今年も荒れたね~マーチS回顧~
です、です。
あっという間の木曜日…先週に残してる回顧を仕上げるのはいつの事になるやら…とりあえず、こっちからです。個人的には日曜日にネットに繋がらなかった故に「こんなレースあったの?」状態なんですがね。
2012年 3月25日(日) 3回中山2日 天候 : 晴 馬場状態 : 重
【11R】 第19回マーチS
4歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(指定) ダート 1800m 16頭
LAP 12.4-11.0-12.6-13.2-12.2-12.0-12.5-12.4-12.7=1:51.0
通過 36.0-49.2-61.4-73.4 上り 75.0-61.8-49.6-37.6
馬 | 印 | 馬 名 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 単勝 |
11 | サイレントメロディ | 1.51.0 | 13-12-12-11 | 36.6 | 12.5 | ||
7 | メイショウタメトモ | 1.51.0 | クビ | 08-08-08-06 | 37.0 | 109.5 | |
16 | バーディバーディ | 1.51.2 | 1 1/2 | 03-03-03-02 | 37.6 | 14.8 | |
3 | トーセンアドミラル | 1.51.2 | ハナ | 01-01-01-01 | 37.8 | 16.6 | |
15 | ナムラタイタン | 1.51.4 | 1 1/4 | 06-04-05-04 | 37.6 | 8.6 | |
13 | シルクシュナイダー | 1.51.4 | ハナ | 09-10-09-08 | 37.3 | 3.5 | |
4 | ライブコンサート | 1.51.4 | ハナ | 12-12-12-14 | 37.1 | 59.7 | |
9 | クリールパッション | 1.51.5 | クビ | 09-10-09-08 | 37.4 | 38.5 | |
10 | トーセンアレス | 1.51.5 | クビ | 15-15-12-11 | 37.2 | 6.3 | |
8 | マイネルオベリスク | 1.51.6 | 3/4 | 03-04-04-04 | 37.9 | 11.9 | |
12 | アイファーソング | 1.51.8 | 1 1/4 | 02-02-02-02 | 38.3 | 19.4 | |
1 | マイネルアワグラス | 1.51.9 | 1/2 | 16-16-15-15 | 37.3 | 40.2 | |
6 | タガノロックオン | 1.52.0 | クビ | 06-08-09-11 | 37.9 | 5.7 | |
5 | ブルロック | 1.52.1 | 3/4 | 13-14-15-15 | 37.4 | 21.8 | |
14 | エイシンダッシュ | 1.52.4 | 1 3/4 | 09-06-05-07 | 38.5 | 78.8 | |
2 | タカオノボル | 1.52.7 | 1 3/4 | 05-06-05-08 | 38.8 | 22.6 |
単勝 11 \1250
複勝 11 \440 / 7 \3120 / 16 \530
枠連 4-6 \4190 (23)
馬連 07-11 \82840 (108)
ワイド 07-11 \20330 (110)/ 11-16 \3480 (46)/ 07-16 \21040 (111)
馬単 11-07 \139630 (202)
3連複 07-11-16 \426230 (466/560)
3連単 11-07-16 \2321750 (2571/3360)
【ペース・展開おさらい】
前走で逃げた馬がソコソコいたのだが、トーセンアドミラルが好発&出ムチであっさり決着。他馬が競らなかった事もあり、テンの4つまでは馬場を考慮すれば遅めの流れで推移することとなった。ところが、5F目からは一気にペースを上げ、各馬もそれに呼応しての上がり5Fの勝負での決着。前半遅かった分考えると、ペースによる位置取り面での有利不利はあまりなかったものと推測できる。馬場的には「湿ったダート=差しが届く状況」をそのまま引き継いでいたと思っていいだろう。
【各馬寸評】
サイレントメロディ:後方から外目を手応え良く追走。直線でも最後までしっかりと伸びた。戦前はこの距離への適性を危ぶまれたのだが、前走でもインで苦しくなる場面もありながらも上がりはしっかり出せており、さほど心配する必要なかったということだろう。この流れを末脚でアタマまで突き抜けた事は一定の評価は必要だろうが、脚抜きのいい馬場への適性が高かった事と、外を上手く追走できた事がプラスに働いた事は覚えておいたほうがいい。
メイショウタメトモ:中団のインでじっと我慢…直線は馬場の中ほどに出してしっかりと伸びた。完璧な立ち回りが人気薄の激走を呼んだとも言えるが、そもそも川崎記念2着馬で力的に遜色ないものを持っていたという事も言えるだろう。本来は先行策をとる馬が差しに回っても結果が出せたのも大きい。次走以降も要注目。
バーディバーディ:外目の3番手から。4角ではそのまま押し切ってしまうほどの手応えに見えたが、追って今ひとつ伸びず。好走パターンも多岐にわたっている反面、どんなペースでも押し切るのは難しいという典型的な馬。要は3連系の馬券を買う際には必ずマークしなければいけない馬ということ。
トーセンアドミラル:このレース含めた近3走が同じようなLap構成を自らつくり出してのもの。特に今回は100mほどで先行争いに決着を付けてしまえた事が大きいのだが、自身の力は出せたと見ていいだろう。個人的には番手に構えても普通にレースができるのではと思っているのだが、テンから速いペースに対しての適性は微妙で、その辺りが今後の課題と言える。
ナムラタイタン:驚くことに、これが初のコーナー4つのレース。勝負どころで手応えが怪しくなるのはいつのも事なのだが、直線でも思ったほど伸びなかったのは、やはり距離が微妙に影響していると言えるのではないだろうか。現時点ではマイルがベスト。
シルクシュナイダー:位置取りはこの馬にとっていつも通りだったが、直線では思うように伸びなかった。ぶっちゃけここで1番人気になるほど力的に抜けていたわけではないだけに、この結果もさして驚くことはないのだが、脚抜きのいい馬場で時計勝負になるのはちと厳しいかもしれない。
メンバー的には微妙だっただけに、大きな評価をしないほうがいいかもしれませんが、力でねじ伏せた感のある勝ち馬はちょっと見ておいたほうがいいかも知れませんね。