見た目の勝ち方だけで…~フローラS回顧~
です、です。
今週木曜からまたまた日本…会議なども含めての帰国なのですが、GWに関してはそれなりに自分の時間は取れそうで、天皇賞の予想もゆっくりと出来そうな気配…チャイナにいる間に、回顧はさくっと終わらせて日本に旅立つことにしましょう。
2013年 4月21日(日) 2回東京2日 天候 : 曇 馬場状態 : 稍重
【11R】 第48回サンケイスポーツ賞フローラS
3歳・オープン・G2(馬齢) (牝)(国際)(指定) 芝 2000m 18頭
LAP 12.8-12.0-12.4-12.5-13.4-13.3-13.3-11.6-11.2-11.4=2:03.9
通過 37.2-49.7-63.1-76.4 上り 74.2-60.8-47.5-34.2
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
12 | デニムアンドルビー | 内田 | 2.03.9 | 18-16-05 | 33.8 | 1 | ||
10 | エバーブロッサム | 戸崎 | 2.04.0 | 3/4 | 11-08-05 | 33.9 | 2 | |
6 | ブリュネット | 福永 | 2.04.1 | 3/4 | 10-08-10 | 33.8 | 9 | |
18 | テンシンランマン | 田中 | 2.04.1 | ハナ | 06-05-05 | 34.0 | 5 | |
5 | タガノミューチャン | 吉田 | 2.04.2 | クビ | 01-01-01 | 34.5 | 11 | |
2 | スイートサルサ | 蛯名 | 2.04.2 | ハナ | 11-12-10 | 33.9 | 3 | |
7 | ナンヨーユナ | 北村 | 2.04.2 | 頭 | 14-13-13 | 33.7 | 10 | |
4 | インカンデセンス | 国分 | 2.04.3 | 1/2 | 06-11-13 | 33.8 | 17 | |
11 | セキショウ | 横山 | 2.04.4 | 1/2 | 03-02-03 | 34.4 | 6 | |
15 | ロジプリンセス | 三浦 | 2.04.4 | クビ | 05-05-05 | 34.3 | 7 | |
9 | ラキシス | 江田 | 2.04.5 | 1/2 | 16-16-13 | 34.0 | 14 | |
3 | イリュミナンス | 武豊 | 2.04.6 | 3/4 | 06-05-09 | 34.4 | 4 | |
1 | オースミミズホ | 柴田 | 2.04.6 | 頭 | 11-13-17 | 34.0 | 16 | |
14 | アニマトゥール | 田辺 | 2.04.6 | ハナ | 14-13-13 | 34.2 | 12 | |
17 | エクスパーシヴ | 村田 | 2.04.7 | クビ | 03-02-03 | 34.8 | 15 | |
16 | ブリリアントアスク | 武士 | 2.04.8 | 3/4 | 17-18-17 | 34.1 | 13 | |
8 | アルマシャウラ | 杉原 | 2.04.9 | 3/4 | 06-08-10 | 34.6 | 18 | |
13 | グッドレインボー | 石橋 | 2.05.7 | 5 | 02-02-02 | 35.9 | 8 |
単勝 12 \370
複勝 12 \170 / 10 \170 / 6 \470
枠連 5-6 \690 (1)
馬連 10-12 \870 (1)
ワイド 10-12 \360 (1)/ 06-12 \1410 (16)/ 06-10 \1600 (20)
馬単 12-10 \1680 (1)
3連複 06-10-12 \6880 (18/816)
3連単 12-10-06 \24620 (61/4896)
【ペース・展開おさらい】
戦前から行く馬がいないと評されていたが、予想通りにタガノミューチャンが押し出されるようにハナ。そのままドスローペースへ突入となった。馬場が悪かったこともあるだろうが、5~7F目は13秒台を3つつなげての上がり3つの勝負。この馬場でも上がり性能のみが問われたレースであることは想像に難くない。
【各馬ひとこと】
デニムアンドルビー:出負けしたわけではないが、馬なりで追走しているといつの間にか最後方…と言った感じ。それでも3~4角で外目をついて上昇すると、直線でも最後まで止まらずに押し切ってしまった。見た目には非常にインパクトのある勝ち方だったが、この馬が動き出した7F目のLapは13.3…それを思うと、上がり3つの競馬の中でこの馬だけが上がり4つの競馬をした…ただそれだけのようにも思える。そういう意味では持続力を生かす競馬をした鞍上の好判断が生きたと言えるのだが、持続力に加え、それなりの加速力も備えていることが分かったのは収穫で、更に上積みがあるのであれば、オークスでも好勝負できる下地はあるといっていいだろう。
エバーブロッサム:中団のやや外目から、勝ち馬が外から迫ってきた時に自身もジワッと進出開始したのだが、残り1Fで勝ち馬に前に出られると、食らいつきはしたものの、ジリジリと差を付けられながらのFinish。前走は中山でも高い瞬発力を見せており、その性能を発揮しての権利取りとなったのだが、未勝利戦などを見ても決して決め脚だけの馬ではなく、しっかり流れるようなレースでも上がりを強調できる下地はあると思われ、本番はそのようなペースになってくれることを期待したい。
ブリュネット:道中は2着馬を前に見る位置だったが、直線手前でうまく動けずに前と差ができるような形になってしまった。それでも加速を始めるとしっかり伸び、最後の最後に前をかわして何とか権利獲得。この馬も未勝利勝ちは瞬発力いらずの中、それなりの勝ち方。さらにここでの決め脚勝負でも結果を残せたことは基本性能の高さを示していると言っていいだろう。恐らく本番でも人気にはならないだろうが、ぜひ小銭は置いておきたいと思わせる内容だった。
テンシンランマン:大外からあまり出が良くなく掛かり気味に前に並びかけてく序盤戦…先団のやや後ろで前に壁を作ると、直線では2着馬と合わせるように伸びてきたのだが、最後に脚が止まって差されてしまった。着差を考えれば、前半の挙動が悔やまれるところだが、ただこの流れでもペースアップは地脚で対応しており、上位にキレ負けしてしまったのも仕方ないところ。恐らく中山のほうが圧倒的に合っているだろう。
勝ち馬の所でも書きましたが、インパクトのある勝ち方の割りには過大評価は禁物…それでも、オークスへの適性はありそうだ…そんなイメージでした。ただ走りや流れから見ても、ここで権利をとった3頭は本番でも幾らかは買っておいたほうがいいのかな…そんな風には思っております。さて、本番はどうなりますやら。
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