【完成版】馬場が見えていたのは…~七夕賞回顧~
です、です。
いつものことながら、日本ではあまり時間が取れません。まずは結果のみを…残りは明日中に書き上げますのでご了承下さいませ…
2012年 7月 8日(日) 2回福島8日 天候 : 晴 馬場状態 : 稍重
【11R】 第48回七夕賞
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(特指) 芝 1800m 18頭
LAP 12.3-11.2-12.0-12.3-12.5-12.4-11.8-12.0-12.2-12.4=2:01.1
通過 35.3-47.2-59.2-71.1 上り 71.4-59.5-47.5-35.6
馬 | 印 | 馬 名 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 |
6 | アスカクリチャン | 内田 | 2.01.1 | 04-05-05-05 | 36.0 | 14 | ||
5 | トーセンラー | 岩田 | 2.01.1 | ハナ | 10-11-13-14 | 35.5 | 1 | |
7 | ミキノバンジョー | 太宰 | 2.01.2 | 1/2 | 01-01-01-01 | 36.7 | 7 | |
16 | ケイアイドウソジン | 石橋 | 2.01.2 | ハナ | 02-02-02-02 | 36.6 | 13 | |
11 | ニシノメイゲツ | 田中 | 2.01.2 | クビ | 10-11-11-11 | 35.7 | 6 | |
2 | ▲ | トップカミング | 武士 | 2.01.4 | 1 | 10-10-10-08 | 36.1 | 11 |
1 | ◎ | ゲシュタルト | 蛯名 | 2.01.5 | 3/4 | 04-04-03-03 | 36.6 | 5 |
12 | × | エクスペディション | 浜中 | 2.01.8 | 1 3/4 | 10-13-11-08 | 36.3 | 3 |
3 | ダイワファルコン | 北村 | 2.01.8 | ハナ | 07-08-08-08 | 36.6 | 4 | |
4 | △ | イケドラゴン | 柴田 | 2.01.8 | クビ | 07-05-05-05 | 36.7 | 15 |
8 | アニメイトバイオ | 江田 | 2.02.0 | 1 | 14-13-16-15 | 36.2 | 9 | |
10 | ○ | タッチミーノット | 横山 | 2.02.0 | ハナ | 04-05-05-05 | 37.0 | 2 |
15 | トップゾーン | 吉田 | 2.02.2 | 1 | 14-16-14-15 | 36.5 | 10 | |
9 | シンゲン | 田辺 | 2.02.4 | 1 1/2 | 03-03-03-03 | 37.6 | 8 | |
14 | スマートステージ | 中舘 | 2.02.6 | 1 1/4 | 14-13-14-13 | 36.9 | 12 | |
13 | サンライズベガ | 松岡 | 2.02.9 | 2 | 07-08-08-11 | 37.7 | 16 |
単勝 6 \5440
複勝 6 \970 / 5 \200 / 7 \610
枠連 3-3 \13220 (34)
馬連 05-06 \16450 (53)
ワイド 05-06 \3520 (45)/ 06-07 \10110 (92)/ 05-07 \1970 (19)
馬単 06-05 \39270 (119)
3連複 05-06-07 \67180 (201/560)
3連単 06-05-07 \591030 (1389/3360)
【7/12 18:00 追記】
香港経由でチャイナ国境の町深センまでやってきました。ここで顧客と食事会なのですが、それまで時間がありますので、とりあえず完成させて上げておくことにします。
プロキオンS回顧はなんとか明日…という感じですね。
【ペース・展開おさらい】
前走逃げて勝ったミキノバンジョーが難なく先手。遅れてケイアイドウソジンが番手に押し上げて1コーナーまでに位置取り争いはあっさりと終了…その後も大きく緩めるまではいかないものの、決して速くないペースで一団の競馬が続き、残り4Fから一気にギアアップしてゴールまでの我慢比べ。前後半差で言えば、60.3-60.8のほぼ平均と言っていいのだが、淡々と全く出入りがない展開で、前の馬たちは数字以上に楽が出来たと言えるだろう。
また、この日の馬場は前日の雨馬場から一気に回復の傾向…前日土曜日は内目は確実にダメだったのだが、乾いてくるに連れて外差し一本の状況でなくなってきており、その分馬場の3分どころを通れる先行馬に恩恵があったのは間違いない。
【各馬寸評】
アスカクリチャン:先団で待機して直線で早めに抜け出して後続の追撃を振り切った。ペース的にはこの馬にもこなせるようなものだったが、これまで2000mはほぼ走ったことない馬が、このクラスで勝負できるとは思えなかった…ただ、流れも通ったコース取りも絶妙。乾きつつある馬場の中でロスの少ない馬場のいい所をチョイスできたことが好走に繋がったのは間違いなさそうだ。土曜もしっかりと馬券に絡んでいた鞍上を思えば、分からなくもないか。とにかく、この1走だけでの評価をするのはかなり危険といえるだろう。
トーセンラー:スタートは悪くなかったが、スッと控えて後方から。位置取りから見ていると大外をチョイスしたように見えるが、実は4角までは馬場の中ほどを通して、直線だけ外に出しており、この馬も上手くコース取りされたといえる。とは言え、この流れでしっかりと脚を使えて前にきわどく迫ったことは評価しておきたい。ただし、3歳時に太刀打ちしていた馬とのレベル差は明らかであり、そこまでを考えるならば…
ミキノバンジョー:前走同様に強気にハナを取り切ってマイペースで運んだ。映像を見る限り、しっかり残したという印象は受けるのだが、流れが向いた上でストレスなく運べたことは間違いなく、また逃げ馬ながらしっかり馬場のいい部分をチョイスして走れており、この結果を真に受けるのは少々危険と言えよう。
ケイアイドウソジン:出はさほど良くなかったのだが、押して番手確保。勝負どころの手応えの差は逃げ馬と歴然だったが、しぶとくしぶとく伸びて掲示板確保。時計勝負にならない、我慢比べのようなレースは合っているのだが…ここまでの結果は完全に想定外と言える。
ニシノメイゲツ:この馬も中団から外を回さずに直線で内目の馬場を縫うように伸びてきた。前走もそうだったのだが、もともと消耗戦のような流れが合っている馬であり、いかにも小回り向きということか。引き続き厳しい流れでは注目しておきたい馬。
正直、メンツ的に大したことないというのが正直なところでしたので、逆流の中で好走したトーセンラーにせよ、大きな評価をするのは控えようと思います。
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