重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

オークス予想

明日は5時起きで出張に出ますので、じっくりと競馬は出来ないのですが、G1予想をすっ飛ばす訳にはいきませんので早めのUPをしようと思います。ただ馬場状態がね…雨予報だった土曜日も結局最終までほとんど雨が降りませんでしたし、振り出しがかなり遅れているのかもしれません。日曜も一応昼頃には上がる予報にはなっていますが、それもどうなる事やら…東京は今週からCコースになって悪い部分がすっぽりと隠れ、内がかなり伸びる…というか内が悪くないので外を回る分がロスになる…みたいな状態に戻ってしまっています。まぁ実馬券を買う段階は馬場状態すら分からない時間帯でしょうから、色々考えても仕方ないのですがねww。基本的に外に厳しい馬場で重⇒稍重への回復途上という事で予想してみましょう。

で、ペースなんですが、桜花賞で逃げた馬はどこにもおらず、トライアルで先手を取ったアロマキャンドルと外からエアパスカルが行くくらいでしょう。桜花賞の速いペースでもハミを噛み気味だったエアパスカルの暴走シナリオも無きにしも非ずで、何とも言えませんが、空気の読める大先生の事…少々速くなっても中盤はしっかり緩んでの瞬発力勝負にしてくれるでしょう。

シャランジュ:最後方から直線だけの競馬にかけて何頭負かせるか?だけの競馬なのだが、ペース的には緩まない時の方が好走が多く、今回はペースの恩恵も無さそうだ。ただ距離は苦にしなさそうなので、内を付くと言う条件なら、上位に顔を出す事も出来るかも知れない。印が回っても最後方辺り。

ハートオブクイーン:桜花賞で底力面での素地は見て取れたが、瞬発力面では…道悪実績はあるが、触手動かず。

アロマキャンドルスイトピーSはかなりの切れを見せ、瞬発力特化型であることを再認識した。流れ的にはここでは買わないといけないタイプの馬なのだが、スイトピー組という事が触手を動かしづらくしているのは間違いない。やはり押さえまでの評価が妥当か…

レッドアゲートトライアルでは前々の競馬から追い出しを極力遅らせた瞬発力勝負で快勝。またフラワーCでの持続力勝負を勝ち馬にきわどく迫ったパフォーマンスは勝ち馬以上と見ていい。2月の高レベル条件戦での走りから底力面での裏付けも見て取れ、枠的にも比較的自在な動き(労せず好ポジションを取れそう)が可能。そう…この舞台を走るに最も条件の揃った馬と言えそうだ。それだけにこの人気も仕方ない所で、それでも買わなければいけない馬と言う事だ。

ムードインディゴ忘れな草賞は底力を前面に押し出しての快勝…で未知の魅力が…と言いたいのだが、例年のここからの臨戦組と違い、この馬はチューリップ賞フラワーCに出て届かずに桜花賞に出られなかった馬であり、上位との力の比較は済んでしまっていると言ってもいいか。ペース適正的にも狙える馬ではない。

エフティマイア桜花賞は終わってみれば一番強い競馬をしたのかも知れない。その底力面に加え、新潟2歳での瞬発力と好位での競馬が可能なこの枠なら、もう一匹のドジョウがそこにいるかも知れない…ただ買い時は間違いなく前走時だったような気が。

ブラックエンブレム桜花賞は痛恨の出負けで特に見せ場も無かったわけだが、それを除けばレース振りは優秀と言っていい。ただそのほとんどが底力寄りのレースで現時点では想定ペース下での適正は薄いと言わざるを得ない。少なくともレッドアゲートよりは上の評価になる事は無いだろう。

マイネレーツェル桜花賞も終わってみればさほど負けていない…混戦のフィリーズレビューもしっかりと差しきっており、混戦になればなるほど顔を出すタイプの様な気がする。これまで短距離中心に使われてきた辺りを見ても距離に自信が有るわけでもないし、瞬発力勝負が合う訳でもないのも百も承知で少しだけ狙ってみたい。

ライムキャンディ:瞬発力で上位なのはクイーンCで実証済みで、ペース的に狙えないことは無いが、前走の負けっぷりがひどい。少なくとも勝ってないとここでどうこう言われる資格すらない。

レジネッタ桜花賞は底力ベースに加え、脚を伸ばす瞬発力をも見せたベストと言える条件だったのは間違いない。ただ瞬発力面で上位かと言われれば、答えはNOでありペース面での恩恵が無さそうな今回は狙いが下がるのは必然。に加え、この馬の2冠イメージがどうしても湧いて来ない。

ジョイフルスマイル:うーん。来たら諦めるしかないな。

ソーマジックアネモネS桜花賞共に持続力を発揮しての上位入線。東京でも勝ち鞍は有るが、7F戦の物でそれ以前はダートだっただけに純粋な瞬発力勝負は未経験という事。力は有るだけにその部分に魅力を感じてしまうのが正直な所で、印は進呈する事にする。アネモネSの内容からも道悪も苦にしそうに無い事は付け加えておこう。

スペルバインド瞬発力特化型だけにスイトピーSの差し脚はそれなりに評価できるが、やはり勝っての参戦で無いとここでの評価対象にするには、少し苦しい気がする。

カレイジャスミン前走はマイペース+勝ち馬にかなり可愛がってもらっての物。更に距離伸びるこの舞台であれ以上のパフォーマンスが望めるとも思えず、こちらにドジョウはいそうに無い。

トールポピーペース的に何ら問題なかった桜花賞での敗戦は不可解だったが、それを度外視したとしても底力勝負の方がパフォーマンスとしては優秀であり、ここの狙い目からは外れてくる。枠的にも脚質的にも内に入れての競馬は難しそうで、枠的にも苦しい戦いを強いられそうだ。

エアパスカルこちらは瞬発力特化に加え、前で競馬をしたい馬。それだけにこの枠はすこし不利に映る。更に上手く事が運んだとしても、この長い直線で最後まで残せそうなイメージは浮かばない。

オディール:人気の一角を背負った桜花賞では謎の惨敗。一説では調整が軽すぎたという事も言われているようだが、今回の過程を見ればその面では問題無さそうで、前走を完全に無視する事も出来るかもしれない。瞬発力ではここでも上位だが距離面では微妙…外を避けてスタートから下げる競馬をすれば、上位進出の目も出てくるかもしれない。一気に人気を下げたので少し狙ってみたい気がする…というか、その為の口実を作った感じ。

リトルアマポーラ桜花賞の敗戦は出負けに加え、瞬発力比べにならなかった中での物で、その中での5着は言い訳は出来る敗戦と言って良いだろう。今回の想定ペースでは適正十分、距離的にもそう苦にしそうに無いので、やはりここでは上位の扱いは必要だろうが、色気を持って競馬する以上、イチかバチかの競馬はしないだろうし、コース的なロスは心配材料で、突き抜けるには一工夫必要な感じはある。

◎ 04 レッドアゲート
○ 18 リトルアマポーラ
×1 13 ソーマジック
×2 07 ブラックエンブレム
△1 17 オディール
△2 06 エフティマイア
△3 10 レジネッタ
△4 03 アロマキャンドル
△5 08 マイネレーツェル

◎はすんなり決まりましたが、対抗を決めるにあたりかなり悩みました。結局総合力でリトルを上位にしたのですが、ちょっと引っ掛かる部分もありますね…何より上位3頭が1~3番人気ってのが自分的に全く気に入ってないのですがww。

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