それぞれの収穫~阪神牝馬S回顧~
です、です。
ついに広州も春が終わりかけと言った感じ…いつもながら此処から先が思いやられるのですが、今はホントに過ごしやすい気候です。でもやはりこの時期にならないと、ここまで気温が上がらないというのは、例年に比べると遅いですね~。
特に並べる枕も無いので、こんなんでお茶を濁してみましたwww どーでもいいですね。とっとと行きましょう。
2012年 4月 7日(土) 2回阪神5日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第55回サンケイスポーツ杯阪神牝馬S
4歳以上・オープン・G2(別定) (牝)(国際)(指定) 芝・内 1400m 17頭
LAP 12.4-11.0-11.5-11.5-11.4-11.6-12.5=1:21.9
通過 34.9-46.4-57.8-69.4 上り 69.5-58.5-47.0-35.5
馬 | 印 | 馬 名 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 単勝 |
15 | クィーンズバーン | 1.21.9 | 01-01 | 35.5 | 55.1 | ||
10 | × | マルセリーナ | 1.21.9 | クビ | 07-07 | 34.6 | 4.6 |
7 | フミノイマージン | 1.22.0 | クビ | 12-12 | 34.3 | 6.6 | |
14 | エーシンリターンズ | 1.22.1 | 1/2 | 15-15 | 34.1 | 20.4 | |
2 | ○ | スプリングサンダー | 1.22.2 | 3/4 | 05-05 | 35.1 | 3.4 |
6 | チャームポット | 1.22.2 | クビ | 03-03 | 35.3 | 95.8 | |
16 | アパパネ | 1.22.3 | クビ | 10-10 | 34.8 | 6.4 | |
3 | エーシンハーバー | 1.22.3 | クビ | 09-08 | 34.9 | 18.9 | |
13 | サワヤカラスカル | 1.22.4 | 3/4 | 13-12 | 34.7 | 181.7 | |
9 | レディアルバローザ | 1.22.5 | クビ | 05-05 | 35.4 | 9.2 | |
8 | ◎ | アンシェルブルー | 1.22.5 | クビ | 13-14 | 34.6 | 12.4 |
4 | ▲ | キョウワジャンヌ | 1.22.6 | クビ | 10-10 | 35.0 | 17.6 |
1 | オウケンサクラ | 1.22.7 | 3/4 | 07-08 | 35.3 | 82.8 | |
11 | カトルズリップス | 1.22.7 | ハナ | 02-02 | 36.2 | 30.3 | |
12 | セブンシークィーン | 1.22.8 | 1/2 | 15-16 | 34.7 | 328.8 | |
5 | フォーエバーマーク | 1.23.4 | 3 1/2 | 03-03 | 36.5 | 100.3 | |
17 | ゴールドピアース | 1.24.5 | 7 | 17-17 | 36.0 | 280.7 |
単勝 15 \5510
複勝 15 \1080 / 10 \200 / 7 \240
枠連 5-8 \940 (4)
馬連 10-15 \22180 (49)
ワイド 10-15 \5900 (50)/ 07-15 \5240 (48)/ 07-10 \740 (7)
馬単 15-10 \60320 (115)
3連複 07-10-15 \44470 (118/680)
3連単 15-10-07 \441470 (893/4080)
【ペース・展開おさらい】
ハナに行きたかったはずのカトルズリップスとフォーエバーマークは共に半歩立ち遅れで、クイーンズバーンが100mの時点で、すでに抜けだした状態に…その為、2頭は無理に追うことはせずに控える序盤戦。2F目から少し遅く、その後も均一Lapを刻みながら淡々としたペース…それでいながら、後続は少し離れて追走という展開となった。後続に関しては勝負どころでも前との差を明確に詰めたようなポイントは見当たらず、後傾ながらも持続力勝負だったと捉えていいだろう。
馬場はやはり少し内が悪い状態…内回りに関しては、より顕著に出ていたのではないだろうか?
【各馬寸評】
クイーンズバーン:馬場のあまり良くない内をマイペースで運んで、いっぱいに粘り込んだ。とは言え、他の逃げ馬の動向や、一貫Lapながらさして速いペースでは無かったこと、さらに後続からプレッシャーがあまりかけられなかったことなど、恵まれた要素も多数あり、この結果を持って判断するのはちと難しい。前走はあえて控えて前を捕らえきれなかったあたり、前で競馬するのが前提になってくる割には、テンにめちゃくちゃ速いわけでは無いだろうし、次以降も狙いどころがかなり難しくなりそう。
マルセリーナ:スタートは良く、恐らく先行する腹づもりだったのではないだろうか。ところが出が甘く巻き返してきたカトルズリップスに前をカットされるような形になり中団に。それでもリズムを取り戻し、4角では完全に前は射程圏に入れていたと思われるが…直線で右ムチに反応して少しよれてしまうロス。立てなおして追うも、前には届かずの結果。終わってみればスタート直後のロスが響いたと言えるのだが、結果はともかく収穫としてはそれなりにあったのではないだろうか。上がりのみの勝負にならないのであれば、マイルでも十分やれるだろうし、ようやく復調してきたと見ていい。ただし馬体がこれ以上減ってしまうのは明らかに良くないのだが。
フミノイマージン:スピードについていけないようには見えないものの、マイポジションかのごとく後方から…直線だけ外に出し、2着馬のヨレに振られるようなところがありながらも、最期までしっかりと伸びた。この条件でもそれなりに結果を出せるのは力の裏返し…上がりのみの勝負にならないことが最低条件だが、本番でも決して無視できない存在になるのは間違いない。
エーシンリターンズ:後方から大外ブン回しての上がり最速。7Fの一貫Lapは合っていたと思われるが、差しに回ってこれだけ走れるとは驚き…個人的には京都牝馬Sで狙って痛い目にあっていただけに、次の狙いどころに苦しむ所。
スプリングサンダー:枠を気にしてか、先行策。それでも4角では勝ちパターンに入っていたものの、伸び切れず。馬場のせいもあるが結果的にいえば、もう少し脚を溜めたほうがいいということなのだろう。いずれにせよ7F特化の馬だけに、次どうこうは考える必要もないと思われるが。
アパパネ:ペースとしては決してこなせない訳ではなかったが、勝負どころでもいまいち反応が良くなかったのは、久々のせいか距離のせいか…ともかく、お約束通りに前哨戦では買わなくていい馬ゆえの結果と思っておけばいいだろう。恐らく次は変わってくるはず。
勝ち馬の評価は個人的には微妙だと思っているのですが、他の馬たちにとってはそれなりに収穫アリのレースだったといえるのではないでしょうか。
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