重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

大惨敗の裏には…~天皇賞・春回顧~

まいどー!!です、bera-an2です。

微妙な曜日の今年のGW…今日は普通に仕事でした。やっぱり日本にいると更新頻度が遅れてしまいます。取り急ぎ、赤っ恥をかく結果になった天皇賞の回顧と参りましょう。

2011年 5月 1日(日) 3回京都4日 天候 : 曇  馬場状態 : 稍重

【11R】 第143回天皇賞(春)

4歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) 芝・外 3200m 18頭

LAP 13.2-11.7-12.9-13.0-13.4-12.5-12.9-12.6-13.9-12.6-12.0-12.2-11.7-11.4-12.1-12.5=3:20.6

通過 37.8-50.8-64.2-76.7  上り 71.9-59.9-47.7-36.0

馬名 タイム 着差 通過順位 上3F
2

ヒルノダムール 3.20.6

09-08-07-06 35.3
15 エイシンフラッシュ 3.20.7 1/2 09-10-10-08 35.2
3 × ナムラクレセント 3.20.9 1 1/2 11-10-01-01 36.3
7

マカニビスティー 3.21.1 1 1/4 12-12-13-12 35.4
14

トウカイトリック 3.21.1 クビ 17-17-18-16 35.1
8 × マイネルキッツ 3.21.2 クビ 03-03-02-02 36.4
1 × ビートブラック 3.21.3 3/4 06-05-10-08 35.8
6 ペルーサ 3.21.5 1 06-07-07-06 36.1
5

ジェントゥー 3.21.8 1 3/4 12-13-13-12 36.0
16

オウケンブルースリ 3.21.9 1/2 14-14-15-17 35.8
4 ローズキングダム 3.22.0 3/4 08-08-03-03 37.1
10

トーセンクラウン 3.22.2 1 1/2 16-16-15-12 36.4
9 トゥザグローリー 3.22.3 3/4 01-01-03-03 37.3
12

コスモヘレノス 3.22.3 02-02-03-03 37.4
13 ジャミール 3.22.6 1 3/4 14-15-10-08 37.2
17

フォゲッタブル 3.23.2 3 1/2 18-17-06-08 38.0
11

ゲシュタルト 3.23.4 1 1/4 03-04-07-12 37.8
18 コスモメドウ 中止

05-05-15-18

単勝  2 \1690

複勝  2 \550 / 15 \300 / 3 \450

枠連  1-7 \2970 (13)

馬連  02-15 \6810 (26)

ワイド 02-15 \2280 (29)/ 02-03 \2560 (30)/ 03-15 \1600 (17)

馬単  02-15 \15590 (54)

3連複 02-03-15 \25530 (83/816)

3連単 02-15-03 \189840 (518/4896)

行く馬がいないと目されていた中で唯一ペースを作る可能性があったナムラクレセントが出遅れ…結果、ゲシュタルトがハナもペースを作る気は全くなし…ただ先頭を走ってるだけで、むしろ誰かハナを取ってくれ…そんな感じをモロに出しながらの前半…結果、5F通過の64.2は過去10年では2番目に遅い流れとなってしまった。そんな中で6F目でコスモヘレノスが先頭を奪う事で2つLapを若干上げたのだが、8F目で更にそれを交わしたトゥザグローリー…ここからペースが上がっていくのかと思いきや、四位の選択は再度のペースダウンで9F目がなんとレース中で最も遅い13.9を記録。そこで本来最初から行くはずだったナムラクレセントが飛び出して一気にペースアップ。最後は6~7Fのロングスパート戦になってのゴールとなった。

このレースで重要視されたのは当然「ロングスパートに対する適正」であり、底力が問われたレースなのだが、前半のペースを見るかぎりは、さほど距離に対する適正は問われなかったと見ていいだろう。また、前半のペースで折り合いを欠いてしまった馬や、非常に出入りの激しいレースになってしまい、それに付き合うことになった前にいた馬たちは急激なペースアップダウンに対応せざるを得なかった分、負担が大きくなってしまったと考えていいだろう。

このことを考えれば、大阪杯を使い1-3着だった2頭がここでのワンツーというのも頷ける話ではないだろうか。特に勝ったヒルノダムールは流れ面の恩恵に加え、終始中団インの経済コースを通っての勝利であり、個人的には長距離適性があったというわけではないと考える。ただそれは逆に言えば宝塚記念ではやはり有力と言う事であり、春2冠も現実味を帯びてきたといえよう。

2着エイシンフラッシュも流れのゴチャつきに巻き込まれること無く、外目を進出…4角での手応えでは突き抜けんばかりのものだったが、わずかに前に届かず…ただ通った位置を考えると勝ち馬と大きく評価を変える必要はないだろう。ペースや距離に関する適正は幅広いものを持っているだけに、こちらも宝塚記念で無視できない存在と言う事である。

中盤から強引にペースを上げたナムラクレセント…ペース適正以前に自分のペースで走れるかどうかの馬だけに、結果的にこの選択は間違っていなかっただろう。ただ逆に言えば最初からペースを握れていればどうなったのか?これはこの流れで力を発揮できなかった馬もいるだけ何とも言えないが、力さえ出せば今後もG1でも面白い存在になれる事は間違いなさそうだ。

以下、掲示板確保したマカニビスティーやトウカイトリックなどの死んだふり系の馬よりも、力を示したのはマイネルキッツと言えるだろう。ただ、また来年のこのレースまで出番がないのも事実なのだが…

トゥザグローリーはハナを取った事に関しては良い判断だと思ったのだが、そのあとでペースを落としてしまったのがどうだったのか…前半で珍しく引っかかっていた分、そういう判断になってしまったのかも知れないが、自身のロングスパート適正は間違いなかっただけに、そのままペースを維持し続けたほうが良かったと思うのだが…また、同じく折り合いを欠いてしまったローズキングダムは距離的な面もそうだが、ペース的にはやはり向いていない事ははっきりしたと思う。瞬発力が求められる舞台で再度。

力を出し切れなかった馬がいたのも事実であり、この結果だけを信用することは危険ですが、少なくとも上位2頭はもってる力を見せられたと思います。そういう意味では宝塚記念がグッと面白くなる天皇賞だった…そういう事でいいんじゃないでしょうか。

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