強い馬が当たり前の結果~京都記念回顧~
です…です。
当たった日は回顧が速いのはいつものコト チャイナ帰還前に回顧エントリからいれてみることにします。
2011年 2月13日(日) 2回京都6日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第104回京都記念
4歳以上・オープン・G2(別定) (国際)[指定] 芝・外 2200m 12頭
LAP 12.6-11.3-13.2-12.5-12.2-12.9-12.4-12.0-12.0-11.2-11.6
通過 37.1-49.6-61.8-74.7 上り 72.1-59.2-46.8-34.8
馬 | 印 | 馬名 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F |
2 | トゥザグローリー | 2.13.9 | 03-03-04-04 | 34.5 | ||
5 | メイショウベルーガ | 2.14.0 | 3/4 | 05-05-08-08 | 34.4 | |
12 | ヒルノダムール | 2.14.2 | 1 | 05-05-06-04 | 34.7 | |
4 | ダノンシャンティ | 2.14.4 | 1 1/2 | 07-07-09-09 | 34.6 | |
6 | ロードオブザリング | 2.14.4 | 頭 | 10-10-11-11 | 34.5 | |
3 | ビッグウィーク | 2.15.0 | 3 1/2 | 03-03-05-04 | 35.6 | |
1 | オウケンブルースリ | 2.15.1 | 1/2 | 12-12-11-11 | 35.2 | |
11 | プロヴィナージュ | 2.15.4 | 1 3/4 | 02-02-02-02 | 36.2 | |
10 | セラフィックロンプ | 2.15.7 | 2 | 01-01-01-01 | 36.6 | |
9 | シャドウゲイト | 2.15.9 | 1 1/4 | 07-07-02-02 | 36.7 | |
8 | ホワイトピルグリム | 2.15.9 | クビ | 09-07-06-04 | 36.5 | |
7 | ヒカルカザブエ | 2.16.2 | 2 | 11-11-09-09 | 36.4 |
単勝 2 \240
複勝 2 \120 / 5 \200 / 12 \130
枠連 2-5 \880 (3)
馬連 02-05 \1120 (3)
ワイド 02-05 \400 (3)/ 02-12 \190 (1)/ 05-12 \400 (4)
馬単 02-05 \1650 (4)
3連複 02-05-12 \1020 (2/220)
3連単 02-05-12 \5390 (10/1320)
想定通りセラフィックロンプが行って、それに続くプロフィナージュ…テンの3Fは相当遅い流れになったが、5F通過の61.8はこのレースからしてみれば平均的な流れ。その後の12.9の時にシャドウゲイトが動き出して後続が前を目指しだした感があり、残り6Fから徐々に流れが速くなっていくロングスパート戦という見立てで良いだろう…先行する各馬は明確に息を入れるところがなかったのも事実であり、馬場も後押ししての後方組有利としておく。
勝ったトゥザグローリーは内から前を見る事のできる先行策で3番手。各馬が外から押し上げていった坂の下りでも、大きくは動かずに結果的にポジションを下げることになってしまったが、直線手前から外に張り出して気味に動いて直線は大外からキッチリ伸びた。この行動にどのような意図があったのかは分からないが、狙ってできるものではなく、思いがけずこのような形になったというのが自然か。馬場の良い外を選択した分、かなりロスの多い競馬になったことは確かであり、そういう意味では力の違いを見せたと言うことだろう。基本かからない馬だけに、距離面では問題なく、思った以上に戴冠が早まったかもしれない。
2着メイショウベルーガは京都巧者またロングスパート戦への適正上位ぶりを遺憾なく発揮…それだけでなく、鞍上の手腕も光った一戦だった。序盤は明らかに行きっぷりが悪かったのを鞍上は上手く内に導き、後方からの競馬になるのを上手く防いだ。直線での挙動は勝ち馬とほぼ同じだが、反応が悪い分遅れをとってしまい、勝ち馬に少し外に張られるようになっての敗戦。牝馬ながらこの距離で牡馬と渡りあえるのは立派の一言。
中団から正攻法で攻めたのがヒルノダムール…坂の下りでいち早く仕掛けて押し切ろうとしたが、2頭に交わされてしまった。この距離では完全に力負けと言わざるをえない結果…距離を少し短くしてみれば、結果は変わってくるかも知れないが…
個人的にはなぜココに出てきたのか理解に苦しむダノンシャンティ…前半はかなり行きたがっていたが、何とか形にしての4着。ペース適性やパフォーマンスは及第点といえるだけに、もう少し短い距離ならばもっとやれるはず。また、オウケンブルースリは直線では内にササリ気味で全く反応なし…終わってしまった感すら見受けられた。
勝ち馬が人気に応えて普通に強い勝ち方をしましたね~。恐らく春天に来るでしょうが、今のところかなり有力と見ていいのではないでしょうか。また、勝ち馬の影に隠れてしまいましたが、2着馬も立ち回り一つでは面白い存在になれるのではないでしょうか…