貫禄の圧勝劇~AJCC回顧~
です、です。
ミホノブルボンの主戦だった小島貞博調教師が死去…ブルボンは自分の中で最強馬と言っていい馬でした…死因が公表されていませんし、まだ60歳という若さ…何かあったのでしょうか?とにかくご冥福をお祈り致します。さて…いつものことながら日本にいてペースが掴めません…それでも重賞回顧だけはしっかり仕上げて、沖縄に旅立とうと思います。
2012年 1月22日(日) 1回中山7日 天候 : 曇 馬場状態 : 不良
【11R】 第53回アメリカジョッキーCC
4歳以上・オープン・G2(別定) (国際)[指定] 芝 2200m 11頭
LAP 12.6-11.3-13.4-13.2-13.3-12.5-12.4-12.3-12.1-12.0-12.2=2:17.3
通過 37.3-50.5-63.8-76.3 上り 73.5-61.0-48.6-36.3
馬 | 印 | 馬名 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F |
3 | ◎ | ルーラーシップ | 2.17.3 | 08-08-07-07 | 35.6 | |
4 | ○ | ナカヤマナイト | 2.17.8 | 3 | 05-05-04-04 | 36.4 |
9 | × | ゲシュタルト | 2.18.1 | 2 | 07-07-06-04 | 36.6 |
11 | サンテミリオン | 2.18.5 | 2 1/2 | 03-03-02-01 | 37.4 | |
6 | トーセンレーヴ | 2.18.5 | クビ | 01-01-02-02 | 37.5 | |
1 | ▲ | アブソリュート | 2.19.1 | 3 1/2 | 11-11-10-10 | 37.0 |
2 | △ | ネヴァブション | 2.19.2 | 3/4 | 08-08-07-08 | 37.5 |
10 | ツクバホクトオー | 2.19.2 | ハナ | 02-02-01-02 | 38.2 | |
5 | ヒカルカザブエ | 2.19.4 | 1 1/2 | 10-10-10-11 | 37.2 | |
8 | リッツィースター | 2.19.8 | 2 1/2 | 03-03-04-04 | 38.5 | |
7 | ミステリアスライト | 2.20.7 | 5 | 05-05-07-08 | 39.1 |
単勝 3 \140
複勝 3 \110 / 4 \130 / 9 \150
枠連 3-4 \290 (1)
馬連 03-04 \300 (1)
ワイド 03-04 \150 (1)/ 03-09 \200 (2)/ 04-09 \370 (4)
馬単 03-04 \390 (1)
3連複 03-04-09 \560 (2/165)
3連単 03-04-09 \1270 (2/990)
【展開・ペースおさらい】
外からツクバホクトオーが行きかけるところを突っかかり気味にトーセンレーヴがハナ奪取。数字だけを見れば3F通過はかなり遅いように見えるが馬場差を考えると、さほど遅いものではない。ただ例年なら4F目辺りからペースが上がる所が、今年はそのままで、結果5F通過ではやや遅めといえる流れとなった。そこからツクバホクトオー並びかけていくことで一気のペースアップ。ゴールへ向けての6F持続力勝負でのフィニッシュ…ただ馬場的には完全差し馬場だっただけに、やはり前の馬はやや苦しかったのではないだろうかと推測できる。
【各馬寸評】
ルーラーシップ:しっかり控えて中団待機…向正面で馬場のいい外目にポジション取って、勢いをつけての完勝。持続力勝負への適性は現役トップクラスなだけに、流れは間違いなく合っていたこともあるが、このメンバーでは格が違うという勝ちっぷり。悲願のタイトルに向けてまずは好発進となった。ある程度の上がりや切れ味も使えるだけに、コースや展開もあまり選ばないだろうし、当然今後も注目。
ナカヤマナイト:先団から勝負どころで積極的に上がっていったが、それをマークするように上がっていた勝ち馬には歯が立たず…勝ち馬に対してはやはり力負けという背景はあるだろうが、力は出し切っているだけに仕方なし。復帰後、持続力を見せての連続好走だけに、適正面では少し見直す必要があるだろう。
ゲシュタルト:もはや定番といえる着順…流れはこなせない事はないのだが、直線で空いた内の中で馬場を選ぶように伸びてきた。今後も4F以上の末脚勝負ならば、常時気にしておく必要がある。
サンテミリオン:積極的に運んで何とか逃げ馬だけは捕らえて久々の掲示板。オークスと合わせて考えると力のいる馬場が合うということが言えるのかもしれないが…裏をかえせば、普通の馬場ならばやはり苦しいと言うことになってくるか。
トーセンレーヴ:ハナを取ったことは想定外…若干ノメっているような所も見えたので馬場が合わないこともあったか。ただやはりこの馬はもっとキレを活かす競馬のほうがあっているのは間違いなさそうで、今回はその分の敗戦としておきたい。
◎-○-×での決着になりましたが、当然トリガミ…穴目で指名した内2頭は位置取りもさることながら、力的に足りていなかったというのも間違いない所…さぁ今日はこのへんで、終わらせましょう。