重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

2013 阪神ジュベナイルフィリーズ 回顧


まいどー!!です、bera-an2です。

いやぁ…ロードカナロア強かった。この路線も香港馬の勢いがここ2年ほど落ち込んでおり、弱メン相手と言う事もあったでしょうが、6F戦…しかも国際G1で5馬身差をつけたのだから十分すぎる内容です。距離適性の面からキンカメの正当後継という感じにはならないでしょうが、サンデー系の牝馬はよりどりみどりでしょうから、種牡馬としての人気も相当上がるんじゃないでしょうかね。年度代表馬もほぼ間違いないでしょうし、この馬にとっては最高のキャリアエンドになったんじゃないでしょうか。


2013年12月 8日(日) 5回阪神4日 天候 : 曇  馬場状態 : 良
【11R】 第65回阪神ジュベナイルフィリーズ
2歳・オープン・G1(馬齢) (牝)(国際)(指定) 芝・外 1600m 18頭

LAP 12.2-10.6-11.4-12.1-12.1-11.7-11.6-12.2=1:33.9
通過 34.2-46.3-58.4-70.1  上り 71.1-59.7-47.6-35.5


馬 名騎手タイム着差通過順位上3F
8レッドリヴェール戸崎1.33.9
08-0834.15
10
ハープスター川田1.33.9ハナ14-1433.61
6
フォーエバーモア蛯名1.33.9クビ06-0534.68
12
クリスマスM.デ1.34.11 1/217-1733.67
13マーブルカテドラル田辺1.34.31 1/408-0734.64
7
マジックタイム後藤1.34.311-1134.36
18ホウライアキコ和田1.34.304-0435.32
16
モズハツコイM.バ1.34.93 1/211-1135.010
1
レーヴデトワール福永1.34.911-1334.83
15
グランシェリー浜中1.35.11 1/414-1434.99
9
エクスペリエンス四位1.35.2クビ07-0635.618
17
ダイヤモンドハイ武幸1.35.51 3/402-0237.011
14
スイートガーデン太宰1.35.6クビ03-0336.717
11
ヤマニンアリエッタ高倉1.35.71/216-1435.416
2
トーセンシルエット江田1.35.91 1/210-0836.112
3
マイネグラティア幸英1.36.32 1/218-1835.615
5
ニホンピロアンバー酒井1.37.1501-0138.714
4
メイショウアサツユ池添1.40.2大差05-0840.413

単勝  8 \1460
複勝  8 \340 / 10 \120 / 6 \460
枠連  4-5 \670 (2)
馬連  08-10 \1240 (4)
ワイド 08-10 \570 (4)/ 06-08 \2660 (28)/ 06-10 \860 (8)
馬単  08-10 \4250 (14)
3連複 06-08-10 \6220 (19/816)
3連単 08-10-06 \42130 (124/4896)

【ペース・展開おさらい】
ニホンピロアンバーがスッと出てのペースメイクだが、外目からもダイヤモンドハイが掛かり気味に迫って序盤から縦長の展開。3F通過の34.2は昨年に続く速い通過なのだが、後続の集団(6~7番手)は確実に1.5秒は遅れて通過しており、それを思えば標準的といった所か。その後、残り4F辺りから徐々に差を詰めにかかるのだが、本格的に動いたのはやはり残り3Fから…ただ2歳牝馬阪神マイルというのはやはり少し酷なコースであり、坂上からはLapを落としながら我慢比べの様相を見せながらのFinishとなった。全体的に見ても決して上がりだけの勝負というわけではなく、総合力を問われたレースだったと見て良いだろう。

【各馬ひとこと】
レッドリヴェール
スタート良く中団やや前から。4角では少し手応えが怪しかったのだが、直線ではジリジリと前に迫り、猛追する2着馬をぎりぎり凌いで…というより、結果ゴール板の前だけホンの少し出ていたという感じでのゴールだった。とは言え、このLapでもしっかりと立ち回れたのは力の裏返し。底力と瞬発力を兼備したタイプであり、来春も有力候補と言って差し支えない。

ハープスター4角で外に出さなかったことに関し調教師がオカンムリとの事だったが、馬の間を縫うような追撃も決して大きなロスがあったわけではなく、個人的には悪い競馬ではなかったように思える。新潟2歳Sで見せたような切れ味が全面的に活かせる舞台ではない中での結果だけに、やはり瞬発力優勢型の馬なのではという見方が自然なのだろうが、それでも勝ちに等しい内容を見れば、世代トップクラスの力の持ち主であることには変わりなし。恐らくチューリップ賞は完勝だろう。

フォーエバーモア後続集団より少し前のポジション。坂上では一旦抜け出す場面もあったが、ラストはわずかに差されてしまった。とは言え、位置取り面を思えば上位馬と全く遜色ない内容と言っていいだろう。ここ2戦のパフォーマンスを見ても追ってしっかりしており、それに加え立ち回りの上手さを生かせば、少なくとも桜花賞は有力候補の一角は担えるはず。関東馬でもしっかりチューリップ賞を使って本番に行って欲しいところだ。

クリスマス:まさかの後方待機。勝負どころでも手応えが怪しい様だったが、直線で外に出すと一気に前に迫った。前走キレ負けの馬が、このレースで上がり最速を出せる事自体が驚きだったが、キレのみを求められたレースではないだけにそういう意味では総合力で上位だったということか。ただ、極端なレースでの結果である分、地力に勝ったという印象はやはり薄く、個人的には次も半信半疑。

マーブルカテドラルこの馬らしい中団からの正攻法。ただ直線では思ったほど伸び切れなかった。力は出し切れているといってよく、ここは力負けと言っていいだろう。

マジックタイムマーブルカテドラルの直後からも直線では並びかけるのが精一杯。この馬もキレに寄った流れのほうがいいのかも。ただ鞍上が左手前は下手と言っていたが、そういう意味では左回りのほうがいい可能性も。

ホウライアキコ直線で持ったまま前に並びかけた時には、そのまま押し切るかと思われたが…やはりこのコースで正攻法で押し切るのは難しいということ…また流れ的にも少し厳し目だったか。

レーヴデトワール:最内も前が詰まるような所も全くなかったし、現時点では前とは少し差がありそう。


牡馬混合の2歳S勝ち馬が掲示板に3頭入っており、そういう意味では現時点での力をしっかり問われたレースだったと見ていいでしょう。またレベルも中々のものだったと思いますので、来年もこのレースに出走したメンバーが中心となってクラシックを賑わせていくはずです。



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