隠れG1だったはずなのに…～ラジオNIKKEI杯2歳S回顧～
です、
です。
明日の飛行機で日本に一時帰国しますので、本日のエントリは早めに上げておくことにします。年末年始もチョコチョコは更新…特に東京大賞典は予想エントリをあげようと思いますので、宜しければご覧くださいませ…
さて、ルーラーシップは引退のようですね。エアグルーヴにキンカメとサンデーの血が一滴も入っていないだけに、どっちに転んでも種馬にはなったと思いますが、このまま出遅れが続けば、種牡馬としての価値が下がる可能性もありますからね…まぁ仕方ないのかもしれません。
大跳びで雄大なフォーム…良血らしい気品ある馬体…現役牡馬の中ではかなり見栄えのする馬でした。種牡馬としても大物を出してくれることを期待しましょう。
2012年12月22日(土) 5回阪神7日 天候 : 曇 馬場状態 : 稍重
【11Ｒ】 第29回ラジオNIKKEI杯２歳Ｓ
２歳・オープン・Ｇ３(馬齢) (国際)(特指) 芝・内 2000m 7頭
LAP 14.0-12.4-13.4-13.2-13.0-12.9-12.0-11.5-11.0-12.0=2:05.4
通過 39.8-53.0-66.0-78.9 上り 72.4-59.4-46.5-34.5
| 馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
| 7 | エピファネイア | 福永 | 2.05.4 | 02-03-03-03 | 34.4 | 1 | ||
| 4 | バッドボーイ | C.ウ | 2.05.5 | 1/2 | 01-01-01-01 | 34.6 | 5 | |
| 6 | キズナ | 武豊 | 2.05.5 | クビ | 02-02-02-02 | 34.5 | 2 | |
| 3 | アクションスター | C.ル | 2.05.7 | 1 1/2 | 04-04-04-04 | 34.5 | 4 | |
| 5 | アドマイヤドバイ | 池添 | 2.06.0 | 1 3/4 | 04-05-04-04 | 34.7 | 6 | |
| 1 | ラウンドワールド | 岩田 | 2.06.4 | 2 1/2 | 07-07-06-06 | 34.9 | 3 | |
| 2 | リアルマイスター | 小牧 | 2.06.9 | 3 | 06-06-06-06 | 35.4 | 7 |
単勝 ７ \190
複勝 ７ \130 / ４ \560
馬連 04-07 \2170 (6)
ワイド 04-07 \450 (6)/ 06-07 \140 (1)/ 04-06 \550 (9)
馬単 07-04 \3080 (9)
３連複 04-06-07 \1230 (4/35)
３連単 07-04-06 \8710 (24/210)
【ペース・展開おさらい】
どの馬も馬なりで様子見…1Fが14.0という超スローでのスタートになった。最終的にバッドボーイが先頭に立つのだが、逃げ馬ですら行きたがるのを必死になだめる程の遅い流れからの4F上がり勝負。上がり4つの中で極端にLapの上がった部分は無く、徐々に加速する持続力勝負といえるのだが、前半の遅さは特筆モノで、位置取りの有利不利があったのは言うまでもない。
【各馬寸評】
エピファネイア：番手ガッチリから直線で外に合わせるとわずかに前に出て、その差をキープしたままで3連勝。鞍上の手は激しく動いている感じもなく、着差以上の内容と言えるのではないだろうか。前走も内から楽に抜けだしてきたあたりも踏まえると、大物感は出ているといっていいが、まだ厳しいレースの経験がないだけに、完成の途上で取りこぼすようなこともあっておかしくはない。現時点でどうこう言うのはまだ早い。
バッドボーイ：ハナでもガッチリと押さえる競馬。直線は3頭の最内だったが、坂の部分でもしっかり耐えて最後に差し返すようにしての2着。新潟の条件戦にしても東スポ杯にしてもそれなりの物は持っているような感じは受けていたが、今回はペースの恩恵があったにせよ、目標にされるような流れでも結果を出せたのは収穫。あまり人気にならないキャラっぽいが、来年のクラシック戦線でも穴演出するシーンがあっても驚けない。
キズナ：こちらも若干行きたがっていたが、何とかなだめて3頭合わせの真ん中…外の勝ち馬に喰らいつくシーンもあったのだが、坂の途中で脚が鈍り、内の2着馬にも交わされての3着。連勝の内容はいずれも瞬発力を存分に活かす流れだっただけに、4F上がり勝負の4F目で脚が止まってしまったのは、瞬発力特化型のほのかな香りが漂ってきたということだろうか。
ラウンドワールド：出遅れて後方から。3角で集団に取り付くが、直線は前の3頭はおろか、同じ位置の1頭を交わすのが一杯のゴール。位置取りの逆流があったにせよ、あまりにも不甲斐ない敗戦だった。休み明けということもあり、とりあえずは参考外でいいだろうが、少なくとも次走は○以上の印は付けられそうにない。
少頭数だけに仕方ないのかもしれませんが、来年に向けて語れるようなレースにはなりませんでしたね…まぁ、4月までは様々なレースがありますし、落胆する必要もないのですが。
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