勝ち馬は余裕…後は?~阪神JF回顧~
マイドです
実は、広東省は今日は休日(アジア大会・パラリンピックの関係)…ゆ~くりと回顧エントリでも作ろう…と、言う訳にも行かず、北京出張の前日入り…ということで、もうすぐ移動することになります。
その前に…小銭しか投下していない阪神JF回顧でございます。
2010年12月12日(日) 5回阪神4日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第62回阪神ジュベナイルフィリーズ
2歳・オープン・G1(馬齢) (牝)(国際)(指定) 芝・外 1600m 18頭
LAP 12.5-11.2-12.1-12.7-12.7-11.7-11.2-11.6=1:35.7
通過 35.8-48.5-61.2-72.9 上り 72.0-59.9-47.2-34.5
馬 | 印 | 馬名 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F |
11 | レーヴディソール | 1.35.7 | 10-11 | 33.9 | ||
4 | ホエールキャプチャ | 1.35.8 | 1/2 | 05-09 | 34.1 | |
18 | ライステラス | 1.36.0 | 1 | 07-04 | 34.5 | |
1 | アヴェンチュラ | 1.36.1 | 3/4 | 15-13 | 34.1 | |
12 | ツルマルワンピース | 1.36.1 | クビ | 05-03 | 34.7 | |
6 | マイネイサベル | 1.36.1 | ハナ | 03-04 | 34.6 | |
10 | タガノラヴキセキ | 1.36.1 | 頭 | 09-09 | 34.4 | |
5 | フォーエバーマーク | 1.36.4 | 2 | 03-04 | 34.9 | |
14 | ダンスファンタジア | 1.36.5 | クビ | 10-07 | 34.9 | |
3 | トツゼンノハピネス | 1.36.5 | ハナ | 13-13 | 34.4 | |
7 | リトルダーリン | 1.36.5 | クビ | 07-07 | 34.9 | |
9 | マルモセーラ | 1.36.6 | 1/2 | 02-02 | 35.3 | |
17 | マリアビスティー | 1.36.6 | 同着 | 18-18 | 34.3 | |
13 | オースミマイカ | 1.36.8 | 1 1/4 | 13-13 | 34.8 | |
8 | ピュアオパール | 1.36.9 | クビ | 01-01 | 35.7 | |
2 | ハピシン | 1.36.9 | 頭 | 10-11 | 35.0 | |
16 | グルーヴィクイーン | 1.37.0 | 1/2 | 17-17 | 34.8 | |
15 | クリアンサス | 1.37.2 | 1 1/4 | 15-13 | 35.2 |
単勝 11 \160
複勝 11 \110 / 4 \330 / 18 \740
枠連 2-6 \1120 (3)
馬連 04-11 \1260 (3)
ワイド 04-11 \450 (3)/ 11-18 \1230 (9)/ 04-18 \4230 (32)
馬単 11-04 \1490 (4)
3連複 04-11-18 \9200 (22/816)
3連単 11-04-18 \24540 (61/4896)
スタートはかなりバラつきあり…人気上位3頭は揃って出がよくなかった。フォーエバーマークはハナに立つも前走6F戦ながら32.9で入ったピュアオパールが交わしての先行策…なのだが、そもそもどちらもハナには全くこだわっていない感じ。結果的にテン3Fの35.8も遅め…更に中盤の2つを12.7とどっぷりと緩めての瞬発力勝負に。
それでも勝った馬は一枚も二枚も上の存在と言える。中団後方にすっと付けると直線でもあまり伸びない外側を、一完歩づつ前との差を詰めて、キッチリと先着。「馬に負担のかからないレースを」と鞍上が言っていたが、その通りのレース運びだった。着差以上の完勝。例年にないペースで推移しただけに、苦しいペースへの適正がどうかという見方も出来るが、現時点でのスケールは図抜けているといえよう。
2着ホーエルキャプチャは終始、インで閉じ込められるような競馬…コチラも直線にはいり馬群を縫うようにしてよく伸びた。ファンタジーSでもそうだったが、馬込みを気にしないでの競馬が出来るのは大きいし、ペース適性もかなり幅広そうで、今後も安定して走れそうだ。
距離延長と外枠を克服したライステラス…京王杯も瞬発力勝負だっただけに、そこで不利がありながら4着だったこの馬にはかなり流れが向いたということだろう。また、4着アヴェンチュラはやはり出負けで最後方に近いところからの競馬になったのは痛すぎ…最後は前に迫っているだけに、余計に悔やまれる。他馬に比べて力の片鱗を見せられたことは事実であり、評価を落とす必要はないだろう。
ダンスファンタジアも終始掛かり気味で、変なところでポジションを上げて行っていただけに、参考外と言っていいだろう。立てなおしての巻き返しに期待。
いずれにせよ、ほぼ上がりのみの競馬になってしまっただけに、例年とはちと違うところですな。勝ち馬は別格としても他の馬は、来年のトライアル~本番にかけての走りでいくらでも出し入れが出来ると思います。