ザ・持続力勝負~アルゼンチン共和国杯回顧~
マイドです
2日で10時間超える激闘…見ごたえはあったのですが、やっぱり長いですよね…野球って。
ここん所のヘビーローテーションは…
打ーてー いぐーちー 頼むぞ いぐーちー
おーおーおーおー(中略) おー おおおおー いまーえー
あと金泰均の時は、何つってるんでしょ?おせーて下さい。
さて…忘れた頃のユーセイトップラン(分かる人いますよね?)アルゼンチン共和国杯回顧です。
2010年11月 7日(日) 5回東京2日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第48回アルゼンチン共和国杯
3歳以上・オープン・G2(ハンデ) (国際)(特指) 芝 2500m 18頭
LAP 7.0-11.1-10.8-12.2-12.2-12.1-12.2-12.3-12.1-12.2-11.8
通過 28.9-41.1-53.3-65.4 上り 72.4-60.1-48.0-35.8
馬 | 印 | 馬名 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F |
2 | × | トーセンジョーダン | 2.30.0 | 07-08-08-08 | 35.2 | |
9 | × | ジャミール | 2.30.3 | 1 3/4 | 12-12-11-10 | 35.4 |
7 | △ | コスモヘレノス | 2.30.3 | クビ | 09-10-10-05 | 35.7 |
1 | ○ | スリーオリオン | 2.30.6 | 1 3/4 | 03-03-03-04 | 36.2 |
5 | エアジパング | 2.31.0 | 2 1/2 | 13-14-13-13 | 35.8 | |
14 | グラスゴッド | 2.31.1 | 1/2 | 07-05-05-05 | 36.6 | |
10 | × | トウショウウェイヴ | 2.31.1 | 頭 | 13-12-13-10 | 36.1 |
12 | ◎ | マイネルスターリー | 2.31.2 | 3/4 | 11-10-11-10 | 36.3 |
6 | △ | シグナリオ | 2.31.3 | 3/4 | 16-16-13-13 | 36.2 |
8 | トリビュートソング | 2.31.3 | クビ | 17-17-17-15 | 35.8 | |
16 | マキハタサイボーグ | 2.31.5 | 1 1/4 | 15-15-16-15 | 36.1 | |
18 | ▲ | ゴールデンハインド | 2.31.5 | 同着 | 03-03-03-02 | 37.2 |
11 | レッドアゲート | 2.31.6 | クビ | 09-08-08-08 | 36.9 | |
13 | ドリームフライト | 2.32.4 | 5 | 01-01-01-01 | 38.2 | |
3 | シルクネクサス | 2.33.5 | 7 | 02-02-02-02 | 39.2 | |
17 | カネトシソレイユ | 2.33.6 | 1/2 | 18-18-17-18 | 37.7 | |
4 | スマートステージ | 2.33.8 | 1 1/2 | 05-05-05-05 | 39.3 | |
15 | △ | ゴールデンメイン | 2.34.6 | 5 | 05-05-07-15 | 39.2 |
単勝 2 \310
複勝 2 \160 / 9 \190 / 7 \660
枠連 1-5 \420 (1)
馬連 02-09 \950 (1)
ワイド 02-09 \450 (1)/ 02-07 \2080 (26)/ 07-09 \2590 (31)
馬単 02-09 \1580 (1)
3連複 02-07-09 \11820 (36/816)
3連単 02-09-07 \42830 (115/4896)
外からゴリゴリしごいてドリームフライトがハナ。それに続くのが内から好発を決めたシルクネクサスやスリーオリオンなど。隊列は長くなったものの離し逃げではなく各馬がそれほど差を開けずに追走していくような感じで淡々とレースは進んだ。結果として道中で12.5より上が全くないLap構成、各馬脚のためどころが無い完全持続力勝負と言えよう。
大幅距離延長、全く緩まない流れなど数々の不確定要素を持った中で魅せたトーセンジョーダンのパフォーマンスは立派と言っていい。好発から行きたい馬を行かせての中団待機。直線に入り外目に進路を切り替えるとジリジリとしか伸びない各馬を尻目にあっさりと後続を突き放した。57キロを背負ってのものだからその価値は尚更。時計も優秀で次以降も当然注目。JCはメンバー次第ということになるだろうが…
急遽の乗り替わりでイン急襲の貴公子に手が変わったジャミール。いつもより気持ち前目の位置からの競馬となった。勝負どころ~直線はいつもの通りインベタで前に迫ったが、勝ち馬の決め手に及ばず…この馬自身、このような流れに対応できたことは大きいのだが、同様にほぼ緩まない流れだったオールカマーでは全くいいところがなかっただけに、視点を変えてみると、行き着く先は…斤量だろうか?小柄な馬で過去走でも57キロ以上では全く好走出来ていない事実もあり、今後はこの辺りに注目してみようと思う。
3角すぎから積極的にポジションを上げていったコスモヘレノス…4角でも外目を回し一旦は先頭に立つ場面もあったが、最後はさすがに止まってしまった。軽量でのパフォーマンスだけに手放しの評価はできないのだが、底力勝負でういい馬であることは間違いない。スタミナ面でもそれなりにありそうで、ステイヤーズS辺りでも面白そうな気配(出られないかも知れないが)
スリーオリオンはいつになく積極的な競馬…着差を考えれば、結果的に先行策が裏目に出たと言わざるをえないか。それでも掲示板を確保出来ている点はさすがであり、今後も底力勝負では安定した結果が出せそうだ。エアジパングは全く瞬発力を必要としない流れが向いた。スムーズに先行できるであろうステイヤーズSは有力なのではないだろうか。◎を呈したマイネルスターリーは、この流れで伸びきれないのなら力負け…距離面でもやや厳しかったのかもしれない。
なかなか見ごたえのあるレースだったと思います。勝ち馬は来年に向けていい勝ち方ができました…もしかして有馬記念とか狙ってたりするのでしょうか?冬場は爪に良くないので、回避するかもしれませんがね。