毎年のことなんですが…~フィリーズレビュー回顧~
です、です。
4月以降も中山競馬は中止になるようですね…これで秋まで中山で馬が走らないことがほぼ確定…現状を考えれば仕方ないと言わざるをえないでしょうか。そしてこの開催の重賞のほぼ全てが阪神開催に振り変わります。ほぼと書いたのは皐月賞だけは1週ずらして東京になる予定だから…それと、小倉開催も2週間伸びますね。中京がこのタイミングで改修中なのはかなり痛いですな…というか、新潟前倒し案はダメなんでしょうかね?
さて、怒涛の重賞回顧ウィーク…今日はフィリーズレビューでいっときましょう。
2011年 3月21日(祝) 1回阪神5日 天候 : 曇 馬場状態 : 稍重
【11R】 第45回報知杯フィリーズレビュー
3歳・オープン・G2(馬齢) (牝)(国際)(指定) 芝・内 1400m 16頭
LAP 12.3-10.5-11.3-11.8-12.0-11.8-12.6=1:22.3
通過 34.1-45.9-57.9-69.7 上り 70.0-59.5-48.2-36.4
馬 | 印 | 馬名 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F |
11 | ○ | フレンチカクタス | 1.22.3 | 11-11 | 35.5 | |
14 | ◎ | スピードリッパー | 1.22.5 | 1 1/4 | 10-08 | 35.9 |
6 | × | エーシンハーバー | 1.22.5 | クビ | 12-11 | 35.7 |
12 | ドナウブルー | 1.22.6 | クビ | 16-15 | 35.4 | |
8 | ▲ | ラテアート | 1.22.7 | 3/4 | 14-15 | 35.6 |
15 | △ | ニシノステディー | 1.22.7 | クビ | 07-05 | 36.4 |
9 | △ | フォーエバーマーク | 1.22.8 | 1/2 | 02-02 | 36.8 |
7 | カフェヒミコ | 1.22.9 | 1/2 | 12-11 | 35.9 | |
16 | クリアンサス | 1.23.0 | 1/2 | 04-03 | 36.7 | |
5 | × | ツルマルワンピース | 1.23.0 | 頭 | 07-08 | 36.5 |
2 | △ | アイアムアクトレス | 1.23.1 | 1/2 | 04-05 | 36.8 |
1 | × | マイネショコラーデ | 1.23.6 | 3 | 07-08 | 37.1 |
13 | オーシャンフリート | 1.23.8 | 1 | 14-14 | 36.7 | |
10 | カトルズリップス | 1.24.1 | 2 | 04-05 | 37.8 | |
3 | モアグレイス | 1.25.0 | 5 | 01-01 | 39.1 | |
4 | サクラベル | 1.26.2 | 7 | 02-03 | 40.2 |
単勝 11 \770
複勝 11 \230 / 14 \310 / 6 \330
枠連 6-7 \1370 (5)
馬連 11-14 \3100 (13)
ワイド 11-14 \1020 (11)/ 06-11 \1080 (13)/ 06-14 \1480 (19)
馬単 11-14 \6490 (25)
3連複 06-11-14 \8500 (25/560)
3連単 11-14-06 \54370 (164/3360)
出は外目の馬のほうが良かったが、内からモアグレイスが押して先手を主張する流れ…3F通過は34.1と稍重を考えれば速い時計。後は坂がありそこでLapが落ちての前後ろの態勢入れ替わり…前を行く馬に厳しい流れだったことは言うまでもないだろう。また馬場的にも雨が振って少し内が苦しくなりつつある状況だった事も書き加えておきたい。
フレンチカクタスは好発もじっくり構えて、気がつけば中団。それでも慌てずにじっくり追い出しを待つと、直線で一気にはじけた。瞬発力勝負でもそれなりに戦える下地はあるのだが、やはり持続力勝負のほうが向いていそうだ。桜花賞に向けてはやれそうな気配も若干漂わせてはいるが、ネックとなるのはやはり距離か…
スピードリッパーもいつもとは違い中団から…コチラは3角過ぎから積極的に押し上げて行きしぶとく伸びたのだが、最後は勝ち馬の決め手に屈してしまった。距離的にも1400mがかなりあってる印象…この馬も決め脚勝負では歩が悪いことは明らかであり、そういう意味では外回りになると勝ち馬との差は広がりそうな予感…3着エーシンハーパーもほぼ同様の評価だが、2着馬に比べると内枠を利して上手く立ちまわっており、単純な比較で言えば2着馬との着差は数字以上と思われる。
ドナウブルーは少し出負け気味の発馬…折り合い面では問題ないように映ったが、やはりキレを重視される舞台で狙いたい馬と言うことでいいだろう。そういう意味ではチューリップ賞を使えなかったのが相当痛い…またこの距離は少し短いのではないだろうか。
最後に外から前目を進んで直前まであわやの競馬を見せたニシノステディー…こいつは7F位までなら結構やりそうな気配…これは覚えておいたほうがいいだろう。
とりあえず振り返っては見たものの、勝ち馬→クイーンCでホエールキャプチャに返り討ち、2着馬→フェアリーSでダンスファンタジアに完敗…という流れを組めば、この組は本番では要らないと行ってしまっても過言ではないと思いますね…桜花賞のトライアルだけにもう少しつながるようなレースにして欲しいのですが…中京が新装したら、そういうのも出来るかもしれませんがね。