まさかの…~高松宮記念回顧~
です、です。
何だか訳がわからないまま、通り過ぎていった週末でした。なぜだか知りませんがしっかり馬券では負けているのですがwww エントリの遅れは、なんとか今週中には追いつくように頑張ります。ちなみに今週末もしっかり馬券にありつける状況ではなかったりするのですが。
2012年 3月25日(日) 1回中京8日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第42回高松宮記念
4歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) 芝 1200m 18頭
LAP 12.2-10.6-11.7-11.6-11.7-12.5=1:10.3
通過 34.5-46.1-57.8-70.3 上り 70.3-58.1-47.5-35.8
馬 | 印 | 馬 名 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 単勝 |
10 | ○ | カレンチャン | 1.10.3 | 02-02 | 35.5 | 3.9 | |
17 | × | サンカルロ | 1.10.3 | クビ | 10-12 | 34.7 | 6.5 |
1 | ロードカナロア | 1.10.4 | 1/2 | 04-04 | 35.4 | 2.4 | |
15 | ダッシャーゴーゴー | 1.10.4 | クビ | 04-04 | 35.4 | 15.8 | |
12 | ▲ | マジンプロスパー | 1.10.6 | 3/4 | 03-02 | 35.7 | 13.6 |
14 | ◎ | グランプリエンゼル | 1.10.6 | クビ | 10-10 | 35.1 | 28.5 |
3 | アグネスウイッシュ | 1.10.7 | クビ | 18-18 | 34.5 | 18.7 | |
18 | △ | トウカイミステリー | 1.10.7 | クビ | 15-13 | 35.0 | 135.8 |
11 | サクラゴスペル | 1.10.8 | 3/4 | 07-07 | 35.6 | 30.5 | |
4 | レジェトウショウ | 1.10.9 | クビ | 04-06 | 35.8 | 228.1 | |
16 | △ | ジョーカプチーノ | 1.11.0 | 1/2 | 07-09 | 35.6 | 13.1 |
7 | アポロフェニックス | 1.11.0 | クビ | 15-16 | 35.0 | 174.4 | |
8 | ツルマルレオン | 1.11.1 | クビ | 13-13 | 35.4 | 60.6 | |
13 | タマモナイスプレイ | 1.11.2 | 1/2 | 13-15 | 35.4 | 227.7 | |
5 | エーシンリジル | 1.11.2 | 頭 | 07-07 | 36.0 | 126.8 | |
2 | サンダルフォン | 1.11.2 | クビ | 10-10 | 35.7 | 161.5 | |
9 | エーシンダックマン | 1.11.5 | 1 3/4 | 01-01 | 37.0 | 25.9 | |
6 | ベイリングボーイ | 1.11.7 | 1 1/2 | 17-17 | 35.6 | 136.3 |
単勝 10 \390
複勝 10 \130 / 17 \160 / 1 \120
枠連 5-8 \670 (2)
馬連 10-17 \950 (2)
ワイド 10-17 \330 (2)/ 01-10 \230 (1)/ 01-17 \420 (3)
馬単 10-17 \1750 (4)
3連複 01-10-17 \1070 (1/816)
3連単 10-17-01 \5930 (4/4896)
【展開・ペースおさらい】
何とロードカナロアが好発…も、お約束のエーシンダックマンが巻き返してのハナ。鞍上特有のアクションを見せられると勘違いしてしまうのだが、終わってみれば3F通過は34.5と9Rの1000万条件と同じ…G1にしてはあまりにゆったりとした流れになってしまった。結果的に差し馬が差を詰められる4角(Lapで言えば上がり3つめ)でも全くペースが落ちずに、そのまま前が残るパターンでの決着。馬場的にもG1開催日マジックなのか、内壊滅から巻き返しての施行…そういう意味においても想定外だった。
【各馬寸評】
カレンチャン:余裕たっぷりに番手に取り付くと、直線早々に先頭にたって、そのまま後続を完封。坂を登ってからも脚色が衰えなかったのは、適正あってこそといえるだろう。色々恵まれた部分もあっただろうが、同じような位置から競馬した馬たちには力でねじ伏せたわけであり、その辺りはしっかりと評価しておきたい。この安定感があれば、外国から強い馬が来ない限りは当面安泰ではないだろうか。
サンカルロ:中団からしっかりと脚を伸ばしての連対。テンは緩かったのは、流れ的に置かれすぎないことにもつながったのかもしれないがし、左回りでもラストに脚が上がる展開は合っていたと言う事。そういう部分考えても「もう少し流れてくれれば…」と言わざるを得ない。馬場的に外の優位性が無くなってしまった事も含めると、つくづく運がないと言うか、なんというか…ともかく引き続き、坂があってラストが掛かる舞台では要注意。
ロードカナロア:よもやの好発から、エーシンを先に行かせての好位追走。直線で満を持して追い出されるも、坂上からは前の馬と脚色が同じになってしまった。小倉と京都の6Fのみで5連勝を積み重ねてきた馬だが、懸念された通りこのコースで連を外すことになってしまった。ただし今回の前後半差は+1.3、この距離にしてはやはり速いとは言えないだけに、響いたのはやはり坂ということになるのだろうか?少なくとも今回の結果で克服できたとは言えないわけで、まずはセントウルSでその辺りの適性を確かめる必要があるだろう。
ダッシャーゴーゴー:先行策から一瞬は押し切ると思われたが、坂の上で脚色が鈍ってしまった。結果論ではあるが、この程度の前後半差で苦しんでしまうのであれば、今後もかなり好走条件が限られてくる訳で、京都と阪神しか走れない馬になってしまいそう。ちなみに馬場が先週同様だったなら、この馬の位置取りはまさにベストだったと思われる。
マジンプロスパー:この馬もスピード負けすることなく前へ…流れとしても申し分ない中で、前を交わしきれなかったのだから、今日のところは力負けということだろう。
グランプリエンゼル:流れ的に悪かったとは決して言えないが、位置取り面での逆流が響いた感じ。やはりこのメンツでいい勝負をしようと思えば、何らかの恩恵は必要ということ。逆に言えば、これより下のレベルでは、ソコソコにやれるだけのものは持っているといっていい。
結果的に人気馬で上位を占めたわけですが、中身を紐解くと惜しかったのはやっぱりサンカルロ…どこでも好走できるわけではないので、ここで何とかして欲しかったですね…