キーンランドC組…なんで…~スプリンターズS回顧~
です、です。
このまま放置していると全く更新が進まない可能性があるので、これだけでもサクッと進めていきます。
2011年10月 2日(日) 4回中山8日 天候 : 曇 馬場状態 : 良
【11R】 第45回スプリンターズS
3歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) 芝 1200m 16頭
LAP 12.0-10.2-10.8-11.2-11.5-11.7=1:07.4 (+1.4)
通過 33.0-44.2-55.7-67.4 上り 67.4-55.4-45.2-34.4
馬 | 印 | 馬名 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F |
10 | × | カレンチャン | 1.07.4 | 06-06 | 33.8 | |
3 | パドトロワ | 1.07.7 | 1 3/4 | 02-01 | 34.6 | |
14 | △ | エーシンヴァーゴウ | 1.07.7 | ハナ | 04-03 | 34.3 |
5 | ○ | ロケットマン | 1.07.8 | 1/2 | 03-04 | 34.5 |
1 | ▲ | ラッキーナイン | 1.07.9 | クビ | 04-04 | 34.5 |
7 | フィフスペトル | 1.07.9 | クビ | 06-07 | 34.3 | |
6 | × | サンカルロ | 1.08.0 | クビ | 12-12 | 33.9 |
16 | △ | グリーンバーディー | 1.08.0 | ハナ | 10-09 | 34.0 |
11 | トウカイミステリー | 1.08.2 | 1 | 14-15 | 33.7 | |
4 | エーシンリジル | 1.08.2 | クビ | 06-07 | 34.7 | |
8 | × | ダッシャーゴーゴー | 1.08.3 | クビ | 10-09 | 34.3 |
15 | サンダルフォン | 1.08.5 | 1 1/4 | 14-14 | 34.0 | |
12 | アーバニティ | 1.08.5 | クビ | 13-13 | 34.3 | |
9 | ヘッドライナー | 1.08.6 | クビ | 01-02 | 35.6 | |
2 | ケイアイアストン | 1.08.9 | 2 | 09-09 | 35.2 | |
13 | ◎ | ビービーガルダン | 除外 |
単勝 10 \1120
複勝 10 \420 / 3 \1050 / 14 \610
枠連 2-5 \7260 (20)
馬連 03-10 \13030 (28)
ワイド 03-10 \3330 (29)/ 10-14 \1260 (12)/ 03-14 \4690 (34)
馬単 10-03 \30430 (59)
3連複 03-10-14 \25610 (59/455)
3連単 10-03-14 \212610 (396/2730)
好発はエーシンヴァーゴウだが、普通に速かったのは内からパドトロワ…ただやはり行きたいヘッドライナーが押してハナを取る形の序盤。結果的に前半33.0と、気持ち速めといった所だろう。ただこの週の芝を考えると激流と行ったわけでもなく、それを加味すればやはり前で運んだ馬の方に分があったのかもしれない。
さて…勝ったカレンチャンはあえて控えたわけではなく、馬なりで中断やや前からの競馬。ただ終始手応えは抜群で、4角では前を射程圏に捉えて一気の抜け出し…5連勝で頂点を奪取となった。北での2戦はパフォーマンス的には高かったものの、前傾Lapでのパフォーマンスだった訳で、個人的にはそこが引っかかっての評価ダウンとしたのだが…それをあざ笑う快走だった。確かに流れは想定より前傾気味だったが、決して遅くはない中で、自身は33秒台の脚で上がっていることを考えれば、平坦Lapも十分にこなせる下地は持っているといっていい。立ち回りもほぼ自在で、不安点も少ないと来れば、来年以降もトップに君臨し続ける可能性は高い。
個人的に驚きのパドトロワ…ヘッドライナーにハナを譲って番手に構えると、インで一杯に残しきった。豊かなスピードを利した前傾Lap専用馬だったが、今夏を経て幅が出てきたということだろう。ただし本質的な特性は変わっていないだけに、次走以降もメンバー構成含めてた部分の見極めは重要ポイントになって来る。
エーシンヴァーゴウは好発から控えて、3角過ぎから徐々に上がっていく競馬…前傾になりすぎない流れはこの馬に合っていたと言えるのだが、最後は脚色が鈍ってしまった。夏も使い詰めでのパフォーマンスならば上々なのだが、基本は前後半差がないレースのほうがパフォーマンスが上がるだけにその辺りは覚えておいたほうがいい。またサマースプリントシリーズチャンピオンはお釣りがないとは言え、ここでも走れるケースがあるということも来年の糧に出来る材料である。
さて…ロケットマン。前半33.0という流れが合わなかったのか…直線に入ってエーシンヴァーゴウとカレンチャンに前を封じられるシーンもあったが、余力があれば早めに抜け出す事が出来たはずであり、それは結果論に過ぎない。力通りの走りだったかは別としても、人気に照らしあわせて考えた時には残念な敗戦と言えよう。逆に言えば、日本で走ったことない馬に単勝1倍台まで祭りあげる時点でさすがにやり過ぎだったということ。個人的にも乗っかってしまったことは反省材料としたい。
最後にラッキーナイン…好発から2列目をキープ出来た訳だが、直線で致命的な不利…あくまで個人的な意見だが、降着レベルじゃないかなと思う。昨年ダッシャーゴーゴーを◎にして痛い目にあった自分が言うのもなんなのだが…それはさておき、全くスピード負けしない追走は意外で、来年以降もやってくるのであれば、当然要注意と言える。
そんな感じで、3重賞水曜中に上げてしまいます!