ここでは力が違うよ…~ダイヤモンドS回顧~
マイドです
今日もチャイナはお休み…でもって私も客人とゴルフ。正直、この方々が来なければもっと早く日本に帰れたんですが…まぁ楽しかったのでヨシとしましょう。スコアは…が降らなかっただけ…という事で。
そんな訳で明日、一時帰国します。その前に…重賞回顧をUPしようと思いますが、東西どっちから行きましょうかね~。やっぱり印を打ったダイヤモンドSですかね~。それでは参りましょう。
ダイヤモンドS
Lap:13.5-12.0-12.3-12.7-12.5-12.8-12.8-13.3-13.0-12.3-12.5
(前:37.8-50.5-63.0/60.5-48.0-35.9:後)
13 | ○ | フォゲッタブル | 3.32.6 | 11 | 10 | 10 | 10 | 中 | 34.9 | |
1 | × | ベルウッドローツェ | 3.32.8 | 1 1/4 | 2 | 2 | 3 | 3 | 最内 | 35.7 |
2 | ドリームフライト | 3.32.8 | クビ | 1 | 1 | 1 | 1 | 最内 | 36.1 | |
8 | △ | メインストリーム | 3.32.8 | 頭 | 13 | 14 | 13 | 13 | 内 | 34.9 |
10 | △ | トウカイトリック | 3.33.0 | 1 1/4 | 9 | 10 | 10 | 10 | 最内 | 35.3 |
6 | コパノジングー | 3.33.2 | 1 1/2 | 7 | 7 | 7 | 7 | 内 | 35.7 | |
9 | ▲ | メイショウドンタク | 3.33.3 | 1/2 | 11 | 12 | 13 | 12 | 内 | 35.5 |
3 | × | ヒカルカザブエ | 3.33.4 | クビ | 5 | 5 | 5 | 7 | 最内 | 36.0 |
5 | △ | ドットコム | 3.33.4 | ハナ | 2 | 2 | 2 | 2 | 内 | 36.6 |
14 | ビエンナーレ | 3.33.4 | 頭 | 4 | 2 | 3 | 3 | 中 | 36.3 | |
12 | ポップロック | 3.33.6 | 1 1/2 | 15 | 15 | 15 | 15 | 大外 | 35.5 | |
7 | × | モンテクリスエス | 3.33.8 | 1 1/4 | 10 | 8 | 7 | 7 | 外 | 36.3 |
11 | ダイワワイルドボア | 3.34.0 | 1 1/2 | 8 | 8 | 7 | 3 | 外 | 36.9 | |
16 | ◎ | エーシンダードマン | 3.34.1 | 3/4 | 6 | 5 | 5 | 6 | 中 | 36.9 |
15 | ハーマジェスティ | 3.34.6 | 3 | 13 | 12 | 10 | 13 | 大外 | 36.7 | |
4 | ジャガーメイル | 取消 | -- | -- | -- | -- |
想定通りにドリームフライトがハナ。テンこそさほど速くなかったものの、スタートの1Fを除けば道中で13秒以上を記録したのが僅か2回のみと緩みの少ないLap構成。隊列も長距離戦にしては大きくバラケずにまさにスタミナを求められる流れ…その上直線手前ではコンマ9秒ペースが上がっており、それなりの瞬発力も必要だったことは付け加えておきたい。
結果的に前に行った2頭が馬券圏内に残ったわけだが、この流れから見ても決して前有利だった訳ではない。豊富なスタミナに加え、軽量で気分良く行けた分、残しきれたということだろう。このような流れが再現されることは少ないが、今後も警戒すべき対象ということである。特に掛かり通しだったという2着馬は前付け→瞬発力での抜け出しの例はこのレースだけではないので、更に短いレースでもやれる可能性大。
順番が前後してしまったがお次はフォゲッタブル。中位追走から大外に出しての突き抜け…トップハンデでのパフォーマンスだけにやはりここでは役者が違ったということだろう。更に条件戦では見せていた瞬発力をこの舞台で見せることが出来たのは大きい。この距離に限って言えば、あまり流れは問われない差し馬だけに、かつステイヤーズステークス・有馬記念でのパフォーマンスを合わせて考えれば、阪神大賞典はもとより天皇賞でも上位扱いをしなくてはいけない馬である事は間違いなさそうだ。人気面を考えると個人的には阪神大賞典でいい勝負をする事を想定して、本番直行して頂きたいのだが…
4着メインストリームは勝ち馬より更に後方からのレース。どちらかと言えば底力勝負寄りの方がいい結果が出ている馬で、更に長距離適性が見て取れたということ…ただ前が落ちてきた分の4着という見方も出来、オープン以上で楽しみな存在かと言われれば??である。惜しかったのがトウカイトリック…一旦後方に下げてから、鞍上得意のイン強襲で前に迫ったが、なぜか2・3着馬の間のポケットのようなところに入ってしまい追うに追えず…この距離ならばまだ安定した結果を出せる馬である。
その他特筆すべき馬はいないが、少しだけ挙げると…ヒカルカザブエは、入線後下馬。結果異常なしのようだが、道中で何か違和感があったことは間違いなさそう。ペース適性としては上々の物を持っていただけに、間隔を開けずに阪神大賞典に出てくるようなら、疑ってかかった方がいいかも。最後に我が◎のエーシンダードマンは何故か前目からの競馬…いくらスタミナ自慢とは言え、外からロスの多い先行策では話にならない…狙いすぎ以前の問題。
毎年そうなのですが、この距離の重賞は各馬の今後を見据える上において、また予想段階でレース内の精査をするにおいて、評価に困ることが多いです。今年もスタミナ面での評価はできるので春天という部分には通じるやもしれませんが、2400m位までのそれ以外のレースを見る上ではあまり参考にならないというのが正直なところです。そんな中で面白いと思うのが2着馬…あくまで人気薄という事を条件に狙って面白い存在だと思います。