重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

3番人気…ちょっとバカにし過ぎじゃなくって?~オークス回顧~


まいどー!!です、bera-an2です。

…と、ご本人様がそう申されております。しっかし、川田のインタビューはいろんな意味でオトコマエでしたね~。


2012年 5月20日(日) 2回東京10日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第73回優駿牝馬
3歳・オープン・G1(定量) (牝)(国際)(指定) 芝 2400m 18頭

LAP 12.6-10.9-11.6-12.0-12.0-11.9-12.4-12.3-12.2-12.1-11.8-11.8=2:23.6
通過 35.1-47.1-59.1-71.0  上り 72.6-60.2-47.9-35.7


馬 名騎手タイム着差通過順位上3F
14×ジェンティルドンナ川田2.23.6
13-14-14-1534.23
9ヴィルシーナ内田2.24.4506-08-08-0935.32
3
アイスフォーリス松岡2.24.53/408-06-06-0735.69
1
アイムユアーズウィリ2.24.5ハナ04-04-04-0435.94
15
サンキューアスク北村2.24.7117-17-14-1135.517
7
ダイワズーム三浦2.24.7クビ10-11-12-1135.48
10
ハナズゴール田辺2.24.8クビ15-15-14-1635.25
13
サンシャイン柴田2.25.01 1/406-06-06-0636.313
5メイショウスザンナ武豊2.25.0クビ10-11-12-1135.86
17
トーセンベニザクラ津村2.25.2104-04-04-0436.611
6
ダイワデッセー武士2.25.31/213-11-10-0936.215
4
オメガハートランド石橋2.25.3クビ02-03-03-0236.810
8
ミッドサマーフェア蛯名2.25.6208-10-10-1136.41
16
キャトルフィーユ福永2.25.6クビ10-08-08-0736.67
11
チェリーメドゥーサ森泰2.26.02 1/215-15-17-1636.318
12エピセアローム浜中2.27.0602-02-02-0238.612
2
マイネエポナ吉田2.27.3201-01-01-0139.414
18
ココロチラリ横山2.31.9大差18-18-18-1841.216

単勝  14 \560

複勝  14 \200 / 9 \150 / 3 \560
枠連  5-7 \740 (2)
馬連  09-14 \820 (2)
ワイド 09-14 \380 (2)/ 03-14 \2620 (30)/ 03-09 \1200 (10)
馬単  14-09 \1900 (5)
3連複 03-09-14 \6640 (18/816)
3連単 14-09-03 \30610 (74/4896)

【ペース・展開おさらい】
マイネエポナが明確な意思を持ってハナ奪取。外からエピセアロームが行きたがるように2番手…3F通過の35.1というのは、予想段階の想定から比較すると速かったのだが、過去のオークスから見ると想定内のやや速めといったところ。ただ、そこからも2番手のエピセアロームが微妙な間隔で張り付いてきており、ペースを落とすに落とせない状況…そして5F通過の59.1はやはり速め。過去にもコレより速いペースはあったが、それは大逃げ馬の作ったLapであり、メイン集団が逃げ馬から1秒程度しか離れていないレースとしてはやはりかなり厳しいLapだったことには違いない。そこからも大きく息を入れるポイントが無いままレースが進み、残り2Fで逃げ馬沈没、そして残り1Fではすでに勝ち馬が先頭に立ってのゴールだけに、どの馬も持続力というよりも底力が問われたレースになったと言っていい。

【各馬寸評】
ジェンティルドンナ
確かにパドック時点からテンションは高かった。それでもレースではしっかりと折り合い後方から…直線ズラッた並んだ各馬の外目に進路を取ると、抜群の決め脚で一気に勝負を決めてしまった。ここまでの着差は流れと位置取りがもたらしたものであることは確かだが、あの位置からでも、決して楽な競馬ではなかっただけに、上がりで2位を1秒上回ったというのは、やはり力的に違っていたということだろう。特に苦しい流れでもキレを使って上がりをまとめられるのは、同世代にとっては大きな武器…確実とまでは言えないかもしれないが、大きな期待はしていいと思う。

ヴィルシーナ3F過ぎくらいまでは先団に取り付いていたが、ペースが速いと見るや中団に控えて仕切り直し。それでも3角手前から追っつけながらの追走で、4角では圏外かと思われたくらい…そこからしぶとく伸び続けて連対は確保。この馬自身強いところを見せられたが、勝ち馬との対比で言うと、桜花賞での差が広がったわけで、やはりそこは底力勝負への適正さということになるだろう。

アイスフォーリス:中団前のインをスムーズに追走できていた。直線に入り外目に進路がないとみると一目散に内ラチ沿いにくっついてしぶとく伸びてきた。ミモザ賞辺りでは単なるキレだけ馬ではない事を見せたいたのだが、この流れでもしっかりと脚を使えることが出来たことは大きな収穫といっていい。展開から考えても上の2頭とは現時点で差があるのは否めないが、まだ奥がありそうな気配も受ける。

アイムユアーズ前行く馬からは少し離れたいたものの先行集団の前を追走し、最後で脚は上がったものの3着馬とはタイム差なしのFinish。位置取り面での負荷はこの馬が一番受けていただけに、その中での好走はかなりの収穫と言える。最後の最後に4着に落ちたのはファルブラヴ産駒らしいなと言った所だが、秋に大きな光明が見えた一戦になった事は間違いない。

サンキューアスク:スタート直後に直角に曲がるように内に切れ込んだのには笑ったが、苦しいレースになればなるほど決め脚を発揮できる馬であることは覚えておこう。うまく賞金を重ねて秋にも出てきていただきたい馬。

ダイワズーム:現時点では力負けだが、何度か進路を切り替える場面も見られながら、最後までしぶとく伸びていた辺りは評価しておきたい。紫苑Sはこの馬が勝ちそうな感じ。

ミッドサマーフェア勝負どころまではいい雰囲気だったが、追いだすとサッパリ…やはり瞬発力を生かす舞台でこそということなのだろう。

向正面ではペースが落ちると思っていたのですが、全く逆の流れになりましたね…ただし、ここまで瞬発力を要さないオークスも異質ではあります。ただ秋華賞を見れば、むしろこの流れでの好走が生きてくると思われるだけに、それを頭に入れて秋を迎えたいと思います。


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