重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

本番はどっちの流れだ?~スプリングS・若葉S回顧~

マイドですまいどー!!

いつもより平和な月曜日が過ぎて行きましたが、回顧には意外と時間がかかっています…土曜の2重賞は明日回しですね…今回は皐月賞トライアルの2鞍でございます。

海外から日本競馬制圧を目論むBERA-anという男のBlog-G2ロゴスプリングS
Lap:12.4-11.5-11.9-12.2-12.2-12.4-12.1-11.5-12.0=1:48.2
(前:35.8-48.0-60.2/60.2-48.0-35.6:後)


5

アリゼオ 1.48.2

1 1 1 1 最内 35.6
2

ゲシュタルト 1.48.4 1 5 5 3 3 35.3
3

ローズキングダム 1.48.4 7 7 8 6 34.9
11

サンライズプリンス 1.48.6 1 1/4 11 10 10 9 34.9
6

バシレウス 1.48.6 クビ 6 6 5 5 35.4
7

アロマカフェ 1.48.8 1 1/4 10 10 10 9 大外 35.2
4

スティルゴールド 1.48.8 クビ 9 9 8 8 35.3
13

ジョーヴァリアント 1.49.2 2 1/2 11 12 13 12 35.1
10

アグネスティンクル 1.49.4 1 1/4 7 8 6 6 36.0
12

サンディエゴシチー 1.49.4 クビ 13 13 12 12 大外 35.5
8

バーディバーディ 1.49.8 2 1/2 3 3 3 3 36.8
9

ワキタコマンド 1.49.9 3/4 2 2 2 2 最内 37.2
14

サクラエルドール 1.49.9 クビ 14 14 14 15 大外 35.5
15

ソリタリーキング 1.50.6 4 15 15 14 14 36.3
1

アブラハムダービー 1.51.3 4 4 4 6 11 37.9

意を決したようにアリゼオがハナに。中盤もそれなりに緩みを持たせて、直線手前でコンマ6秒のペースを上げる中山らしい瞬発力勝負であっさりと逃げきってしまった。直線の短いコースでありがちなのだが、瞬発力勝負でも上がり3F-2Fの間で一気にペースが上がるケースでは、完全に前に行く馬でペース適性を持った馬に有利に働いてしまう。共同通信杯の走りと合わせて考えれば、中山での瞬発力勝負がベストレンジのこの馬は、まさに典型的パターンと言っていいだろう。ただ近年の皐月賞はさほど苦しいペースにはならないだけに、そのようなペースになるのであれば前に行ける分、結果は出しやすそうなイメージは受ける。

2着ゲシュタルトは戦績からはココでの好走を想定しづらい馬だったが、前付けしての瞬発力勝負ならば、ソコソコやれそうな所は見せた。それ以上の評価は出来そうにない。

本番を前にして土がついてしまったローズキングダム…前述の典型的パターンだった朝日杯でもいとも簡単に差し切っただけに、今回の結果はかなり不満が残る。3角すぎから手応え的には少し怪しく、直線でようやくエンジンが掛かった辺りはいかにも休み明けという感じは見られたので、本番では変わってくると思われるが…どちらにせよ、この馬も底力面での裏付けが取れないままの参戦になる事は頭に入れておきたい。

本番へ十分な賞金を持っているサンディアゴシチー、何のために出てきたんだと言いたくなるレースぶり…札幌2歳で見せた先行しての抜け出しが持ち味と思えるだけに、このままでは本番でも出るだけになりそうだ。

その他の馬はほぼ本番への道が絶たれてしまったので割愛するが、4着のサンライズプリンスローズキングダムを見ながらの競馬で、それなりに力は示せたと思う。ダービートライアルで瞬発力を見せることが出来れば、ダービーで見所くらいはありそうだ。

持続力や底力への適性が無いまま…というフレーズを多く使うことになりましたが、今年は皐月賞に繋がる一連のレース…ほぼ瞬発力勝負です。それに一筋の光を当てたのが、これ↓だったのですが…

若葉S
Lap:12.1-10.5-11.9-11.9-12.1-12.2-12.3-12.5-12.3-12.1=1:59.9
(前:34.5-46.4-58.5/61.4-49.2-36.9:後)


4

ペルーサ 1.59.9

8 8 7 4 35.7
6

ヒルノダムール 2.00.0 1/2 5 5 5 4 35.9
8

マコトヴォイジャー 2.00.1 3/4 8 9 8 8 大外 35.8
7

レッドバリオス 2.01.4 8 6 6 5 4 37.3
10

コスモエンペラー 2.01.5 3/4 4 4 2 1 最内 38.5
1

ニシノマナザシ 2.01.8 2 7 7 8 10 37.5
2

セイクリッドセブン 2.01.8 8 9 10 8 大外 37.4
5

オースミイレブン 2.02.6 5 3 3 4 2 39.3
3

テーオーケンジャ 2.03.4 5 2 2 2 2 最内 40.4
9

ベストブルーム 2.07.4 大差 1 1 1 4 最内 44.3

外から強硬にベストブルームがハナを主張し、そのまま離した逃げに…5F通過時点では「逃げ馬=先行集団=後方集団」の図式だったのが、3角で逃げ馬が吸収され、4角で沈没。ここで各馬ほぼ一団へという流れ…馬券になった後方集団に限って言えば、5F通過が60.0でそこから徐々にペースを上げて行く持続力勝負になったと言えるだろう。

そんな中でお互いがお互いを意識しあった人気2頭のマッチレース。道中の位置取りは微妙に違うが、後方からレースを進め、4角で馬体が合って直線に入り坂下からの叩き合い。ペルーサが半馬身だけ競り勝ったが、2着馬はちょっと過信しすぎて乗っていたような所も見受けられたので、この半馬身差は内容的に大差はないと考えたい。なによりそれまで瞬発力勝負で結果を出してきた2頭だけに、このパフォーマンスには注目すべき。ハイペースだった事を加味しても2着馬の走破タイム2:00.0も優秀と言っていい。前述したが他の馬にこのようなペースでの経験が無い分、本番での適正値は上がったと言える。勝ち馬は早々に皐月賞回避を明言したが、ならば注目すべきは2着馬と言うこと。

また、わすかながら権利獲得の瞬間を垣間見せたマコトボイジャーも、このような流れであれば条件戦は楽に突破出来るだけのものを見せられた。瞬発力勝負で好走の可能性が少ない分、この後の阪神や京都で負けて人気を落とし、夏競馬で再浮上…そんな筋書きならばベスト、とにかく覚えておいて損はないだろう。

少頭数ながら見ごたえのある競馬でした。いつもの皐月賞ペースならばこのレースの好走経験が絶対に生きるはず…そんな淡い期待をもっておくことにします。

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