またまた3歳馬~富士S回顧~
です、です。
ようやく出張から戻ってまいりました。かなり疲労が溜まっておりますが、とりあえず重賞回顧だけは追いついておかねば…という事で、ちょいと手短にいこうと思います。
2012年10月20日(土) 4回東京6日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第15回サウジアラビアロイヤルカップ富士S
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(指定) 芝 1600m 18頭
LAP 12.3-10.8-11.3-11.5-11.7-11.3-11.6-11.9=1:32.4
通過 34.4-45.9-57.6-68.9 上り 69.3-58.0-46.5-34.8
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
18 | クラレント | 岩田 | 1.32.4 | 07-07 | 33.9 | 5 | ||
10 | ファイナルフォーム | 福永 | 1.32.5 | 1/2 | 09-07 | 33.9 | 3 | |
11 | ヒットジャポット | 松岡 | 1.32.5 | ハナ | 09-10 | 33.8 | 14 | |
6 | ダローネガ | 佐藤 | 1.32.5 | 頭 | 07-07 | 33.9 | 10 | |
17 | スピリタス | 蛯名 | 1.32.6 | 3/4 | 11-10 | 33.8 | 9 | |
9 | ガルボ | 石橋 | 1.32.7 | クビ | 05-04 | 34.3 | 2 | |
14 | スマイルジャック | 田辺 | 1.32.7 | 頭 | 13-13 | 33.8 | 11 | |
8 | コスモセンサー | 中谷 | 1.32.8 | 3/4 | 01-01 | 35.2 | 1 | |
3 | ゴールスキー | 内田 | 1.33.0 | 1 | 11-10 | 34.2 | 6 | |
7 | セイクレットレーヴ | 横山 | 1.33.0 | クビ | 13-14 | 34.0 | 8 | |
13 | ダノンヨーヨー | 三浦 | 1.33.1 | クビ | 16-15 | 34.0 | 7 | |
1 | ダンツホウテイ | 吉田 | 1.33.2 | 3/4 | 05-04 | 34.8 | 15 | |
5 | サトノタイガー | 的場 | 1.33.2 | クビ | 02-02 | 35.1 | 12 | |
15 | フラガラッハ | 高倉 | 1.33.3 | 1/2 | 17-17 | 34.1 | 4 | |
16 | ミキノバンジョー | 太宰 | 1.33.4 | 3/4 | 04-04 | 35.1 | 13 | |
2 | ダンスフォーウィン | 武士 | 1.34.0 | 3 1/2 | 17-18 | 34.4 | 18 | |
12 | モルトグランデ | 木幡 | 1.34.3 | 2 | 15-15 | 35.2 | 17 | |
4 | ツクバホクトオー | 江田 | 1.34.5 | 1 1/2 | 02-02 | 36.4 | 16 |
単勝 18 \1100
複勝 18 \420 / 10 \330 / 11 \1050
枠連 5-8 \960 (5)
馬連 10-18 \4990 (21)
ワイド 10-18 \2250 (32)/ 11-18 \8530 (86)/ 10-11 \4760 (62)
馬単 18-10 \9420 (40)
3連複 10-11-18 \95330 (273/816)
3連単 18-10-11 \468140 (1368/4896)
【ペース・展開おさらい】
これといってハナにこだわる馬もいない中で、コスモセンサーが意を決してハナへ。2Fすぎからジワジワと後ろを離し始め、残り3Fでは5馬身ほどの差が付いたが、ラスト1Fで吸収される様な展開になった。Lapだけを見ると緩みの少ない一貫Lapだが、追いかける側としては、中盤は少し緩んで、瞬発力をも求められる展開になったといえるだろう。
馬場的には今開催のデフォルトとも言えるフラットな状態。ただ大外は少し苦しかったのではないだろうか。
【各馬寸評】
クラレント:ピンク帽ながら、さほど外を回らされずに中団へ。直線ではいち早く前に取り付くと、後続の追撃を振りきり、一年ぶりの重賞制覇となった。基本的に瞬発力が必要な舞台でこその馬だけに、少しでもキレが求められる舞台になったことはプラスに働いたと言えるだろう。また完全一貫Lapの様な舞台への適性は微妙なだけに、本番へつながる走りだったかと言われればちと疑問ではあるが。
ファイナルフォーム:4角までは勝ち馬の内を追走し、直線では勝ち馬の後ろにまわり追撃開始もスッと離されてしまった。ただラストでは盛り返して差を詰めてきており、瞬発力<持続力の印象を強くした内容だった。もちろん瞬発力をも持ち合わせているだけに、本番に向けて適正が高そうなのはこちらの方ではないだろうか。
ヒットジャポット:こちらも勝ち馬の直後から。直線もジワジワと伸び続けたが勝ち馬に迫るまでには至らず。この馬も持続力勝負の中で、若干の瞬発力を生かす競馬がベストといえるだけに、流れとしてもドンピシャだったと言えるだろう。また東京新聞杯でも3着に入っている様に、このクラス力的には遜色ないものは持っており、さすがにココは人気がなさすぎたということ。ただこれ以上の上積みは無さそうで、今後も狙えるレースは限られてきそうだ。
ダローネガ:中団のインから、最後の最後に浮上してきての4番手。内容が示すとおりに持続力を活かしたいタイプで、流れ的にH少し不向きだったということか…また上がりを強調できるタイプではないだけに、父と同じくもう少し前で競馬したほうが良さそう。
スピリタス:出遅れて中団の外目から…4角もさほど外を回さずにうまい立ち回りだったが、出負けを考えれば、さほど悪い内容ではない。内目を通った方がうまく立ち回れ、また京都のほうが合う馬だけに、条件が変わればもう少しやれてもいい。
ここも掲示板の中で3歳馬が3頭入りました。4頭しか出てないことを考えれば、やはり優秀ですね。ただ、このメンツの中でも本番での出し入れが必要になってきそうなだけに、本番はかなりの混戦が予想されそうです…
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