何とも評価がしづらい…~デイリー杯2歳S回顧~
です、です。
2歳で京都外回りを使うのはこのレースとファンタジーSだけですので、ある意味注目していたんですがねぇ。こちらもいつもとは違った感じになってしまいました。
2012年10月 6日(土) 4回京都1日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第47回デイリー杯2歳S
2歳・オープン・G2(馬齢) (国際)(指定) 芝・外 1600m 12頭
LAP 12.4-11.3-12.0-12.2-12.5-11.7-10.9-11.7=1:34.7
通過 35.7-47.9-60.4-72.1 上り 71.0-59.0-46.8-34.3
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
9 | テイエムイナズマ | 池添 | 1.34.7 | 01-01 | 34.3 | 6 | ||
2 | クラウンレガーロ | 幸英 | 1.34.8 | 3/4 | 02-03 | 34.0 | 3 | |
1 | マイネルエテルネル | 和田 | 1.34.9 | クビ | 04-05 | 33.9 | 2 | |
8 | コレクターアイテム | 岩田 | 1.34.9 | クビ | 12-12 | 33.2 | 7 | |
6 | カオスモス | 川田 | 1.35.0 | 1/2 | 04-03 | 34.2 | 9 | |
5 | タイセイドリーム | 小牧 | 1.35.1 | 3/4 | 06-08 | 33.9 | 8 | |
12 | サウンドリアーナ | 浜中 | 1.35.2 | クビ | 10-10 | 33.9 | 4 | |
4 | ラシーマ | 太宰 | 1.35.2 | クビ | 10-11 | 33.8 | 11 | |
3 | フジノストロング | 高倉 | 1.35.3 | クビ | 02-02 | 34.6 | 12 | |
11 | ダンツアトラス | 藤田 | 1.35.3 | クビ | 06-06 | 34.2 | 5 | |
7 | メイケイペガスター | 川須 | 1.35.4 | 1/2 | 09-08 | 34.2 | 1 | |
10 | スクワドロン | 福永 | 1.35.9 | 3 | 06-06 | 34.8 | 10 |
単勝 9 \1560
複勝 9 \400 / 2 \260 / 1 \170
枠連 2-7 \4180 (16)
馬連 02-09 \5740 (21)
ワイド 02-09 \1720 (20)/ 01-09 \1350 (15)/ 01-02 \540 (6)
馬単 09-02 \12410 (43)
3連複 01-02-09 \6730 (21/220)
3連単 09-02-01 \58300 (191/1320)
【ペース・展開おさらい】
好発を切った大外サウンドリアーナが押さえてしまい、前走6Fを使ったクラウンレガーロが内から顔を覗かせるものの、これも特に行く気はなし。フジノストロングとの雁行が続きそうな中で、出遅れたテイエムイナズマが外から一気にハナを取り切ってのペースメイクとなった。とは言え、前半3Fも良馬場で行われた中では過去10年で最遅。さらに中盤の2Fもしっかりと緩めて、上がり3つでペースアップ。逆に残り2つ目で10秒台を記録してのFinishと、上がりにかなり寄った流れになってしまった。当然求められたのは瞬発力性能なのだが、後方の馬たちは33秒前半の脚が必須という感じになってしまった分、むしろ前にいてそこそこ脚が使える方に展開は向いたと言っていいだろう。
【各馬寸評】
テイエムイナズマ:展開おさらいの部分でも書いたが、出遅れながら3コーナーまでにハナに立つと、4コーナーでは外に振られながらも、そのまま馬場の中央を押し切ってしまった。前走も阪神外回りを捲るようにして差しきり、上がりタイムも優秀だっただけに、流れとして向いたのは間違いなさそうだが、やはり早めに先頭に立った鞍上の好判断の賜物と言えよう。正直、この一戦だけで評価するのは難しそうだ。
クラウンレガーロ:テイエムにハナを譲ると、インでじっくり控える競馬。直線も前ががら空きで一時は前に並びかけたのだが、最後は脚色が鈍ってしまった。小倉2歳の競馬からしても、上がりに寄った競馬が決して良いタイプではないだけに、この結果も仕方なしに思えるが、前すらかわせなかったことを思えば、距離的な面での限界が見えたのかもしれない。
マイネルエテルネル:スタートからがっちり押さえ、先団を見るような位置からの競馬。何のロスもなく運べたが、小倉2歳で交わした馬に一歩及ばなかった。少なくとも切れ味勝負では分が悪いことは分かったが、これ以上何とも言い様がないというのが正直なところ。
コレクターアイテム:最後方からインベタで4角を回ると、一気に外に出してはじけた。馬群も密集しており、切れ味を発揮しやすいレースだったが、それでも決め脚は群を抜いており、瞬発力特化型として今後も注目しておきたい一頭。
とりあえずは、そんなところですかね。サウンドリアーナは好発からあえて控えたのが何故なのか…よく分かりません。メイケイペガスターも新馬と似たような流れでもっとやれてもいいはずなんですがねぇ。ただ一流の馬は条件問わずにそれなりに評価できる部分はあるはずで、参考外と一蹴してしまうのもちょっと違うような気もします。
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