世代2番手交代劇?~クイーンC回顧~
です…です。
気がつきゃ木曜…もうすぐ出走馬確定の時間ですね。その前に仕事サボって(>ヲイ)クイーンCの回顧だけでも…
2011年 2月12日(土) 1回東京5日 天候 : 小雨 馬場状態 : 稍重
【11R】 第46回デイリー杯クイーンカップ
3歳・オープン・G3(別定) (牝)(国際)(特指) 芝 1600m 16頭
LAP 12.3-11.1-11.7-12.3-12.8-11.7-11.2-12.3=1:35.4
通過 35.1-47.4-60.2-71.9 上り 72.0-60.3-48.0-35.2
馬 | 印 | 馬名 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F |
9 | ホエールキャプチャ | 1.35.4 | 06-06 | 34.7 | ||
4 | マイネイサベル | 1.35.5 | 3/4 | 10-11 | 34.4 | |
10 | デルマドゥルガー | 1.35.6 | 3/4 | 10-11 | 34.5 | |
11 | フレンチカクタス | 1.35.7 | クビ | 03-03 | 35.1 | |
2 | メーヴェ | 1.35.7 | ハナ | 15-15 | 34.4 | |
1 | ダンスファンタジア | 1.35.8 | 3/4 | 06-06 | 35.0 | |
8 | ニシノステディー | 1.35.9 | 1/2 | 02-02 | 35.6 | |
5 | カトルズリップス | 1.36.0 | 1/2 | 01-01 | 35.8 | |
16 | マイネイディール | 1.36.1 | 3/4 | 10-08 | 35.1 | |
6 | テキサスルビー | 1.36.3 | 1 | 03-03 | 35.8 | |
15 | イイデステップ | 1.36.6 | 2 | 03-03 | 36.1 | |
13 | ケイアイアルテミス | 1.36.7 | 1/2 | 15-14 | 35.5 | |
14 | ユースティティア | 1.37.1 | 2 1/2 | 10-11 | 36.0 | |
3 | ラテアート | 1.37.1 | ハナ | 14-15 | 35.8 | |
7 | スクランブルエッグ | 1.37.1 | ハナ | 06-08 | 36.2 | |
12 | シグナルストーン | 1.38.5 | 9 | 06-08 | 37.6 |
単勝 9 \360
複勝 9 \160 / 4 \430 / 10 \430
枠連 2-5 \1010 (4)
馬連 04-09 \2620 (8)
ワイド 04-09 \800 (8)/ 09-10 \640 (6)/ 04-10 \2160 (21)
馬単 09-04 \3900 (12)
3連複 04-09-10 \6440 (18/560)
3連単 09-04-10 \27200 (69/3360)
カトルズリップスが軽く気合をつけながらハナ…それに続くニシノステディーやらイイデステップやら…の流れ。最初の3つは馬場を考えれば気持ち速めかもしれないが、中盤2つ特に5F目は12.8としっかり緩めての上がり勝負となった。
阪神JF2着のホエールキャプチャ…クラシックに出られるだけの賞金は確保した上での参戦だったが、すんなり好位の後ろに付けると残り2F程度からスパート開始するとあっという間に抜け去り重賞初制覇。このレースでは切れ味を見せての勝利だったが、この馬の特徴はどの位置にいても切れ味を使えるということ。たとえそれがファンタジーSの様な前傾Lapであってもだ。さらに芙蓉Sの様なレースも出来、その安定感はクラシックでは買いと言える。少なくとも桜花賞では面白い存在になれる。
2・3着馬はコース取りは違えど、差し込んできた馬たち。2着マイネイザベルは勝ち馬を前に見ながらの競馬…直線に入りダンスファンタジアが一気に外に振った後を上手く上がっていくことが出来た。得意のキレ味勝負…インを相当うまくさばけたコース利を考えれば、世代トップとは明確な差がある事は間違いなさそう。それならば、これまでとは違う切れ味勝負と言う舞台でしぶとく伸びることの出来た3着馬デルマドゥルガーの方を評価したい。こちらは距離が伸びて更に良いタイプだけに、桜花賞に限らず更に先で面白いところがあるかもしれない。
さて、人気を裏切ったダンスファンタジア…赤松賞で見せた瞬発力を無視することは出来ないし、阪神JFでの敗戦…緩まない流れだったフェアリーSでの完勝劇、そしてココ…全ては事実。ただ負けたレースにはそれぞれ敗因らしきものが見て取れるし、結局はリズムよく走らせるかどうかに掛かっている馬…とお茶をにごすより他無い(笑)ただその気性から考えてみても、緩まな流れのほうが安定したパフォーマンスが出来るのではないかと思われる。兎にも角にも付き合いづらい馬であることは間違いない。
レーブディソールという馬を頂点として考えると、世代2番手をめぐる椅子が逆転した感が強いという印象ですが、頂点を脅かすまでは…といった感じのレースでした。とにかく、女王のチューリップ賞を見ないと何とも言えないですね~。