テヘペロはキモかったが…~桜花賞回顧~
です、です。
タイトルは言うまでもなく、勝利ジョッキーインタビューでの彼のことですよwww
2012年 4月 8日(日) 2回阪神6日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第72回桜花賞
3歳・オープン・G1(定量) (牝)(国際)(指定) 芝・外 1600m 18頭
LAP 12.7-10.9-11.3-12.2-12.2-12.1-11.0-12.2=1:34.6
通過 34.9-47.1-59.3-71.4 上り 71.0-59.7-47.5-35.3
馬 | 印 | 馬 名 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 単勝 |
10 | ○ | ジェンティルドンナ | 1.34.6 | 10-10 | 34.3 | 4.9 | |
15 | ヴィルシーナ | 1.34.7 | 1/2 | 04-04 | 35.1 | 10.2 | |
11 | アイムユアーズ | 1.34.8 | 1/2 | 07-06 | 34.9 | 9.7 | |
13 | ◎ | サウンドオブハート | 1.35.1 | 1 3/4 | 09-09 | 35.0 | 11.3 |
7 | △ | メイショウスザンナ | 1.35.1 | クビ | 10-10 | 34.9 | 43.8 |
17 | × | ジョワドヴィーヴル | 1.35.2 | クビ | 15-15 | 34.6 | 2.3 |
16 | ファインチョイス | 1.35.2 | 頭 | 12-12 | 34.7 | 152.4 | |
14 | △ | トーセンベニザクラ | 1.35.2 | ハナ | 13-12 | 34.7 | 55.2 |
5 | パララサルー | 1.35.2 | クビ | 17-17 | 34.4 | 18.5 | |
4 | サンシャイン | 1.35.3 | 1/2 | 04-04 | 35.6 | 22.0 | |
9 | ▲ | イチオクノホシ | 1.35.3 | ハナ | 07-08 | 35.3 | 32.8 |
3 | オメガハートランド | 1.35.3 | ハナ | 15-17 | 34.5 | 57.2 | |
8 | マイネエポナ | 1.35.4 | 1/2 | 02-02 | 35.9 | 64.9 | |
12 | プレノタート | 1.35.5 | クビ | 18-15 | 34.9 | 33.2 | |
2 | エピセアローム | 1.35.7 | 1 1/2 | 04-06 | 35.9 | 13.0 | |
18 | アラフネ | 1.36.5 | 5 | 01-01 | 37.2 | 278.4 | |
6 | エイシンキンチェム | 1.36.6 | 3/4 | 02-02 | 37.1 | 247.6 | |
1 | ダームドゥラック | 1.36.7 | 3/4 | 13-12 | 36.2 | 325.0 |
単勝 10 \490
複勝 10 \180 / 15 \300 / 11 \270
枠連 5-7 \970 (3)
馬連 10-15 \1850 (6)
ワイド 10-15 \720 (5)/ 10-11 \740 (6)/ 11-15 \1180 (11)
馬単 10-15 \3150 (8)
3連複 10-11-15 \5110 (12/816)
3連単 10-15-11 \24020 (55/4896)
【ペース・展開おさらい】
エイシンキンチェムとマイネエポナの雁行状態に外からヴィルシーナが3番手…という所を大外からアラフネが行き切ってペースを作る…3F通過の34.9は標準的、馬場を考えればやや速めといったところか。そこから12秒台にペースを落として、上がり勝負…となるのだが、特徴的だったのが上がり2つめから一気にペースが上がった事。これは逃げ馬が交わされたのが、ちょうど残り400mの部分でこれ以降は差し馬のLapになっている為であり、後続は少なくとも残り3F程度から加速はしている事を示しているのだが…ただ、それでいながらラストはしっかりとLapを落としており、更にその展開でも後方から差し込んでくる馬もおらずという何とも見所の少ないレースになってしまった。
【各馬寸評】
ジェンティルドンナ:中団の内から3頭目辺りを折り合い良く追走し、残り3Fからゴーサインを出すとしっかりと前を捕らえての戴冠。今回の流れはこの馬にとって適したペースでなかったと思われ、少なくとも着差以上のパフォーマンスだったと考えておきたい。ラスト1FでLapが落ち、2着馬に前に出られた時にグイッとねじ伏せた辺りは、底力の証明とも取れるか。折り合いにあまり不安がない分、距離延長は気にする必要もないだろうし、盤石とは言えないものの、必ず押さえなくてはいけない存在にはなりそうだ。
ヴィルシーナ:クイーンC回顧で書いた「使える脚が意外と短いかも…」を地で行く上がり2F勝負。位置取り含めてこの馬が最も上手く立ち回ったのではないだろうか?巷ではオークス向きと言われているようだが、スタミナ面での裏付けがあるのかないのかは置いといても、現時点では上がりに特化した先行馬であることは覚えておかねばならないだろう。
アイムユアーズ:2着馬を前を見る位置から、直線は一旦抜け出しかけたものの、2着馬に差し返され、さらに外からも交わされの3着…ギリギリまでペースが上がらなかったのはこの馬にとってはよかっただろうし、それでいて差し返しを喰らっている以上は、疑うべくはやはり距離…と言わざるを得ないだろう。仮にNHKマイルに行くとしても少し足りない…そんなイメージに映る。
サウンドオブハート:更に3着馬を前に見る位置取りから、勝負どころで先に動くという手もあったかも知れないが、そこはG1だけに慎重になってしまうのも仕方ない所か…とは言いながら、相対的に自身の力は出せており、上位とは力負けという事でいいだろう。距離が伸びるのもプラスには思えず、次以降は少し評価を落としていいと思われる。
メイショウスザンナ:勝ち馬の内を追走。直線は外に出しかけるが、勝ち馬に先に行かれてしまい、その後を追いかけるような形でジリジリと伸びた。言い方は悪いが、まさにいつの間にやらの5着という表現がぴったりである。位置取りなりに持ってる脚だけはキッチリ使えるだけに、勝ち味には遅いものの、どんな流れでも、それなりにこなせそうな感じも受け、距離延長を他馬が苦にするのであれば、あと1つ2つの浮上は可能かもしれない。
ジョワドヴィーヴル:想定通りに後方からのびのび走らせる作戦。直線で一瞬はエンジンが掛かりかけるが、最後は脚に陰りが見られ、思うように伸び切れなかった。瞬発力を売りにする馬で、後方からこの流れならば、もう少し何とかなってもいいのではないかとというのが正直なところであり、2戦連続の不可解敗戦と来れば、次は重く扱う必要はないのではないだろうか。
展開のところでも書きましたが、この流れで後方から突っ込んでこれないという部分を見ると、レベル的にどうなんだと思ってしまうのも仕方ないですね…そういう意味では、不出走組にもしっかり目を配る必要があるでしょうし、距離が伸びての巻き返しを狙うにしても、4~14着馬がコンマ4秒の間に入っており、多くの馬に気を配る必要がある…いろんな意味でわかりづらいオークスになりそうです。
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