来年につながる6Fへの対応力~カペラS回顧~
マイドです
YouTubeに続き、ニコニコ動画もチャイナからの規制対象に入ってしまった模様…重賞回顧するのに早送り、巻き戻しが自在だったニコ動はかなり重宝していたのですが…ホントにこの国のネット規制は嫌になります。個人的にはそれが無くなるだけでも印象は違ってくると思うのですがねぇ。
2010年12月12日(日) 5回中山4日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第3回カペラS
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(指定) ダート 1200m 16頭
LAP 11.7-10.3-11.0-11.9-12.1-12.7=1:09.7
通過 33.0-44.9-57.0-69.7 上り 69.7-58.0-47.7-36.7
馬 | 印 | 馬名 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F |
13 | ○ | セイクリムズン | 1.09.7 | 05-05 | 36.2 | |
15 | × | ティアップワイルド | 1.09.7 | クビ | 09-07 | 35.9 |
7 | △ | エノク | 1.09.9 | 1 | 06-07 | 36.3 |
8 | △ | シルクフォーチュン | 1.10.0 | 1/2 | 14-13 | 35.6 |
14 | ▲ | マルカベンチャー | 1.10.0 | ハナ | 13-13 | 35.8 |
6 | × | マハーバリプラム | 1.10.1 | クビ | 10-11 | 36.2 |
9 | × | スーニ | 1.10.2 | 1/2 | 03-03 | 36.8 |
16 | ヤサカファイン | 1.10.3 | 3/4 | 10-07 | 36.4 | |
5 | スリーアベニュー | 1.10.3 | ハナ | 15-15 | 35.5 | |
12 | ◎ | ダイワディライト | 1.10.3 | 頭 | 12-11 | 36.3 |
1 | △ | ビクトリーテツニー | 1.10.4 | クビ | 16-15 | 35.4 |
3 | ナムラタイタン | 1.10.6 | 1 1/2 | 06-06 | 37.0 | |
4 | ヘッドライナー | 1.10.7 | 3/4 | 02-02 | 37.6 | |
2 | ニシノコンサフォス | 1.10.8 | クビ | 03-03 | 37.5 | |
10 | アグネスジェダイ | 1.11.6 | 5 | 06-10 | 37.9 | |
11 | ジーエスライカー | 1.11.9 | 1 3/4 | 01-01 | 38.9 |
単勝 13 \440
複勝 13 \180 / 15 \1380 / 7 \320
枠連 7-8 \1760 (8)
馬連 13-15 \18610 (47)
ワイド 13-15 \3970 (42)/ 07-13 \700 (4)/ 07-15 \7840 (64)
馬単 13-15 \27170 (77)
3連複 07-13-15 \37030 (108/560)
3連単 13-15-07 \217490 (569/3360)
ニシノコンサフォスやヘッドライナーを尻目に大井からのジーエスライカーがぐんぐん飛ばしてハナに。結果3F通過33.0という、かなりの激流になってしまった。当然、この流れは後方の馬に有利に働くと思いきや…後方から進めたシルクフォーチュンやマルカベンチャー辺りは掲示板までが精一杯で、上位に入ったのはそれより少し前で競馬していた馬たち。
結局は不確定要素満載の追い込み馬の宿命と言ってしまえばそれまでなのだが、それより前にいてペース適性があって我慢が利いた馬がいたということである。
勝ったセイクリムズンはいつもの先団やや後ろのポジションからの競馬。外から迫る2着馬とは勢いでは完全に負けていたが、最後は差し返すようにして先着を果たした。この流れでも戸惑わずに流れに乗れての結果は大きな収穫であり、来年の短距離路線では相当稼ぎそうな予感。テンでももたつかない分地方競馬でも十分対応できそうだ。
スピード負けしないという意味では2着ティアップワイルドも大きな収穫があったと言えよう。意外なまでにこれが初の6F戦…外枠からスピードに乗せやすいという背景もあったのだろうが、あわやのところまで持ってこれたのは評価できる。この馬も来年以降楽しみな存在。
エノクは関西地区の比較的楽な流れで勝ち上がってきた馬だけに、このペースがどうかと思っていたが、それなりにこなすことが出来た。こちらは距離伸びて良くないが6Fならば安定した走りが見られそうだ。一方でペースにもろ戸惑いを見せたのがナムラタイタン。デビューからずっと7Fを使われたのにはそれなりに訳があったということだろう。いくら賞金上位でも翌週のギャラクシーSは除外馬だけで席が埋まってしまい、使えずないが故にここに回ってきたと言う事で、致し方なしか…ただ7Fでもペースが上がった時の対応が今後も鍵になりそうだ。
最後に先行組から唯一ドカ負けしなかったスーニはやはり力がある…このまま人気落ちするようなら根岸S辺りは狙い目になるような気も…
ま、そんな所でしょうか。