ウオッカのウオッカによる…=ヴィクトリアマイル回顧=
マイドです…古馬GⅠで７馬身差ってのは、ちょっと記憶に無いですね。おかげで2着以降の争いが見にくい見にくいwww。ま、直線半ばで私の馬券は散り果てたのは分かっていたのですが。はい、とりあえず回顧です。
Lap：12.2-10.8-11.7-12.0-11.9-11.2-10.8-11.8=1:32.4
（前：34.7-46.7/45.7-33.8：後）
ブーケフレグランスをショウナンラノビアが制しての先行策。後続もそれほど離されずにレースが進みました。ラストはウオッカが突き放した形になりましたが、少なくとも残り600の時点ではショウナンがハナであった事を考えると、後続に関しても瞬発力を要する流れだったと見て良いと思います。ただ前半の時計を見ても前を行く馬がそう楽なペース走れたかと言われればそうでもなし…その辺りのからくりは↓の方で、推測しようと思います。
↓ブログランキング参加中↓
励みになります！ポチたのんます～(´∀｀)
| 6 | ◎ | ウオッカ | 1.32.4 | 6 | 5 | 4 | 内 | 33.4 | |
| 2 | ブラボーデイジー | 1.33.6 | 7 | 3 | 4 | 4 | 最内 | 34.6 | |
| 1 | ショウナンラノビア | 1.33.8 | 1 | 1 | 1 | 1 | 最内 | 35.2 | |
| 5 | × | ザレマ | 1.33.8 | ハナ | 9 | 10 | 11 | 内 | 34.2 |
| 12 | △ | ジョリーダンス | 1.33.8 | 頭 | 9 | 10 | 10 | 中 | 34.3 |
| 13 | ○ | リトルアマポーラ | 1.33.9 | 1/2 | 7 | 7 | 7 | 内 | 34.6 |
| 18 | △ | ヤマニンエマイユ | 1.33.9 | クビ | 18 | 18 | 18 | 内 | 33.8 |
| 14 | △ | カワカミプリンセス | 1.33.9 | 頭 | 13 | 7 | 7 | 外 | 34.5 |
| 7 | レッドアゲート | 1.34.1 | 1 1/4 | 13 | 14 | 13 | 中 | 34.3 | |
| 4 | × | ブーケフレグランス | 1.34.1 | クビ | 1 | 2 | 2 | 内 | 35.4 |
| 10 | ムードインディゴ | 1.34.1 | 頭 | 11 | 12 | 16 | 中 | 34.2 | |
| 8 | チェレブリタ | 1.34.2 | クビ | 15 | 14 | 13 | 最内 | 34.4 | |
| 15 | サワヤカラスカル | 1.34.4 | 1 1/4 | 11 | 12 | 11 | 外 | 34.8 | |
| 16 | アルコセニョーラ | 1.34.4 | クビ | 16 | 16 | 16 | 外 | 34.5 | |
| 11 | ▲ | ヤマニンメルベイユ | 1.34.4 | ハナ | 3 | 3 | 2 | 中 | 35.6 |
| 17 | レジネッタ | 1.34.6 | 3/4 | 16 | 16 | 13 | 大外 | 34.8 | |
| 3 | マイネレーツェル | 1.34.8 | 1 1/2 | 7 | 7 | 7 | 最内 | 35.4 | |
| 9 | セラフィックロンプ | 1.35.0 | 1 1/4 | 3 | 5 | 6 | 中 | 35.8 |
勝った馬には特にいう事は無い…ただ強い馬が得意なペースで完璧に乗られるとこうなるという事だろう…鞍上もこの日に関しては実力を発揮したように見える。9Rは枠なりに中団のインから直線余裕を持って外に出しての２着…10Rにいたっては大外枠も最後方に下げてまでインを確保…直線徐々に外に出して早めに抜けた２・３着馬をきっちりと捕らえた。そんな騎乗に拘ったのはやはり“直線での向かい風”だろう。こんな風ならばやはり得策は他の馬の後ろに付けて風の影響を最小限にとどめる事だろう。それを特別３つできっちりと実践できる辺りはやはりただものではない…馬自身もあまり行きたがる所を見せなくなってきたし、完全に勝ちパターンを物にしたといえよう。ペース不問でこの力を出せるのだから、少なくとも東京ではちょっと逆らいようが無い。恐らく今後も東京以外は走らないだろうと思われる（個人的には安田⇒毎日王冠⇒秋天⇒ＪＣ⇒もしかしたら有馬と思います）が、安田記念でのディープスカイとの対戦が楽しみになってきた。
２着ブラボーデイジーは重賞を勝っているとは言え不良馬場＋ペース的にも恵まれたもの…その上瞬発力実績皆無（ちなみに唯一の瞬発力実績といえば新馬戦の３着くらい）ともなれば、個人的にはこの舞台では狙いようの無い馬である。ただし道中は逃げ馬のすぐ後、直線も勝ち馬に交わされるまでは逃げ馬を壁にして進み、抜けてからはその勝ち馬が通った道をそのまま使っての２着。かなり上手く乗られたといっていいだろう。よってこの馬自身の評価については今しばらく保留としておきたい。
逆に向かい風をもろに受ける終始苦しいレースを強いられたにも関らず、ギリギリ凌いで３着のショウナンラノビアはそれなりに価値のあるレースだったように思える。前に言ってそれなりのペースを作りながらも瞬発力をも繰り出せるだけに、距離がこなせるのであれば牝馬重賞戦線でもいいところはかなりありそうだ。
４・５着は直線で内を回した差し馬が入線。特にザレマに関しては直線でも内を上手く捌いての物で、好騎乗が目立ったのだが、逆に言えば少しの出遅れでポジション取りが出来なかった前半が悔やまれる。ジョリーダンスはそれなりの正攻法…7F特化型の馬というのはそれ以外の距離では掲示板下位が限界なだけに、それを地で行った格好になるか。スワンSまでは休憩でいいだろう。
そういう意味ではうまく風を避けるように立ち回れなかったのが６着リトルアマポーラ…あまり伸びない馬場の外に加え、風の影響があれば仕方の無い部分があるやも知れないが、それを跳ね返すだけの実力が無いのも事実…鞍上は距離が短いという談話を残していたが、個人的にはそうは思えない。ただこの距離での時計の裏付けが無いのも事実で、そういう意味ではもう少し距離があった方がいいのかもしれない。
カワカミプリンセスは惨敗と言っていい結果。後方から早めに外を上がっていったものの、マイルでの瞬発力比べではやはり分が悪かったのだろう。ただあらゆる物を跳ね返せそうな雰囲気を醸し出していた２年前にはもう戻れないというのもはっきりした…すなわち逆流を跳ね返すだけの力が無いという事である。個人的に好きな馬なので追いかけたいが、人気と対比しても買えそうに無いレースが続くであろう予感。唯一可能性がありそうなのはエリ女と思うが、今週出てくる新たな怪物に太刀打ちできるまでに戻せるのかどうか…
２着馬の時計は1:33.6なだけに、瞬発力勝負とは言えもう少し後の馬がやれるのではないかという印象は拭えませんが、その辺はやはり風の影響がたぶんにあったのではないでしょうか。そのあたりまで読みきるのは至難の業ですな…今日のところは完敗という事でwww。
↓ブログランキング参加中↓
励みになります！ポチたのんます～(´∀｀)
