重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

乾けば、内…です~中山牝馬S回顧~

まいどー!!です、bera-an2です。

予想こそ上げてませんでしたが、フィリーズレビューの予想エントリのコメ返しの所にも書きました通り、注目馬2頭が2着・3着!レディアルバローザはあまり評価していなかったのですが、何とか3連複は引っかかりました。こちらも気分よく回顧に行こうと思います。

2012年 3月11日(日) 2回中山6日 天候 : 晴  馬場状態 : 重
【11R】 第30回ローレル競馬場賞中山牝馬
4歳以上・オープン・G3(ハンデ) (牝)(国際)[指定] 芝 1800m 16頭

LAP 12.8-11.4-11.9-12.7-12.7-12.8-12.0-11.8-12.5=1:50.6
通過 36.1-48.8-61.5-74.3  上り 74.5-61.8-49.1-36.3

馬 名 タイム 着差 通過順位 上3F 単勝
12

レディアルバローザ 1.50.6

01-01-01-01 36.3 17.7
7

オールザットジャズ 1.50.7 1/2 16-15-16-14 35.3 16.0
4

エオリアンハープ 1.50.8 1/2 10-10-08-07 36.0 26.3
1

マイネイサベル 1.51.0 1 1/4 02-03-03-03 36.5 28.4
15

ホエールキャプチャ 1.51.0 ハナ 03-02-02-02 36.7 4.4
13

コスモネモシン 1.51.1 3/4 14-14-11-11 36.2 9.3
10

ブロードストリート 1.51.2 クビ 12-13-13-11 36.2 18.7
2

アカンサス 1.51.4 1 1/4 06-09-13-11 36.4 6.6
6

アプリコットフィズ 1.51.4 同着 08-07-06-06 36.8 4.4
3

カルマート 1.51.5 3/4 03-05-08-07 36.8 60.5
14

ドナウブルー 1.51.7 1 1/2 06-05-06-07 37.1 7.7
16

パールシャドウ 1.52.0 2 10-10-08-10 37.3 112.2
8

スピードリッパー 1.52.2 1 1/4 08-07-03-03 37.7 69.6
5

イタリアンレッド 1.52.2 15-15-15-14 37.0 15.3
11

アニメイトバイオ 1.52.5 2 12-12-11-14 37.6 21.8
9

ダンスファンタジア 1.52.6 1/2 03-03-03-03 38.2 51.4

単勝  12 \1770

複勝  12 \570 / 7 \540 / 4 \680

枠連  4-6 \5820 (26)

馬連  07-12 \12780 (47)

ワイド 07-12 \3410 (44)/ 04-12 \4080 (52)/ 04-07 \4300 (55)

馬単  12-07 \29130 (104)

3連複 04-07-12 \89530 (246/560)

3連単 12-07-04 \626350 (1544/3360)

【ペース・展開おさらい】

内からマイネイサベル馬なりで行くところを、外目の枠を考慮してかレディアルバローザが確信的に出していって、1角手前でハナ奪取。直後、さらに外のホエールキャプチャが絡みかけるもの、すぐに収まってのペースメイクとなった。テンが遅いのはこのコースの特性で今年もごく標準的とみていいのだが、中盤が異質…ゴールに向けて速くなっていくLapがデフォルトのコースで、真ん中の3Fを12秒台後半で揃えて、残り3Fから一気にペースを上げる流れ…瞬発力が必須となる中山らしくない流れになった。

馬場的には語るまでもなく、内有利…ただ、鞍上含め全員が周知している事実になってしまっており、道中もほとんどの馬がその位置を通っていたことは、覚えておいたほうがよさそうだ。

【各馬寸評】
レディアルバローザ意表をついた作戦も、元々先行していた事もあり驚くこともないのだが、ペース的には絶妙…あまり瞬発力があるタイプではない中で、出せる最大限のギアアップを使って、上手く後続を封じ込めた。ただ今回は特殊オプションプレーのような形であり、次以降に繋がるかと言われれば…基本は緩まない苦しい流れのほうが力を出せるという評価は変える必要はないし、ムラ掛け傾向にあることも忘れてはならない事実。


オールザットジャズ半馬身出負けで腹をくくったか最後方から。4角までは内目を慌てずに進んで、直線のみ外に出すと、内の馬に併せに行った3着馬の所がちょうど開いており、一気に前に迫った。ロスを最小限に抑える立ち回りが良かったこともあるが、ある程度のロングスパートでも対応できる下地の中で、上がり2つに切れを凝縮して結果が出せたことは収穫といっていい。昇級でも、今後が大きく開けた一戦だったのではないだろうか。

エオリアンハープ:枠なりに中団のインを追走。4角の勝負どころだけやや外に出すと最後まで止まらずに伸びた。重馬場ながら上がりに寄った流れも良かったのだろうが、ラストにペースが落ちるようなLapで力を発揮できる馬だけに、この舞台ならばこれくらいやれておかしくない。これで引退のようで…お疲れ様。


マイネイザベル:一時はハナに立たんばかりの勢いも控えることができ番手からの追走。この馬も瞬発力に秀でたものがあるし、3着馬同様、ラストにLapが落ちる流れに適正が高いだけに、中山らしくない流れでここまでやれたと言えるだろう。ただ本質は違うところのあるだけに、この結果を鵜呑みにする必要はないか。


ホエールキャプチャ1角で上手くなだめることが出来、枠の不利はだいぶ軽減したはず。4角ではあっさり押し切るかと思わせたが、追って案外伸びず…55.5キロならハンデのせいにするのもちょっと違うだろうし、流れとしても悪くなかっただけに、今後に暗雲が立ち込めてきたかもしれない。

コスモネモシン数少ない馬場の恩恵を受けられなかった馬。4角も外を回してのもので、この結果も致し方なしか。これで評価が大きく落ちるとは思えないが、元々あまり人気するキャラではないだけに、今後も狙いどころはいくらでもあるだろう。

流れ自身はコースデフォルトにマッチしておらず、次につながりにくいレースだったように思えます。そんな中でも2着馬は500万勝ち→エリ女と使われた事もあるくらい、素質を買われている馬であり、まだ上がある…そんな気配も感じられますね。

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