重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

松岡渾身の騎乗をねじ伏せたのは…~天皇賞・春回顧~

う~ん…完全に消化不良ですね。上がり4Fの勝負、かつ4F~9FのLapが61.1で前有利という読みは完全に当たっていたというのに…とりあえず回顧です。

海外から日本競馬制圧を目論むBERA-anという男のBlog-G1ロゴ天皇賞・春
Lap:13.3-11.9-12.0-11.5-12.0-11.6-12.2-13.8-13.5-12.8-12.6-12.5-11.8-11.3-11.4-11.5=3:15.7
(前:37.2-48.7-60.7/中:76.5/58.5-46.0-34.2:後)


12 ジャガーメイル 3.15.7

9 8 7 5 33.7
16 × マイネルキッツ 3.15.8 3/4 2 2 2 1 34.2
4

メイショウドンタク 3.16.6 5 6 6 3 2 34.9
7

ナムラクレセント 3.16.8 1 1/2 8 9 10 7 34.6
2 エアジパング 3.17.2 2 1/2 7 7 8 7 最内 35.0
3 フォゲッタブル 3.17.3 1/2 11 10 8 7 35.1
13

ジャミール 3.17.4 3/4 18 18 18 16 34.6
5

フィールドベアー 3.17.5 1/2 3 3 3 4 最内 35.7
6

トウカイトリック 3.17.6 1/2 14 13 11 12 35.2
14 メイショウベルーガ 3.17.7 1/2 12 12 11 11 大外 35.4
10 テイエムアンコール 3.18.1 1 3/4 5 5 6 5 36.2
9 メインストリーム 3.18.5 2 1/2 15 15 15 14 36.0
17

ゴールデンメイン 3.18.6 1/2 3 3 3 10 36.6
11

ミッキーペトラ 3.18.8 1 1/4 1 1 1 2 最内 37.3
18

ベルウッドローツェ 3.19.1 2 15 16 17 14 最内 36.5
1

カネトシソレイユ 3.20.0 5 10 10 11 16 最内 37.5
15 × エアシェイディ 3.20.3 2 15 16 15 18 大外 37.7
8 × トーセンクラウン 3.17.8 クビ 12 13 14 12 最内 35.5

押し出されたのは予想通りミッキーペトラ。テンこそ遅めではあるものの、5F通過の60.7、またペースの一気に落ちる7Fまでの通過が84.5は共にごく標準的…ただそこから一気にペースの落ちた8F~12F目の合計は65.2と過去10年で2番目の遅さと結果的には前に行く馬はこの部分で大きく息を入れることができた。後は坂からの4F上がり勝負…

勝ったジャガーメイルは意外と前目の中団からの競馬。ペースの上がった3~4角で前に取り付き前を行く2着馬をきっちりと捕らえた。京都記念で上がり4F勝負できわどい勝負を演じていたように、ペースへの適正は上位だっただけに、前半をいい位置で上手く入れた事に尽きるだろう。昨年の二の舞を演じない為の好騎乗と言える。ただザ京都の様な流れでの走りなだけに、次以降…特に宝塚記念辺りに繋がるものではない事も付け加えておこう。

連覇のゴールが目前に迫っていたマイネルキッツも鞍上の思いが最大限に乗り移ったパフォーマンス…外枠発進のビハインドを無くすための先行策や直線入口を待たずに先頭に立つ辺りは、共に連覇を果たすための鞍上の秘策と言ってよかっただろう。いかにも松岡らしい騎乗と言えるし、一番強い競馬をしたのはこの馬に他ならない。それにしてもこの馬…京都コースだとズブさを全く見せない…逆に言えば、他のコースで同じようには走れないということだけに、次の勝利は来年のこのレースかもしれない。

大波乱の立役者になったメイショウドンタクは、前半はペースの影響を受けにくい2番手集団の前で進め、ペースが一気に落ちた1角辺りでジワッと先団に取り付くことが出来た。ペースを考えれば最も位置取りの恩恵を受けられた馬と言える。それでいて前と5馬身離れているのだから、力差は歴然。また京都の後傾4F上がり勝負でこその馬だけに、他のコースでは割り引いて考えた方がいい。

4着ナムラクレセントは折り合いを欠きながらも中団からの競馬…それを考えれば良く走っていると言っていいだろう。瞬発力勝負になる舞台ならば、更に上が目指せるハズである。そういう意味ではこの距離は合わないし、秋に期待したい。

抜けた人気になってしまったフォゲッタブル…出遅れはさほど影響なかったと思われるし、勝ち馬を前に見ながらいい位置で競馬が出来たのだが、勝負所での手応えの差は相当違っていた。やはりステップレースを使えなかった事が響いたのだろうか…かなり不満の残る内容だった。馬キャラとしては瞬発力はある程度あるものの、上がりに特化したレースでは確実に分が悪いだけに、狙える条件は決まってしまう印象。宝塚記念もメンバー次第という事になる。

◎に抜擢したテイエムアンコールは、掛かりやすい馬…それを承知で印を打っただけに言い訳はできないのだが、前目からの競馬ながら速いLapの部分でも折り合いを気にしながらの追走だった。そういう意味ではこの距離は絶対的に合わないと言う事…距離短縮に期待する。

またパトロールフィルムを見る限り、トーセンクラウンによる不利を受けた馬たち…特にメイショウベルーガエアシェイディはかなりの影響を受けていただけに、着順は参考外としておく。ただあの位置取りだと不利がなくても馬券圏内までこれていたかはかなり微妙なところだが…

しっかしどう予想してもメイショウドンタクは買えないだけに、諦めもつくってモンなんですが、調子が戻らないだけにどうにかして欲しいもんです…はい。

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