重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

カッチョええよ…~高松宮記念回顧~

まいどー!!です、bera-an2です。

明後日より1週間程度、日本に一時帰国します。という訳で、重賞回顧はそれまでに全部済ませておきましょう。

トップバッターはやっぱりGⅠですかね。


2011年 3月27日(日) 2回阪神2日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第41回高松宮記念
4歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) 芝・内 1200m 16頭

LAP 12.1-10.8-10.7-10.7-11.4-12.2=1:07.9
通過 33.6-44.3-55.7-67.9  上り 67.9-55.8-45.0-34.3

馬名 タイム 着差 通過順位 上3F
4 × キンシャサノキセキ 1.07.9

04-03 34.0
8 サンカルロ 1.08.1 1 1/4 11-10 33.3
6

アーバニティ 1.08.1 09-07 33.6
12

ビービーガルダン 1.08.2 クビ+頭 08-07 33.7
1 レッドスパーダ 1.08.4 1 1/2 04-04 34.5
2 ショウナンアルバ 1.08.5 1/2 13-10 33.7
7 スプリングソング 1.08.5 クビ 13-14 33.4
11 シンボリグラン 1.08.6 1/2 13-13 33.7
14

エーシンフォワード 1.08.7 1/2 11-09 34.0
5 ジョーカプチーノ 1.08.9 1 1/2 07-06 34.7
13 ダッシャーゴーゴー 1.08.2 降着 02-02 34.5
9

ヘッドライナー 1.09.1 1 01-01 35.5
3

サンダルフォン 1.09.1 クビ 16-15 33.8
10

サマーウインド 1.09.2 クビ 09-10 34.5
15 × ワンカラット 1.09.6 2 1/2 03-04 35.6
16

エスタンビーナス 中止

06-16

単勝  4 \450

複勝  4 \170 / 8 \290 / 6 \1380

枠連  2-4 \1800 (8)

馬連  04-08 \2370 (11)

ワイド 04-08 \780 (9)/ 04-06 \3900 (33)/ 06-08 \6730 (45)

馬単  04-08 \3970 (15)

3連複 04-06-08 \33730 (79/560)

3連単 04-08-06 \129290 (326/3360)

ヘッドライナーが絶対と言う感じでハナ…それ以外の馬は流れに任せてといった感じでの追走…そこにダッシャーゴーゴーが並びかけていって並走状態での3F通過が33.6、これ自体はさほど速いものではないが、さらに並走状態が続き4F目も10.7と全くペースが落ちず…そして直線で一気にペースが落ちるパターン。前後半差こそ+0.7だが、紐解けば前に比較的苦しい流れになってしまったと見ていいだろう。前週のファルコンSも前後半差+0.7と同じだったが、それとは全く違う内容である。

そんな流れの中を先行していともアッサリと抜け出し連覇達成のキンシャサノキセキは、やはり力が一枚上だったということ。唯一の不安点が出遅れだったが、それさえ無ければ後は磐石、ペース対応力も十分で完勝と言っていい内容だった。海外からの参戦がないのであればスプリンターズSも堅そう…と思ったら、ここで引退とのこと。まだまだTopを張れる中での引退はカッチョいいのだが、このご時世だけに何らかの思惑がありそうな予感も。

サンカルロの前半はスピード負けしないように押して押して中団後ろを確保…ようやくスピードに乗ると、直線もインを選択して馬群を縫ってきわどく伸びた。この距離でも置かれないようにキッチリと追走できたこと、さらにそれでもしっかりと脚を残せていた事が大きい。決して6Fがベストと言えない中でも少しずつ対応できるようになってきた印象で、このまま行くならばスプリンターズSでも十分圏内に入ってくると思われる。

2走連続で低評価を覆したアーバニティ。個人的には前走はフロックだと思っていたのでどうしようもなかったが、中団のインをスムーズに追走して直線半ばからは2着馬と合わせるようにしてよく伸びた。距離ロス無く進めて、かつ斜行などの影響もなく上手くさばけた事が大きいが、違ったペースでの連続好走は今後につながるべきものであり、今後も注目しておきたい。

長い間追ってきて、今回遂に見限ったビービーガルダンが想定を覆す好走…しかも今回は好発から先行すると思いきや、3角手前から一旦脚を溜め、差しに転じて前に迫ってきた。確かにテンの脚が以前ほどでは無くなっていていただけに、控えて結果を出せたことは大きいのだが…個人的にはサトテツさんの好騎乗で他の鞍上でもそれが通用するのか…と思えるのだが。

レッドスパーダは手応えよくても直線では早々とお釣りなしになってしまった。6Fでは少しでも前傾気味のLapになると苦しく、やはり7F以上の平坦Lapがベストと言える内容…ショウナンアルバはこの舞台では力は出せている印象…今後も内枠に入ってマイペースで追走できるのであれば、いつかアッと言わせる時が来るはずだ。◎に推しスプリングソングは斜行の影響より、故障馬が下がってきたときの方が影響が大きかった。どちらにせよその割には直線伸びているのだが、テンに付いていけなかった事実を、今後に繋げないとちぐはぐな競馬が続きそうな予感。

…と、ここまで書いておいて、史上初のGⅠ2度目の降着ダッシャーゴーゴーについて…個人的にはテンが速くないと書いたが、結果的には33.6では走れており、今後はその辺りの評価を変える必要はある。ただそうなってしまうと直線では最後に止まってしまう訳であり、やはり平坦Lapの方が圧倒的にパフォーマンスが高いという評価で構わないだろう。差しに回って味のあるタイプではないだけに、今後も流れ一つでは嫌って妙味ある存在であることは間違いない。

また、被害が最も大きかったジョーカプチーノ…不利があるまではしっかり制御された走りだっただけに、今日のところは気の毒としか言いようがない。今後も人気は落ちそうにないだけに、オイシイ思いが出来るかは微妙だが、常に押さえておかないといけない存在であることが分かったことが唯一の収穫である。

なんかやたらと長文になってしまいました…もっと、簡素に書かないと…自分の体力がもたないです…

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