重賞回顧ブログ~The結果論~

レースの後からなら何とでも言える。そんな結果論から次の当たりを導き出すBlogです。

ニュージーランドT回顧

マイドです。広州は遂に夏になってしまいましたorz...すでにエアコンの除湿が入っていますwww。それと同時に”蚊”サマも大量発生…すでに相当いかれちゃってます…去年、ここで散々文句を書き散らかしたら、次の日に大逆襲に遭いましたので、今日は控えめにしときます。

ただ、頼むからどっか行って欲しいです…マジで。

さて、ニュージーランドトロフィーの回顧に行きましょうか。

jpn2_pict.gifニュージーランドトロフィー
Lap:
12.5-11.0-11.0-11.4-11.8-12.0-12.4-12.9=1:35.0
(前:34.5-45.9/後:49.1-37.3)

内から好発したのがスペシャブレイドサトノプログレス。ただ、すぐさまダンツキッスイがハナを取り、ぐんぐんスピードを上げていきます。一時は10馬身ほど離していたので、もちろんこのLapを鵜呑みにする事は出来ませんが、コース形態から考えても瞬発力を必要とするレースにはなっていないと思われます。


サトノプログレス(1着)05-04-05-04 最内
好発からスッと好位のインをキープして、脚を溜めながらの追走。直線に入り、いち早く前を捕らえにかかり、ゴール前100mで前を捕らえ…そのままと思いきや、最後はさすがに止まり気味になり、何とか1着を死守。とは言え最も強い競馬をしたのはこの馬だろうし、レース内容・騎乗ぶりにケチをつけるつもりは全くなく、底力・持続力の面では一級品で有ることを証明したと思う。ただ東京での新馬・未勝利の瞬発力勝負で取りこぼしているように、切れ味面での裏付けがイマイチ無いだけに、東京に変わった本番でも…と言われると、半信半疑な面が大きい。

エーシンフォワード(2着)10-11-09-11 外
出は悪くなかったが、中団からの競馬。終始外を通らされていたせいもあって4角ではかなり外を回って直線を向くが、力強い伸び脚で前に迫った。ここ2走はダンツキッスイの作るハイペースに乗じて上位入線しているが、アーリントンCでは中盤を溜めて仕掛けを遅らせて上位入線しているだけに、それなりの瞬発力も有していそうで、今回の好走で本番も怖い一頭になってきたと思う。

○アサクサダンディ(3着)13-13-14-13 最内
出負けして後方からの競馬も馬群の内につけてじっくりと脚を溜めていた。そこから外に出す訳にもいかず直線も内を付くが、かなり窮屈な競馬に…それでもゴール寸前であわや2着まであるかという所まで持ってきた。ペース面を考えると結果的に出遅れたのは良かったのかも知れないが、もともと瞬発力上位の馬だけに、急流でもしっかりと結果を出せたのはやはり大きい。後は本番でどれ位人気するか?

△ホッカイカンティ(4着)10-13-12-11 中
コチラも若干出負け気味…まして大外ならこの位置取りも仕方なしという感じだったが、直線外に出してぐいぐいと伸びてきた。やはり距離はこの位がベストと思われる。中京2歳Sでの勝ち方を見てもNHKマイルでもそこそこやれそうな予感。ただ賞金面で出られるかどうか…

レオマイスター(5着)13-12-09-08 内
後方から内をついてかなりきわどい所まで追い上げた。内の窮屈な所を通ったとは言え、ひいらぎ賞同様、ペースに助けられた(プラス今回は鞍上の好判断)感は強く、今回はそれ以上の評価は出来ない。

△ロードバリオス(6着)02-03-03-03 内
番手から先頭に並びかけた時にはもう勝ち馬に交わされる寸前…その割りには大きくは負けておらず、力は出し切った敗戦と言える。ただスピード偏重型と言う訳ではないので、メンバー次第ではもう少し長い距離でもやれそうな気はする。

ダノンゴーゴー(7着)16-16-14-13 大外
出遅れもあったがいつもの通り後方からの競馬…4角では大外ぶん回して追い上げたが、前走の様な脚は見られず。コースロスはあったもののペース的に届かない流れでは無かっただけに、このクラスと競馬をするなら距離は短い方がいいという事。もちろん東京変わりはマイナス。

ダンツキッスイ(8着)01-01-01-01 最内
前走同様の戦法も、坂の途中で急激にストップ。ただいつもの通り大負けはしておらず、府中に変わればもう少しやれると思う。マークが薄くなるのであれば狙ってみて面白いかも?

ゴスホークケン(12着)04-04-03-04 中
外から先行集団に取り付くも、4角手前ですでに手応えは無かった。数字が示すとおり明らかに次を見据えた作りだったのだろう。ただ本番も現状の様な競馬で勝負するなら明らかにダンツキッスイは邪魔な存在。ただ差しに回って良いかと言われれば現状、そのようなイメージも無く、本番でも取捨に悩まされそうだ。

前哨戦としてはなかなか見ごたえの有るレースになりました。皐月賞からの転戦もいるだろうし、まだ完全ではありませんが、このレースで本番に向けて、各馬の整理がだいぶ出来てきましたね。

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