新星現る?~京成杯回顧~
です…です。
ルーラーシップにドバイの可能性があるみたいですね~。個人的には来年…という気がしないでもないのですが。さてさて…その前に京成杯の回顧と参りましょう。
2011年 1月16日(日) 1回中山6日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第51回京成杯
3歳・オープン・G3(別定) (国際)(特指) 芝 2000m 16頭
LAP 12.6-11.0-12.4-12.0-12.3-11.9-12.1-12.1-12.1-12.4=2:00.8
通過 36.0-48.0-60.3-72.2 上り 72.9-60.6-48.7-36.6
馬 | 印 | 馬名 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F |
2 | フェイトフルウォー | 2.00.9 | 03-03-04-04 | 36.3 | ||
10 | 注 | デボネア | 2.00.9 | ハナ | 07-09-07-08 | 36.0 |
5 | プレイ | 2.01.3 | 2 1/2 | 03-03-02-02 | 36.9 | |
3 | マイネルメダリスト | 2.01.3 | 頭 | 07-07-07-07 | 36.3 | |
13 | メイショウトチワカ | 2.01.4 | 1/2 | 10-10-10-12 | 36.1 | |
12 | マイネルギブソン | 2.01.5 | 1/2 | 14-13-10-12 | 36.2 | |
6 | インナージョイ | 2.01.6 | 1/2 | 13-13-15-12 | 36.1 | |
1 | ユウセン | 2.01.8 | 1 1/4 | 05-05-04-04 | 37.2 | |
4 | タナトス | 2.02.0 | 1 1/2 | 10-10-10-11 | 36.7 | |
8 | ヌーベルバーグ | 2.02.0 | クビ | 02-02-02-02 | 37.6 | |
16 | マリアビスティー | 2.02.3 | 2 | 10-10-07-08 | 37.3 | |
11 | スマートロビン | 2.02.5 | 1 | 15-16-10-08 | 37.2 | |
15 | スリーケインズ | 2.02.6 | 1/2 | 15-15-16-15 | 36.9 | |
9 | ジャービス | 2.03.0 | 2 1/2 | 01-01-01-01 | 38.7 | |
7 | コウヨウレジェンド | 2.03.3 | 1 3/4 | 05-05-04-06 | 38.6 | |
14 | 注 | ノヴァグロリア | 2.03.4 | 1/2 | 07-07-10-15 | 38.0 |
単勝 2 \470
複勝 2 \190 / 10 \690 / 5 \460
枠連 1-5 \1000 (5)
馬連 02-10 \6600 (23)
ワイド 02-10 \1590 (19)/ 02-05 \990 (9)/ 05-10 \6290 (57)
馬単 02-10 \11240 (37)
3連複 02-05-10 \24700 (75/560)
3連単 02-10-05 \156000 (423/3360)
結局、ハナを取ったのは今をときめくジャービス。それに続く同馬主のヌーベルバーグ、コウヨウレジェンドなど…隊列がほぼバラケないまま3F目から坂の上りまでほとんどLapに増減が見られない持続力Lap…先行する馬にとって、道中で息が入るところがなかった分、苦しい流れになったという見方も出来るが、前後半差ほぼ無しという流れと内有利の馬場と考えれば、力のある馬は十分踏ん張れる状況だったと判断したい。
勝ったフェイトフルフォーはこれまでにない先行策でインの4番手…直線で垂れる逃げ馬とプレイの間に挟まれて行き場を失う場面も見られたが、何とかさばいての重賞制覇。過去の戦績を見ても、底力と瞬発力を兼備しているタイプである事は見て取れるが、その上に今回のように前目で競馬が出来たのは大きな収穫。時計も悪くなく、クラシックが楽しみな一頭になったと言えよう。
小倉から転戦してきたデボネア。中団から上手く立ちまわって、きわどく前に迫った。前走内容はレコードという点は置いといたとしても、持久力を求められるものだっただけに、少なくともこの流れで好走できる下地があったと考えていい。ただ切れ味勝負は苦しそうなだけに、今後も然るべき流れならばマークが必要…と言った感じか。
戦前のコメント通りに早目の仕掛けを見せたプレイ。京都2歳Sでもそうだったが、止まりそうで止まらない脚を見せてくれる。底力を求められ、かつ時計勝負にならない舞台ならばいい勝負ができそうな感じだが、適性以外の舞台ならばあっさりと負けてしまいそうな感じだ。レース内容は違えど、内からしぶとく伸びてあわやのシーンを見せたマイネルメダリストも似た様な評価でいいのではないだろうか?
5~7着馬は中団後方から外を回って差を詰めたもの。しかも3頭とも瞬発力でいいところがある馬であり、馬場的には厳しかったことを考えると、条件戦では確実に力が上位と考えていいだろう。また唯一の2勝馬で1番人気だったスマートロビンは一歩目で後手で終了…3角以降の強引な動きではどうしようもないが、緩まな流れへの適正としてはどうなのかという疑問符は付いたままに事前に向かうことになる事は頭にいれておこう。
これまで牡馬路線は注目馬が参戦してもふがいないレース…ひいてはレースレベル自体に疑問が付くようなものが多かったのだが、このレースはちょっと違う感じ…特に勝ち馬は先が大きく見えるレースになったと思います。