それなりに見所はあったかな~チューリップ賞回顧~
マイドです
知らない間…という訳では無いのですが、もう3月なんですね~こんな暑いところにいるからかなのかも知れませんが、年々季節感が無くなっていきます。それでもこの時期は花粉の飛び交っている日本には脚を踏み入れたくないと言うのが本音なんですが…
チューリップ賞(馬場状態:重)
Lap:12.7-11.0-12.3-12.3-12.5-11.9-11.3-12.1=1:36.1
(前:36.0-48.3/47.8-35.3:後)
12 | × | ショウリュウムーン | 1.36.1 | -- | 9 | 7 | 5 | 中 | 34.7 | |
16 | ○ | アパパネ | 1.36.2 | 3/4 | -- | 6 | 4 | 3 | 中 | 35.0 |
4 | △ | エーシンリターンズ | 1.36.2 | 頭 | -- | 3 | 5 | 5 | 最内 | 34.9 |
3 | × | オウケンサクラ | 1.36.5 | 1 3/4 | -- | 11 | 10 | 10 | 中 | 34.6 |
2 | ラフォルジュルネ | 1.36.6 | 1/2 | -- | 13 | 14 | 11 | 中 | 34.5 | |
14 | ▲ | ストレンジラブ | 1.37.0 | 2 1/2 | -- | 1 | 1 | 1 | 最内 | 36.2 |
15 | △ | ワイルドラズベリー | 1.37.0 | ハナ | -- | 5 | 2 | 2 | 内 | 36.0 |
9 | プリムール | 1.37.0 | ハナ | -- | 14 | 12 | 12 | 外 | 34.7 | |
10 | ◎ | ベストクルーズ | 1.37.0 | クビ | -- | 11 | 12 | 12 | 内 | 34.7 |
5 | × | ヴィクトリーマーチ | 1.37.1 | クビ | -- | 3 | 2 | 3 | 最内 | 36.0 |
1 | ナムラボルテージ | 1.37.1 | クビ | -- | 9 | 9 | 8 | 内 | 35.5 | |
11 | グリューネワルト | 1.37.4 | 1 3/4 | -- | 6 | 5 | 5 | 内 | 36.1 | |
8 | シルククラリティ | 1.38.3 | 5 | -- | 15 | 15 | 16 | 内 | 35.6 | |
7 | △ | オメガブルーハワイ | 1.38.3 | クビ | -- | 15 | 15 | 12 | 最内 | 36.0 |
6 | マスターセイレーン | 1.38.4 | クビ | -- | 8 | 7 | 8 | 内 | 36.8 | |
13 | パミーナ | 1.39.2 | 5 | -- | 2 | 10 | 15 | 中 | 36.8 |
スタート直後は引っ掛かる馬などがいてかなりゴチャついた先行争いになったが、外からストレンジラブがこれを制しての一人旅。その影響もあり、テンは少し速かったものの中盤は緩みを入れての瞬発力勝負。ただ重馬場ながら良馬場で行われた過去2年の同レースと勝ちタイムやLap構成はさほど違わない、(3年前はウオッカ&ダスカで対象からは外しました)また翌日の1600万条件の勝ち時計(ちなみに持続力勝負)と比べてコンマ5秒差である事を考えれば、瞬発力勝負でもそこそこレベルとしては高かったものと捉えたい。そういう意味では、坂の影響でLapを落としながらも差してきた馬を押さえ切った上位3頭にはそれなりの評価をすべきだろう。
勝ったショウリュウムーンは2着馬を上手く前に置きながらのレース。直線でも先に抜け出した2着馬をキッチりと捕らえきった。未勝利勝ちの内容もそう悪いものではなかった(それゆえの×進呈)が、ここまでのパフォーマンスは正直驚き。勝った2戦は共に良馬場ではないだけに、時計勝負となってどうかだが、本番でもそこそこはやれそうな気配はする。
一方のアパパネ…阪神JF同様、大外からの発進となったが、すぐさまインに入れた阪神JFとは違い、今回は前に壁を作ることが出来なかった。それでも掛かることもなく直線に入るまでは持ったままの手応えで、いち早く抜け出しにかかる横綱相撲を試みるもわずかに及ばず…ただ、当然先を見据えての仕上げであっただろうし、この結果は決して悲観すべき内容ではない。むしろ苦しい中でも瞬発力は使えた事は本番に繋がるものと見ていい。
3着のエーシンリターンズは上位2頭に比べると、ソツの無いレース運び…ただその差が大きくあるわけでもなく、安定した先行脚質を考えると本番でも楽しみはありそうだ。あまり人気にならない馬キャラならばその期待値は上がるだけに、そういう意味でも注目しておく。
ベストクルーズは終始あまり手応えが無かった。すでに桜花賞の権利がある(はず)の馬だけにココは一応度外視と言うことにしておきたい。その分本番で人気が落ちればラッキーくらいに思っておこう。また逃げは意外な戦法だったが、それなりのペースで行きながら6着に踏ん張ったストレンジラブもどこかで穴をあける可能性があり、ちょっとだけ注目しておく。
クラシックロードも本格化してきましたが、大物の出走が控えている牡馬に対し、牝馬路線もそれなりにコマが揃ってきた印象…今週末も2鞍ありますが、できればラブミーチャンは権利をとって欲しいですね~。そんな筋書きをJRAが準備しているかどうか…というのは邪推ですがね。