普通に強かったです…~JCダート回顧~
マイドです
バタバタしてるのは、間違いないのですが、やっぱりなんか競馬関係の作業の優先順が後ろになってきているベラアンでございます。
とりあえずG1はキッチリやっとかないと…という訳で取り急ぎJCダートの回顧でございます。
2010年12月 5日(日) 5回阪神2日 天候 : 晴 馬場状態 : 稍重
【11R】 第11回ジャパンカップダート
3歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) ダート 1800m 16頭
LAP 12.5-10.7-12.7-12.0-12.1-12.3-12.0-11.8-12.8=1:48.9
通過 35.9-47.9-60.0-72.3 上り 73.0-61.0-48.9-36.6
馬 | 印 | 馬名 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F |
3 | × | トランセンド | 1.48.9 | 01-01-01-01 | 36.6 | |
14 | グロリアスノア | 1.48.9 | クビ | 09-09-07-08 | 36.1 | |
12 | ◎ | アドマイヤスバル | 1.49.1 | 1 1/4 | 06-05-05-06 | 36.5 |
8 | バーディバーディ | 1.49.1 | ハナ | 02-02-02-02 | 36.7 | |
1 | × | シルクメビウス | 1.49.4 | 2 | 13-12-14-10 | 36.3 |
11 | × | クリールパッション | 1.49.5 | クビ | 09-09-11-10 | 36.5 |
5 | △ | ラヴェリータ | 1.49.5 | クビ | 03-03-03-03 | 36.9 |
13 | △ | ダイシンオレンジ | 1.49.6 | 1/2 | 03-03-03-03 | 37.1 |
2 | ○ | キングスエンブレム | 1.50.5 | 5 | 06-05-07-08 | 37.7 |
4 | △ | マルカシェンク | 1.50.8 | 1 3/4 | 15-15-15-16 | 37.5 |
16 | ▲ | オーロマイスター | 1.50.9 | クビ | 05-05-05-05 | 38.3 |
6 | ダイショウジェット | 1.51.2 | 2 | 13-14-07-06 | 38.5 | |
9 | トーセンブライト | 1.51.3 | クビ | 09-09-13-12 | 38.2 | |
10 | ヴァーミリアン | 1.52.1 | 5 | 06-05-07-12 | 39.1 | |
15 | マカニビスティー | 1.52.4 | 1 3/4 | 15-15-15-12 | 39.2 | |
7 | アリゼオ | 1.54.0 | 10 | 12-12-11-12 | 41.0 |
単勝 3 \350
複勝 3 \160 / 14 \660 / 12 \530
枠連 2-7 \1600 (7)
馬連 03-14 \4350 (17)
ワイド 03-14 \1500 (16)/ 03-12 \1140 (10)/ 12-14 \5270 (56)
馬単 03-14 \6310 (24)
3連複 03-12-14 \20840 (63/560)
3連単 03-14-12 \94860 (269/3360)
トランセンドがあっさりと抜けてハナと思いきや、外からダイシンオレンジあたりがハナを取らんばかりの勢いで接近。そのせいもあってか、2F目には10秒台を記録、3F目には落ち着くものの35.9はやや速い部類と言っていいだろう。さらに向正面で再度のスピードアップ。ほぼ緩みのない流れが最後まで続く、消耗戦に近い流れになったと見ていいだろう。
そんなLapを演出したトランセンドはやはり普通に強かったと表現するより他ない。2番手以降からしっかりマークされながらの追走だけに、決して楽な競馬ではなかった中でのパフォーマンスだけにその価値は更に上昇する。マイペースという条件が付くものの、それが叶った場合は相当の力を発揮できる馬…ただ、逃げ馬故に超えるべき壁はまだある。
個人的には驚きの好走だったグロリアスノア…外枠から中団につけての競馬…馬群が固まり内に入れる隙もなく、ロスが多めの競馬ながら、しぶとくしぶとく伸び続けた。鞍上には悪いが決して褒められた騎乗ではないと思うし、純粋に馬の力と言うことなんだろう。ラスト1Fで時計がガクッと落ちる展開にめっぽう強いだけに、今後も要注意…出来るならば今後もコバシンでお願いしたい。
アドマイヤスバルは比較的前目の競馬も、終始手応えは良くなかった。それでも最後まで脚は衰えずにバーディバーディを何とか交わしての3着。去年との比較ならば、この結果もうなずける所なのだが、これ以上の結果を望むというのも酷な話と言う事。それならば、逃げ馬にプレッシャーを与え続けながら、あわやの競馬を見せたバーディバーディの復調ぶり…苦しいペースの番手から大きく崩れなかったことは、評価したい。
シルクメビウスはやはり内枠が仇になった格好…向正面では外に出して追い上げ態勢を整えたのだが、一団になった分、大外という選択肢がなかったと言うのも響いてしまった。キッチリと伸びているので、この結果で評価を落とす必要はないだろう。
人気を裏切ってしまったキングスエンブレムは…このクラスになると前走のように脚をためる競馬があっているのかもしれないが、意味不明のポカをしでかす馬キャラであることは、常に頭に入れておいた方がよさそうだ。