想定通りなんだけど…~有馬記念回顧~
です です。
とりあえず、笑い飯は…良かったです。
ネット環境最高の日本にたどり着きました。明日から年末年始休暇に入ります。どんな感じで更新していくかは、おいおい考えるとして、とりあえず本日付けは飛行機内で下書きしたモノを早速UPと参りましょう。
2010年12月26日(日) 5回中山8日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【10R】 第55回有馬記念
3歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) 芝 2500m 16頭
LAP 6.9-11.4-12.0-12.3-12.7-13.4-13.5-12.3-11.5-12.0-11.7
通過 30.3-42.6-55.3-68.7 上り 70.4-58.1-46.6-34.6
馬 | 印 | 馬名 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F |
1 | ヴィクトワールピサ | 2.32.6 | 04-04-02-02 | 34.6 | ||
7 | ○ | ブエナビスタ | 2.32.6 | ハナ | 11-11-09-08 | 33.8 |
11 | トゥザグローリー | 2.32.6 | クビ | 03-03-03-02 | 34.4 | |
14 | ▲ | ペルーサ | 2.32.7 | 3/4 | 05-05-03-04 | 34.4 |
4 | ◎ | トーセンジョーダン | 2.32.9 | 1 1/2 | 01-01-01-01 | 34.9 |
5 | × | ルーラーシップ | 2.33.0 | クビ | 06-05-06-04 | 34.4 |
10 | × | エイシンフラッシュ | 2.33.0 | 頭 | 09-09-09-10 | 34.2 |
2 | × | ネヴァブション | 2.33.4 | 2 1/2 | 08-07-06-04 | 34.8 |
9 | ダノンシャンティ | 2.33.6 | 1 1/2 | 13-13-14-13 | 34.3 | |
3 | フォゲッタブル | 2.33.6 | クビ | 06-07-06-08 | 35.0 | |
13 | オウケンブルースリ | 2.33.7 | 1/2 | 02-02-03-04 | 35.4 | |
8 | △ | メイショウベルーガ | 2.33.8 | クビ | 11-11-09-10 | 35.0 |
12 | × | ドリームジャーニー | 2.33.8 | 頭 | 13-13-13-13 | 34.7 |
15 | △ | レッドディザイア | 2.34.0 | 1 1/4 | 15-15-15-15 | 34.2 |
16 | ジャミール | 2.34.0 | 頭 | 09-09-09-10 | 35.1 | |
6 | ローズキングダム | 取消 |
単勝 1 \840
複勝 1 \200 / 7 \110 / 11 \1260
枠連 1-4 \480 (1)
馬連 01-07 \550 (1)
ワイド 01-07 \270 (1)/ 01-11 \5680 (49)/ 07-11 \2430 (29)
馬単 01-07 \1640 (6)
3連複 01-07-11 \11610 (35/455)
3連単 01-07-11 \60770 (179/2730)
行くと目されていたエイシンフラッシュは出負け…もう一頭のネヴァブションは行く気すら見せず。結果的にトーセンジョーダンのペースとなった。元々どの馬が行くのかが最大の関心事だった今回の有馬記念…その中でも思惑外の馬がペースメイクすることになった訳で、ペースが上がらないのはもう仕方ないと言うしかない。スケベ根性たっぷりに三浦皇成が刻んだLapは5.5F(1100m)通過、6.5F(1300m)通過共に過去10年で2番目に遅いもの。この時点で、後ろから進める馬に圧倒的に不利な設定になってしまったのは言うまでもない。ただ、その時点でそうは問屋が卸さないと動き出したのが、ルーラーシップ@ルメールと更に勝ったヴィクトワールピサで、それに抵抗を見せたトーセンジョーダンのスパート開始からのロングスパート合戦…更には3F-2Fでコンマ6秒のペースアップ、ラスト1Fまでキッチリ11秒台を刻んでのフィニッシュとなった。この流れで前目で流れに乗った馬たちが上位に入ったことにどういう評価を与えるべきなのか…少なくともロングスパート戦に適性があるということは見て取れるだろうが。位置取り以外の面で気づいたことを並べ立てていこうと思う。
勝ったヴィクトワールピサは流れが遅いことが得策ではないと判断したデムーロの思い切った騎乗も評価されるべきものだろうが、総合力で非常に高いものを持っていると判断できる内容だったと思う。ただこの遅い流れでの結果だけに距離面での判断はまだつかない状態…春天目標で進めるのであれば、前哨戦は気をつけて観察しておいたほうがいいか。
何と言っても負けて強しの競馬だったのがブエナビスタ。恐らく馬なりに進めた上での位置取りだったのだろうが、オウケンブルースリなど本来もっと後ろからの競馬になったであろう馬たちが、思った以上に前からの競馬になった事も関係しているかもしれない。とにかく4角手前では絶望的な位置取りであったことは確実。そこから伸びない外をついての2cm差は力以外の何ものでもない。その中でもやはり特筆すべきはその瞬発力と言う事になるだろう。恐らく春天にコマを進めるのだろうが、この距離のこの流れでも対応できるのならば、何の心配もいらないと言っていいのではないだろうか。
低評価を覆した中1週のトゥザグローリー…位置取り面での利があったことに加えてロングスパート適正にモノを言わせての結果だろうと思えるが、最後まで足が衰えずに前に迫っていただけに、一定の評価はしていいだろう。瞬発力面での評価は出来ないままだが、持続力を測るレースならば、来年もかなり楽しめそうな一頭と言えよう。
「スタートが良くて馬が戸惑っていた」と笑うに笑えないコメントを鞍上が残したペルーサ。正直、今回のペースであの位置取りならば突き抜けて欲しかった。それ位ペースへの適性が合っていたと思っていたのだが…今後も人気的には衰えない存在だけに、この結果で完全に付き合いづらいキャラが確立してしまったと言える。この馬も恐らく春天目標だろうが、前哨戦次第では思った以上に強くない判定をさせていただこうかと…
◎を進呈のトーセンジョーダン。まさかハナに立つことになろうとは…ただヴィクトワールピサが張ってきた時に、突っぱねたのは個人的には間違っていたとは思わないし、目標にされる不利があっただけに、同じ前目の馬たちに先着を許したのは力負けとは感じなくていいだろう。来春以降も引き続き期待したい。
ルーラーシップはいち早く動き出した分、脚が持たなかったというより、やはり外目をロスが多めに動いてしまった事が響いている印象。広いコースに代わって再度期待したい。また、出遅れながら最後の脚は際立っていたエイシンフラッシュも力の一端は見せられただけに、引き続き瞬発力を生かす舞台では注目しておきたい。
想定通りだったのは、流れだけで結果は全然想定通りではありませんでした まだまだ夜は明けそうにありませんな。とりあえず、東京大賞典でリベンジするしか無いです。PAT残金15000円もって勝負です