重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

こんなに強かったの?~ジャパンカップダート回顧~


まいどー!!です、bera-an2です。

チャイナに戻り1週間が過ぎようとしておりますが、全く落ち着きを取り戻しません。まさに師が走る月です。今年は年末までこんな調子になりそうな気配と、先に言い訳をしておくことにしましょうwww


2012年12月 2日(日) 5回阪神2日 天候 : 曇  馬場状態 : 良
【11R】 第13回ジャパンカップダート
3歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) ダート 1800m 16頭

LAP 12.6-10.7-12.5-11.7-12.3-12.6-12.6-11.6-12.2=1:48.8
通過 35.8-47.5-59.8-72.4  上り 73.0-61.3-49.0-36.4


馬 名騎手タイム着差通過順位上3F
14
ニホンピロアワーズ酒井1.48.8
03-04-04-0336.06
12ワンダーアキュート和田1.49.43 1/205-05-05-0536.43
9
ホッコータルマエ幸英1.49.51/202-02-02-0236.89
10×ローマンレジェンドM.デ1.49.8208-07-08-0736.61
13
グレープブランデーC.ル1.49.91/206-07-06-0336.811
3ミラクルレジェンド川田1.50.11 1/210-10-10-0936.814
6
ナムラタイタン熊沢1.50.23/412-13-10-1236.813
1
ハタノヴァンクール四位1.50.2クビ15-15-16-1236.68
2
シビルウォー内田1.50.41 1/406-06-06-0937.212
4
エスポワールシチー武豊1.50.4クビ01-01-01-0138.02
16
ナイスミーチュー福永1.50.5クビ16-15-14-1636.916
5
トゥザグローリーC.ウ1.50.509-09-08-0537.37
15
ソリタリーキング浜中1.50.6クビ11-11-13-1237.010
11
ダノンカモン池添1.50.73/412-14-14-1237.115
8
イジゲンR.ム1.51.4412-11-12-0738.14
7
トランセンド藤田1.51.82 1/203-02-02-0939.05

単勝  14 \1990
複勝  14 \500 / 12 \260 / 9 \820
枠連  6-7 \3530 (14)
馬連  12-14 \4290 (14)
ワイド 12-14 \1260 (13)/ 09-14 \3770 (32)/ 09-12 \2790 (28)
馬単  14-12 \11620 (33)
3連複 09-12-14 \30010 (74/560)
3連単 14-12-09 \165230 (374/3360)

【ペース・展開おさらい】
絶好の飛び出しを見せたエスポワールシチーに、それをマークするように付いて行くホッコータルマエトランセンドは内で出ムチを入れるも3番手が精一杯の序盤戦。3F通過を見ればやや速めという感じだが、後続に関しては、3F目でやや前と距離を置き、4F目で少しそれが広がって、5F目~7F目で徐々に吸收という展開。従って標準的な入りから中盤はソコソコ流れたものの、6F目と7F目で少し溜めができての直線勝負だったと見ることが出来るだろう。ダート戦で4角手前で溜めがあって、直線でスッとペースが上がるのは条件戦でよく見かけるのだが、そのレベルの高いバージョンということ。こんな流れの時は先行してペースに対応できる馬が力を発揮するのだが、今回もまさにそのような結末となった。

【各馬寸評】
ニホンピロアワーズ
スッと3番手からペースの上下にも全く問題なく対応し、内のホッコータルマエを極限まで引きつけてからのスパートすると、スッと後ろを離してのまさに完勝。前走含め、先行しての安定ぶりは理解できていたが、まさかここまでの横綱相撲が出来るとはつゆ知らず。「前走からの間に急激な成長があった」旨の談話もあったが、それならそうと言ってくれれば…という、恨み節も虚しく映る走りだった。今回のペースでもしっかり対応できている以上、先行さえ出来れば大崩れするような姿は想像しにくく、東京大賞典でもかなり有力といわざるを得ない。

ワンダーアキュート外目の枠も上手く先行して先団のポケットに収まる。直線では勝ち馬の直後から伸びかけたが、前との差は逆に開いてしまった。どちらかと言えば、今回のようなレースは不向きなタイプでもっとしっかり流れるダート戦らしい流れならば、もう少し差は詰まっていたかもしれない。それでも2着を確保できている辺りは、素直に評価したい所。

ホッコータルマエ積極的に番手を取りに行き、4角では一旦先頭にたったものの、勝ち馬には歯が立たなかった。キャリアの浅い3歳馬ながらペースへの対応力という意味では下地があった事に加え、器用に立ち回れる強みも生かしての結果。先行して上がりも出せる馬だけに、フェブラリーSでもやれそうな気配。

ローマンレジェンド先団の馬たちを見る絶好位。それでも4角手前から行きっぷりが怪しくなり直線は伸びあぐね、何とか4着といった形のゴールとなった。4角過ぎて置かれそうになったが、それでもしっかり付いていきながらの結果で、ペース適性という部分で大きく劣ったわけでもなく、オッズが示すほどの力差はなかったということなのではないだろうか。いつもの鞍上に戻って前にどこまで迫れるか…といったところか。

グレープブランデー中団前からペースの緩んだところで積極的に進出し、勝ち馬の外から脚を伸ばすも最後は止まってしまった。この相手でもそれなりにまとめられたことは収穫だが、終始スムーズなレースぶりだっただけに、もうワンパンチ欲しいところだ。

前が残るようなレースになりましたが、中盤を見ても、決して前有利の流れだったわけではありません。よって上位の馬は素直に評価していいと思いますが、あまりに後方からでは話にならないレースだった事も事実ですので、6~8着辺りの馬は条件次第では十分見直し可能と言っていいのではないでしょうか。

それにしても人馬ともに初G1…鞍上の感謝の気持ちを全面に出した爽やかなインタビューは好感もてましたね。素直におめでとうを言いたいと思います!



ポチポチおねがい!!
競馬ブログ・ランキング
ランキング参加中!!

ペタしてね

フォローする