重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

NHKマイルC予想

前売り1番人気が5倍台の大混戦…正直、どの馬を買えばいいのか全然見当がつきませんwww。このエントリを完成させながら考えていくとしましょう。もう一つの不確定要素は馬場…土曜は稍重でレースが終わりましたが、準メイン辺りからは内を避けて通る馬が続出…明らかに稍重の状況ではありませんでした。しかし、乾きだせば速く、しかも内から乾いてくる馬場だけに、どの時点で雨がやむのか?実はこれが一番の予想のキーだったりします。

馬場は今から予想しても意味ありません…ひとまず、展開から…といってもこちらは分かりやすく、ダンツキッスイの単騎…しかもかなり速いペースでの先行策と見て間違いないでしょう。またエイムアットビップや前走、中途半端な競馬に終わったゴスホークケンもそこそこ行くでしょうし、底力ベースでの力比べ、馬場を考えても瞬発力特化型はここでは厳しい戦いを強いられそうです。


サトノプログレス勝利が中山8F+東京の未勝利戦では瞬発力勝負で取りこぼしていると言う時点で底力勝負での下地は無いわけがない。本来は東京不向きとしたい所だが、今回の流れならそういう事も言い辛く、決して無視は出来ない存在。ただ典型的な中山巧者って他では本当に走らない(キングストレイルの様に)ので、全幅の信頼が置けるかと言われれば、そこまでは無い感じ。

スプリングソング勝利でのマイル勝ちはあるものの内容的には評価出来ないし、前走の決め脚を見ている限り短い距離の方が良さそう。

レッツゴーキリシマ京成杯・朝日杯での前傾Lapからの粘りこみ、更にきさらぎ賞では一貫Lapの中、一番馬場の良くない所を通っての4着と底力・持続力での裏付けは十分。プラス皐月賞では瞬発力勝負でも最後まで止まらずに5着と力の有るところを見せただけに、距離短縮で臨めるこの舞台では一番好走できる下地は揃った。湿った馬場も問題なく、この人気なら狙って損はない。

ブラックシェル過去の戦歴を見る限り、かなり瞬発力に寄った所での好走が目立ち、この流れでの狙い目は立たないのだが、弥生賞皐月賞の走りを見る限り、東京代わりは間違いなくプラス…5番人気なら押さえる価値は有るかもしれない。

エイムアットビップ:桜花賞時点でも書いたが、流れは合えどマイルの距離は微妙に長い気がする。牡馬一線級(?)との戦いで太刀打ちできるかは…

ドリームシグナル底力を求められた京王杯・シンザン記念で好走、一息入れてスプリングS皐月賞で敗戦。この2回の敗戦を瞬発力よりの流れが向かなかったと判断すると、今回好走出来る流れにはなりそうだ。ただ展開の助けが必要と思われ、3着くらいならが妥当な線ではないだろうか…

サダムイダテン馬場はプラスに働くかもしれないが、現状で瞬発力特化型の印象は強く、ここでは狙えない。その上6番人気…それならばもう少し他の馬を買いたい。

ディープスカイ澱みの無い流れになった毎日杯を中団から余裕たっぷりに追走し抜け切った辺り、それ相応の底力Lapへの対応は可能と思われるが、このレースしかり、アーリントンCしかり瞬発力で勝負して結果を出しており、この馬場がプラス材料とは言い難いのではないだろうか?人気だけに勝ちに行く競馬をすると、最後止まってしまう可能性も有ると思う…って、鞍上が鞍上だけにしっかり溜めて乗る可能性大ですな。印は進呈します。

ゴスホークケンNZTの予想でも書いたが、緩まない流れを自ら作った上に上がり最速をマークした朝日杯は圧巻の一言。そのNZTで休み明け・外枠と不利な条件が重なっての1秒差をどう見るか?少なくとも今回も逃げの手は打てない訳で、そうなれば受けに回って失速した東スポ杯が頭をよぎる。更にスピードを生かすタイプにこの馬場はプラスになるとも思えず、能力は買えど、ここで大きく狙うのはちと危険ではないだろうか?

ダノンゴーゴー3走前のマイル戦、消耗戦に近い流れを中団から伸びきれず3着…これではここでの好走は望めそうも無い。

ファリダット距離短縮で挑んだマーガレットSが圧巻の競馬。それまでに負けた3戦がともに瞬発力寄りの流れだった事を考えても、底力勝負の方が絶対に向いている事は確かだろうし、馬場的にも瞬発力が行きそうに無いのはプラス材料。スプリンターかマイラーか試金石の一戦になりそうだ。週中は消せないかと考えていたのだが、3番人気なら無理して消す必要も無いかと…

エーシンフォワードダンツキッスイがペースを作る2戦で共に差しに回り上手く脚を溜めての2着。今回も同様の流れが見込めるこの舞台では特に消す材料も見当たらない。特に終始外を回らされながら前にきわどく迫った前走は評価でき、この人気なら積極的に買うべき馬で有ることは間違いない。

アポロドルチェ京王杯では前傾気味のLapの中、外から見事な末脚を披露したが、年明け2戦は緩まない流れを共に見せ場無く終わっており、距離面での不安はやはり拭えない。道悪はこなせそうで外差し馬場になれば突っ込んでくる可能性も無きにしもあらずだが、印を回すまでは…

ダンツキッスイ取る戦法はいつもと同じだろうが、その流れを作ってG1で残せるほど甘くはないだろうし、それだけの能力が有ると思えず…ただ怖いのがドロドロ馬場になって、各馬外を回す中の内での粘りこみ…プリンシパルを見た後だからそんな事を考えてしまうのだろうか?ま、考えすぎという事で無印にしておく。

うーん、やはり頭数は絞れない上に、馬場が回復傾向でメインレースを迎えるのか?それが叶わないのか??これが分からない事には最終の印が打てそうにありません。ただ、Yahooのピンポイント予報でも終日小雨になってますし、明日はメインまでに5つ芝のレースが組み込まれているだけに、外もそれなりに伸びるという前提で印を打っておきます。馬場状態を読み違えた場合は印の変更も有ると思いますが、その場合は修正エントリを立てようと思います。

◎ 16 エーシンフォワード
○ 15 ファリダット
▲ 05 ブラックシェル
×1 04 レッツゴーキリシマ
×2 01 サトノプログレス
△1 09 ディープスカイ
△2 07 ドリームシグナル
△3 11 ゴスホークケン

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