ファルコンS and More~3/20の勝負レース~
マイドです
早くも週末ですね~。天候は相変わらずあやふやな感じですが、土曜日は何とか保ちそうな予感…出来るならば、土曜日で勝利を確定出来るような当たりが欲しいところですな…
てな、想いとは裏腹に今日は勝負出来そうなレースがあまりに少なすぎます…3場共に3歳限定戦がメインレースになっていますが、その中からは断然面白そうなファルコンSをピックアップしたいと思います。
【中京11R ファルコンS 芝1200m】
馬 | 馬名 | 性齢 | 重量 | 騎手 | オッズ | |
1 | △ | ビービーエーディン | 牝3 | 54 | 田辺裕信 | 69.0 |
2 | ▲ | セイウンオウサム | 牡3 | 56 | 松岡正海 | 12.2 |
3 | ○ | エーシンダックマン | 牡3 | 56 | 中舘英二 | 5.0 |
4 | キョウエイアシュラ | 牡3 | 56 | 芹沢純一 | 8.8 | |
5 | △ | トシギャングスター | 牡3 | 56 | 浜中俊 | 18.8 |
6 | エスカーダ | 牡3 | 56 | 田中博康 | 25.7 | |
7 | × | ダッシャーゴーゴー | 牡3 | 56 | 和田竜二 | 7.5 |
8 | カホマックス | 牝3 | 54 | 丸田恭介 | 43.9 | |
9 | メイショウデイム | 牝3 | 54 | 福永祐一 | 14.9 | |
10 | × | ドリームフォワード | 牡3 | 56 | 太宰啓介 | 15.6 |
11 | クリスタルボーイ | 牡3 | 56 | 藤岡佑介 | 49.2 | |
12 | ツルマルライダー | 牡3 | 56 | 幸英明 | 35.3 | |
13 | △ | サリエル | 牝3 | 54 | 川島信二 | 12.1 |
14 | × | カレンナホホエミ | 牝3 | 54 | 上村洋行 | 23.7 |
15 | ◎ | エーシンホワイティ | 牡3 | 56 | 北村友一 | 8.6 |
16 | ジョディーズライン | 牝3 | 54 | 鮫島良太 | 34.9 | |
17 | ジュエルオブナイル | 牝3 | 55 | 蛯名正義 | 7.1 | |
18 | タカノキング | 牡3 | 56 | 酒井学 | 88.5 |
3月開催に変更以降は前後半差1.5以上の厳しい流れが続くこのレース…今年も3歳の中ではテンに最も速いと言っていいであろうエーシンダックマンが出走している以上、前半から速いペースが想定される。そこで前後半差部分を中心に過去の傾向を探ってみた。過去4年の3着内で共通項目は…
①ダ1000m・芝1200m・1400mのいずれかで前後半差1.5以上の中を勝利
②芝1200mのレースで前後半差1.4以内の中を4角後方10番手以降から差し切り勝ち
全12頭中11頭が、2つのうちいずれかに該当しており(例外は2007年2着のカノヤザクラのみ)経験が少ない3歳馬どおしの中でも、適性が大きくモノを言うレースと考えていいだろう。
そして今回…②に関しては、該当がいないので無視するとして、①の中からチョイスするとすれば、エーシンホワイティか。2勝目の京都500万下こそ①の該当から外れるものの、2F・3F目が10秒台を記録する速い流れを追走してのものだけに、価値としてはそう落ちるものではない。さらに断然1番人気だった福島2歳でも出負け&落ち着いた流れを大外を回してコンマ3秒差ならば②に該当するものをも持ち合わせていると判断したい。もともとテンに遅い馬ではないので、外からの追走でも大きなロスにはなりそうに無く、明らかに条件不向きの前走からの好転は買いフラグと考えたい。
相手としてまず取り上げたいのは、エーシンダックマンとドリームフォワードなのだが、前走で苦しいペースほど持ち味が生きる印象を受け、そのスピードを活かせる枠と鞍上を確保した前者を○に取り上げておく、ただ後者もつわぶき賞ではエーシンダックマンを直線で交わしての勝利だけに、力的に大きく劣ることはないだろうし、前付けできるスピードも魅力的だ。印は×ながら、それ以上の内申という扱いで。
一発を考えるならセイウンオーサム。前走の内容は少頭数ながらかなり速いペースを追走しての物で、枠と相まって考えると好走条件は十分あると言っていい。上位評価の馬たちとはつわぶき賞でコンマ2秒差なのにこの人気なら黙って▲進呈とする。
後はダート1000で新馬勝ち小倉2歳でも一番強い競馬をしているダッシャーゴーゴーと新馬・フェニックス賞勝ちが共に条件①を満たすカレンナホホエミに×、カク地時代のすずらん賞勝ちが①に当てはまるビービーエーディン、そして2勝目はダートだけに参考外だが未勝利勝ちが条件をクリアしているサリエル、どれにも当てはまらないが、追い込みはまるのであれば芝もこなせそうなトシギャングスターを押さえておく。
【中山10R 韓国馬事会杯 芝1600m】
馬 | 馬名 | 性齢 | 重量 | 騎手 | オッズ | |
1 | △ | シルポート | 牡5 | 57 | 吉田豊 | 7.2 |
2 | ◎ | マイネプリンセス | 牝4 | 55 | 石橋脩 | 7.9 |
3 | × | アロマンシェス | 牡6 | 57 | 勝浦正樹 | 7.7 |
4 | ○ | ブリッツェン | 牡4 | 57 | 岩田康誠 | 5.2 |
5 | ワールドコンパス | 牡4 | 57 | 三浦皇成 | 22.1 | |
6 | ▲ | アップグレーデッド | 牡6 | 57 | 菅原勲 | 21.7 |
7 | × | ジャコスキー | 牡4 | 57 | 柴田善臣 | 6.6 |
8 | キョウエイストーム | 牡5 | 57 | 後藤浩輝 | 20.4 | |
9 | サザンスターディ | 牡4 | 57 | 伊藤工真 | 54.2 | |
10 | ハロースピード | 牝6 | 55 | 北村宏司 | 30.1 | |
11 | ハウオリ | 牝4 | 55 | 田中勝春 | 7.4 | |
12 | △ | ショウナンアルバ | 牡5 | 57 | 木幡初広 | 19.0 |
13 | フライングメリッサ | 牝6 | 55 | 吉田隼人 | 95.2 | |
14 | × | カウアイレーン | 牝4 | 55 | 横山典弘 | 7.6 |
ジャコスキーが控えることを想定すれば、最内のシルポートが単騎で間違いないところ…シルポート自身は逃げて瞬発力を使える展開でも競馬ができる馬だが、中山マイルというコース形態、早めに前を捕まえたいジャコスキーを考えると大きく緩めることも考えなくていい。後傾ながらゆるやかにLapの上がっていく持続力勝負と想定したい。
ここでの絶好の狙いはマイネプリンセス。前走の東京戦ではまさに徐々にLapの上がっていく持続力勝負。その中で先行しての粘りこみを果たした事は、ここに大きく繋がるものがあると見たい。2走前以前をみても瞬発力勝負とはあまり縁が無いだけに、この舞台ではかなりの狙い目と思われる。
相手筆頭は◎とキャラはかぶるがブリッツェンを指名。東京で瞬発力勝負での抜け出しもあるが、同コースや札幌1500mでの持続力勝負の実績を重要視したい。前走も一応瞬発力勝負にはなっているが、それだけが求められるレースではなかっただけに、ここでの評価ダウンには繋がらない。
穴目では芝転向後、中山マイルでしか結果を出せていないアップグレーデット。当然そのどちらもが持続力勝負であり、上手く好位で立ち回ることが出来れば、面白い存在になりそう。
その脚質からイマイチ安定感に欠けるが、力は確実に上位のアロマンシェスは×、ジャコスキーは本質的には瞬発力勝負で見直したい馬だが、阪神マイルにしては比較的苦しい流れになった前走でも3着に残しているだけに、無視は出来そうにない…前走で同コースをしっかり勝ちきったカウアイレーンと共に×を打っておく。
今回は有力馬の睨みがキツそうで苦しいレースになるかも知れないが、ハナは確定しているシルポートとペース適正はそれなりにあるものの、いつ走るか分からないショウナンアルバの2頭を押さえとし、後1頭印の枠が余っているものの、現状ではペース適性皆無のハウオリには無印で臨みたい。