意識して出していったのが裏目に出てしまった印象だが、本来差しに回っても力は出せると思われるだけに、ここは参考外としておきたい。


前段でも書きましたが、時計が遅かったのは馬場の影響もありますので、レース内容としてはそれなりの水準はあったと思います。ただ牝馬どおしの争いだった先週のほうがインパクトが強かったし、このレース自体がクラシックに繋がりにくいだけに、皐月賞やダービーを見据えた時には、ここでの着順はあまり気にする必要もないのかなとも思います。




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