やっぱりマイラー?はい、そうです。~マイラーズカップ回顧~
マイドです
「ったく…仕事中にコソコソ馬券なんて買ってんじゃないよ」と競馬の神様に怒られたのでしょう…月曜の馬券は全くいいところがありませんでした。さっさと忘れて回顧に参りましょう。残ったのは土曜に行われたマイラーズCですね…さすがに障害は回顧出来ませんので…スイマセン
マイラーズカップ
Lap:12.5-10.9-11.4-12.0-11.8-11.3-11.1-11.9=1:32.9
(前:34.8-46.8/46.1-34.3:後)
18 | △ | リーチザクラウン | 1.32.9 | -- | 7 | 3 | 2 | 中 | 34.0 | |
2 | △ | トライアンフマーチ | 1.32.9 | クビ | -- | 11 | 13 | 14 | 最内 | 33.3 |
12 | キャプテントゥーレ | 1.33.1 | 1 1/4 | -- | 2 | 4 | 4 | 中 | 34.0 | |
7 | × | セイウンワンダー | 1.33.2 | 3/4 | -- | 11 | 11 | 13 | 外 | 33.7 |
9 | × | スマイルジャック | 1.33.2 | 頭 | -- | 9 | 6 | 7 | 外 | 34.0 |
16 | △ | タマモナイスプレイ | 1.33.4 | 1 1/4 | -- | 6 | 2 | 2 | 内 | 34.6 |
8 | ▲ | スマートギア | 1.33.5 | クビ | -- | 13 | 13 | 14 | 大外 | 33.9 |
5 | キングストリート | 1.33.7 | 1 1/4 | -- | 2 | 4 | 4 | 最内 | 34.7 | |
13 | ○ | スーパーホーネット | 1.33.7 | ハナ | -- | 9 | 6 | 4 | 外 | 34.7 |
17 | マルカシェンク | 1.33.7 | クビ | -- | 17 | 13 | 7 | 大外 | 34.5 | |
10 | テイエムアタック | 1.33.7 | 頭 | -- | 18 | 18 | 16 | 中 | 34.0 | |
15 | シルポート | 1.33.8 | クビ | -- | 1 | 1 | 1 | 最内 | 35.2 | |
11 | アーバンストリート | 1.33.8 | クビ | -- | 16 | 16 | 17 | 外 | 34.0 | |
4 | ◎ | スズカコーズウェイ | 1.34.0 | 3/4 | -- | 4 | 9 | 10 | 内 | 34.7 |
6 | × | ライブコンサート | 1.34.1 | 3/4 | -- | 7 | 6 | 7 | 中 | 34.9 |
1 | ピサノパテック | 1.34.1 | ハナ | -- | 14 | 16 | 17 | 最内 | 34.3 | |
14 | スピードタッチ | 1.34.6 | 3 | -- | 15 | 11 | 10 | 外 | 35.2 | |
3 | リトルアマポーラ | 1.35.0 | 2 1/2 | -- | 4 | 9 | 10 | 最内 | 35.7 |
内からキングストリートやキャプテントゥーレが様子見で出て行く所を、あまり出の良くなかったシルポートが押してハナに。それに外からタマモナイスプレイや上述の2頭、更にリーチザクラウンが続く流れ…テンこそシルポートの影響で若干速めではあるが、4F目と5F目で少しペースを落ち着かせての直線勝負となった。基本的には持続力の勝負だが、5~6Fの間でコンマ5秒Lapが上がっている通り、瞬発力もそれなりに必要な流れだったと思われる。また全体の流れから見ても前有利の競馬だったことも付け加えておこう。
結果として前目で運んだ瞬発力のある馬が1・3着となった訳だが、勝ち馬は外目から前半は行きたがるような仕草も見せていたがジッと我慢…直線でもしっかりと伸びて久々の勝利。3歳時は長めの距離を使って、暴走とも取られるような走りになっていたが、やはりこの位の距離のペースだと大きくペースを乱すこと無く走れると言う事。それがこの馬にとって一番の好走要因である。走りを見ても断然緩急のつかない流れがいいだけに、ペースと位置取りでの加点はあるものの、次に繋がると言っていいだろう。勝ち時計もそれなりに優秀。
対照的にインを突いたトライアンフマーチ@岩田ヤスナリ…翌日のヴィクトワールピサは意図的だったが、この枠からならばこの戦法も仕方無しだろう。ただ直線も決してスムーズではなく、前があいた一瞬のすきを突いて抜け出してきたように、この馬はやはり瞬発力で見るべき点が大きかった。逆に言えば更にペースが流れるであろう安田記念でも同じような競馬が出来れば…という条件がついてしまう事になるのだが。
キャプテントゥーレも流れとしては理想的とまでは行かないが、十分こなせる範囲だったと思う。それでも勝ち切れないのはやはり脚が最後まで続かないから…Lap上では無く勝負どころが遅く訪れる小回りコースの方が断然力を出せるはず…その上、瞬発力勝負の方が向いているだけに、安田記念でも今のところ買う予定はない。
休み明けのセイウンワンダーはやや緩めの馬体造り…それでも位置取りの逆流を跳ね除け、キッチリ掲示板は確保出来ており、あらゆる条件でそれなりの結果を出せるのは力の証明と言ったところ。叩いた次はどんな条件でも印を回さなければいけない存在である。
その他スマイルジャックはもっと溜めた方が力を出せると思うが、そのリスクは大きいだけに今後も安定するかどうかは微妙…スマートギアは馬場を意識したのか、テン乗りの池添がかなり早めのスパート…結果的に持ち味を生かすことが出来なかった。一応の参考外…というかそれほど負けている訳でもなく、次走以降の然るべき条件でもう一度狙いたい。スーパホーネットはフェブラリーSと叩いての参戦、しかもこの流れで完敗と言っていい内容だけに、次以降の一変があるかどうかはかなり微妙…しつこく人気になるようならば、嫌って妙味ある馬と言えよう。
馬券的にはリーチザクラウンを完全に軽視して押さえの押さえ位の気持ちしかありませんでしたので、完敗もいいところという具合でございます。芝ではあまり目立たない今年の4歳勢ですが、距離を限定しての復活も見えてきたのではないでしょうか。