緩みないペース?~秋華賞回顧~
です、です。
2012年のJRA開催予定が発表になりましたね。中京新装やら福島復活やら色々ありますが、個人的に衝撃だったのが、函館・札幌開催が減少していること…もともと北海道開催は売上も低く、経費倒れと言われてましたからね…仕方ないのかもしれませんが、元々職員ばっかと言われてるJRAですから、もうちょっとやりようがあるんじゃないかと思うのですが…
2011年10月16日(日) 5回京都4日 天候 : 晴 馬場状態 : 稍重
【11R】 第16回秋華賞
3歳・オープン・G1(馬齢) (牝)(国際)(指定) 芝・内 2000m 18頭
LAP 12.2-10.8-11.6-11.8-11.9-12.2-11.9-12.1-11.7-12.0
通過 34.6-46.4-58.3-70.5 上り 71.8-59.9-47.7-35.8
馬 | 印 | 馬名 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F |
4 | ◎ | アヴェンチュラ | 1.58.2 | 02-03-03-02 | 34.9 | |
1 | キョウワジャンヌ | 1.58.4 | 1 1/4 | 06-06-05-03 | 34.8 | |
12 | ○ | ホエールキャプチャ | 1.58.6 | 1 1/4 | 06-06-08-05 | 34.7 |
13 | △ | アカンサス | 1.58.7 | 1/2 | 17-17-16-15 | 34.2 |
2 | × | リヴァーレ | 1.58.7 | クビ | 09-12-08-10 | 34.8 |
8 | ▲ | デルマドゥルガー | 1.58.8 | 1/2 | 14-14-14-15 | 34.5 |
18 | △ | マルセリーナ | 1.59.0 | 1 1/4 | 15-16-16-17 | 34.6 |
3 | リトルダーリン | 1.59.2 | 1 1/4 | 06-06-05-05 | 35.5 | |
7 | マイネソルシエール | 1.59.4 | 1 1/4 | 09-09-08-10 | 35.5 | |
9 | × | エリンコート | 1.59.5 | 1/2 | 16-14-11-08 | 35.6 |
5 | △ | フレンチボウ | 1.59.6 | 3/4 | 18-18-18-18 | 34.9 |
17 | レッドエレンシア | 1.59.8 | 1 1/4 | 13-13-14-14 | 35.5 | |
10 | スピードリッパー | 2.00.5 | 4 | 09-09-11-12 | 36.4 | |
16 | △ | カルマート | 2.00.5 | クビ | 04-05-05-08 | 36.7 |
15 | マイネイサベル | 2.00.8 | 1 3/4 | 09-09-11-12 | 36.7 | |
11 | ゼフィランサス | 2.00.9 | 1/2 | 02-02-02-03 | 37.6 | |
6 | ピュアブリーゼ | 2.01.0 | 1/2 | 04-04-04-05 | 37.4 | |
14 | メモリアルイヤー | 2.01.0 | ハナ | 01-01-01-01 | 38.6 |
単勝 4 \310
複勝 4 \130 / 1 \360 / 12 \110
枠連 1-2 \2840 (11)
馬連 01-04 \3100 (11)
ワイド 01-04 \860 (11)/ 04-12 \170 (1)/ 01-12 \590 (5)
馬単 04-01 \4250 (15)
3連複 01-04-12 \1720 (3/816)
3連単 04-01-12 \12680 (29/4896)
メモリアルイヤーがグングン押してハナ…数字だけ見ると一貫した持続力Lapであるが3Fの時点でコンマ8秒ほど、4Fでコンマ9秒、5F通過時点では1秒少し離してのペースであり、実は2番手以降の馬たちにとってはさほど苦しいペースだったとは言えない。また残り3Fでも2番手とはコンマ9秒の差があった差が、2F過ぎに吸収されてしまったことを考えると、瞬発力すら必要な流れだったと考えていいのではないだろうか。要は前半緩めからのロングスパートの中に瞬発力が必要なレースだったということである。また稍重ながら9R辺りからは良馬場と遜色ない程度の時計が出ていたことも付け加えておく。
となれば、番手から進めたアヴェンチュラが後続を完封してしまうのも仕方のない所…決してペース適性が合わないとは思えないが、やはり位置取り面での利が大きかったのは言うまでもないだろう。ただ4角手前で自ら仕掛けながら上がって行っての完封劇であり、決して弱い競馬ではなかったとも言えるし、距離面や外回りに変わっても対応できる下地はあるだけに、次以降も期待していいだろう。
同じく最内から上手く立ち回ったキョウワジャンヌ。個人的には距離面で対応できるか微妙だったこともあり無印にしたのだが…このレース以前も8Fの切れ味勝負と7Fの緩まない流れの両方で差し切っているだけに、ここでもこなせないと決め付けるのは早計だったということだろう。ただ勝ち馬との差はやはり歴然…距離が伸びてどうにかなる問題でもなさそう。
最後の1つも取りそこねたホエールキャプチャ…勝ち馬にあそこまで立ち回られてしまうと仕方なしと言わざるを得ない…鞍上コメントの「コーナーを回るごとに勝ち馬との差が広がっていった」というのが、最もしっくり来る感じで、力負けではないだろうし、末脚が生かせるであろう、外回りのほうが競馬がしやすそうだ。
また4・5着の2頭も位置取りは違えど、内で上手くロスなく運んだ2頭…アカンサスは瞬発力面、リヴァーレは苦しめのレースならば、上でもやれそうな感じはする。最後にマルセリーナ…出負けが全てなのだが、ロスの多い競馬でも最後は伸びてきており、まだまだ見限れない。
火曜日以降はバタバタするので、更新が微妙な状況です…ご了承ください。