重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

使い詰めと秋初戦の差~セントウルS回顧~

まいどー!!です、bera-an2です。

今日は中国で数少ない祝日の一つ…中秋節でした。みんな山の上に登って月見を楽しむ…と言った趣旨なのですが、個人的には朝からゴルフの練習→軽く筋トレ→会社のスタッフとバドミントンと運動三昧…明後日あたりが異様に恐ろしいことになりそうです…

さてさて…秋競馬も始まりエントリに事欠かない季節がやってまいりました。その割には遅れがちの回顧エントリです。さっさと参りましょう。

2011年 9月11日(日) 5回阪神2日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第25回セントウルS
3歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定) 芝・内 1200m 15頭

LAP 12.2-10.6-11.3-11.3-11.0-12.1
通過 34.1-45.4-56.4-68.5  上り 68.5-56.3-45.7-34.4

馬名 タイム 着差 通過順位 上3F
9 エーシンヴァーゴウ 1.08.5

02-02 34.3
13 ラッキーナイン 1.08.5 09-04 33.9
14 × ダッシャーゴーゴー 1.08.6 1/2 07-04 34.1
7 × サンカルロ 1.08.7 1/2+ハナ 13-12 33.5
5 テイエムオオタカ 1.08.7 01-01 34.6
1 エーシンリジル 1.08.9 1 1/4 03-04 34.5
6

マジカルポケット 1.09.1 1 1/2 07-08 34.5
15

スギノエンデバー 1.09.1 ハナ 12-12 33.9
2 ヘッドライナー 1.09.2 クビ 03-02 34.9
12 × エーシンホワイティ 1.09.2 ハナ 06-04 34.7
8

トウカイミステリー 1.09.4 1 1/2 11-11 34.5
3

ファリダット 1.09.5 クビ 14-15 34.1
10

ベイリングボーイ 1.10.0 3 14-12 34.7
4 グリーンバーディー 1.08.7 降着 10-10 33.9
11

シゲルキョクチョウ 1.10.0 クビ 03-08 35.6

単勝  9 \640

複勝  9 \180 / 13 \360 / 14 \110

枠連  5-7 \1590 (8)

馬連  09-13 \4760 (18)

ワイド 09-13 \1460 (20)/ 09-14 \290 (1)/ 13-14 \640 (6)

馬単  09-13 \8460 (27)

3連複 09-13-14 \3080 (7/455)

3連単 09-13-14 \26290 (86/2730)

テイエムオオタカが主張…エーシンヴァーゴウ抑え切れない感じで追走するものの、結局は控えて番手に収まるり淡々とした流れに…結果、34.1-34.4のほぼイーブンの流れ…スプリント戦でも末脚が主張できる馬、もしくは位置取りの利を取れた前目の馬に恩恵のあるレースだったということである。

そんな中、番手からエーシンヴァーゴウがいっぱいに凌ぎ切ってサマーSSチャンピオンを獲得。ワンペースのアイビスSD勝ち→激流の北九州記念で取りこぼし→緩流のココで巻き返すという非常にわかりやすいパターンだったが、裏をかえせばスプリンターズSはそんな楽なレースにはならないということ…少なくともここまで目一杯に使い、その惰性でGⅠはさすがに通用しない。

そして今年も頭を悩ませる香港からの刺客ラッキーナインが2着…スタートは出負け気味もすぐに巻き返して中団へ…4角手前から内に進路を切り替え、直線も勝ち馬の外側の進路を諦めると、外によれ気味のテイエムオオタカの内をチョイスしてしっかりと伸びた。香港ではスプリンターと言うレースの使われ方ではないのだが、決してスピード負けではない追走に加え「この馬にはペースが遅すぎた」というコメントから見ても、本番ペースでも対応してくる可能性は十分。

ダッシャーゴーゴーはこんなペースも大歓迎のクチ…この流れなら余裕を持って運べたと言えるのだが、枠が災いして終始外目を回るレース運び…4角で早めの進出の際にも安全策で外を回しており、やはりロスは少なくなかった。使った上積みもあると思われるが、基本前哨戦でもペースが合えばキッチリと勝ち切って本番に行くタイプの馬だけに、能力としての上積みはもうなさそう…かつ本番では希望のペースになるかは微妙で、無条件で買いと言うわけにはいかないか。

繰り上がりの4着のサンカルロ…休み明けゆえか追走にかなり手間取っていたが、腹をくくってインをつくと最後までしっかりと伸びた。ラストでガクッと時計が落ちるLapで力を発揮できる馬なだけに、そういう意味では流れが向いたとも言えるのだが、嵌った印象もなく力の衰えはないと見ていいだろう。ただある程度の流れの恩恵が必要な馬だけに、その辺りは忘れずに覚えておこう。

◎を呈したテイエムオオタカだが、このペースで残せない馬ではない…輸送を繰り返し10キロ減の馬体を見て、危ない気配はしていたが、調子落ち気味だったのかもしれない。直線でも内を開けてしまうほど外にササっていたようだし、ココは参考外としておきたい。また降着となったグリーンバーディーは力はそれなりにあるものの昨年同様の水準かどうかは微妙…ペース対応力も無いので、後方から行ってハマれば…という本番になりそうだ。

最後にエーシンリジルやトウカイミステリー辺りは流れが合っていなかったことは間違いなく、この結果だけを鵜呑みしないほうがいい事を付け加えておこう。

さて…またまた外国馬に悩まされるスプリンターズSになりそうですね。ただこの2頭以上の結果を出しているがロケットマンという存在…日本馬ではカレンチャンが筆頭になりそうですが、もしかしたら相手にならない可能性もありますよ、マジで。

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